パワーヨガとは?効果やおすすめヨガポーズ、ピラティスとの違いを初心者向けに解説

パワーヨガとは?効果やおすすめヨガポーズ、ピラティスとの違いを初心者向けに解説

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「パワーヨガとは何なの?」
「パワーヨガの代表的なヨガポーズを知りたい」
「パワーヨガとピラティスの違いは?」

ヨガスタジオでよく聞くパワーヨガっていう言葉は知っているけど、どんなヨガなのかわからないから知りたいという人は多いです。
もしくは、パワーヨガを知って、今よりさらにヨガを深めたいという人もいるはず。

チカちゃん

こんにちは!パワーヨガのバランスポーズが大好きなチカです。ヨガ講師をしています。

パワーヨガを知ると、今行っているヨガが物足りなくなるかもしれません。
なぜならパワーヨガは、他のヨガにはないエネルギッシュさを持っているヨガだからです・・・!

一言で言うと、パワーヨガとは「特有の呼吸のリズム」に合わせて「連続性のあるポーズ」を行う強度の高いヨガスタイル。

パワーヨガを知ると、「こんなエキサイティングなヨガの種類もあるのね~」と試したくなる人も多いはず。
この記事を読んだ後にヨガを実践したら、ヨガへの理解度が高まるので、効果が出やすくなってもっと楽しめるようになるはずです。

ということで、記事前半では、パワーヨガとは何かパワーヨガの特徴や効果、よく比較されるピラティスとの違いを解説します。
記事後半では、パワーヨガ初心者でも実践しやすいヨガポーズと中・上級者向けヨガポーズを合わせて7つ紹介していきます。

それでは、まいりましょう。

▼この記事の制作に協力いただいたみなさま

  • 監修者のイメージ「RIHO」

    RIHO NOMOTOさん
    ■ヨガ講師
    ■LIBERTY YOGA主宰

    ヨガ歴9年、資格取得後ヨガ講師歴8年。世界各地でヨガのレッスンを受け、2018年独立。世界各地のヨガレッスンを受ける中で芽生えた「ポーズを味わってほしい」「間違えたアライメントを直したい」「呼吸に意識を向けてほしい」という想いを形にするために、少人数制・マンツーマンでのレッスンを提供。普段はお客様のご自宅・就労支援施設・老人ホーム・ヨガスタジオ(LIBERTY YOGA)でレッスンを行っている。
    Instagram:@riho_libertyyoga

  • 監修者のイメージ「渡邉宏佳」

    渡邉宏佳さん
    ■ヨガインストラクター
    ■全米ヨガアライアンスRYT500
    ■神梅館代表

    大正11年から続く古民家の隠れ宿「神梅館」の代表。ヨガインストラクターとしてのご経験を活かして旅館代表も務めている国内でも稀有(けう)なご存在。腰が低く、親切丁寧な対応をしてくれると話題になり、ヨガリトリートとして群馬県みどり市にある神梅館を訪れる人も。四季の豊かな旅館の特色を活かした集中力が高まるパーソナルレッスンやグループレッスン、滝ヨガやSUPヨガも人気。
    Instagram:@hiroka_watanabe

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    大野香緒里さん
    ■エステサロン[FELIXIA]プロデューサー
    ■ヨガ歴10年
    ■全米ヨガアライアンスRYT200認定インストラクター
    ■ヘビーヨガインストラクター1級&ベビーマッサージ&インファントサイン&ベビーアロマ&マタニティヨガインストラクタープライマリー
    ■心理カウンセラー2級

    ヨガインストラクターが作ったエステサロン[FELIXIA]では、筋肉や骨格に合わせた専門性の高い施術を提供。また4人の子供を育てながら、都内で完全プライベートレッスンを主催。その他ヨガイベントにもインストラクターとして参加。ハタヨガ、ヴィンヤサ、マタニティヨガ、産後ヨガ、妊活ヨガ、リストラティブヨガなど、女性特有の悩みや、ライブイベントに関する体と心のサポートを、ヨガを通してサポートする活動をしている。
    Instagram:@kaori.yogastyle

  • 監修イメージ「笹田なぎささん」

    笹田なぎささん
    ■全米ヨガアライアンスRYT200認定インストラクター

    ヨガインストラクター・ダイエットトレーナーとして活動中。デスクワークが続き、身体の凝りや疲労に悩みヨガを学び始めた。スタジオ、産婦人科、介護施設、サークル講師など、対面・オンラインレッスンを行っている。
    Instagram:@kaori.yogastyle

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    ■ヨガインストラクター

    「身体を感じるヨガ」をテーマにオンラインでのパーソナルヨガを提供しているヨガインストラクター。
    インナービューティーも大切にしていて、Instagramでは美肌になるための情報も発信している。

目次

パワーヨガとは?

パワーヨガとは?


パワーヨガとは、アシュタンガヨガの呼吸法を重視した基礎の上に、アイアンガーヨガのヨガポーズや流れを組み合わせたヨガのスタイルです。
アメリカで生まれたもので、特にシェイプアップや体力向上に焦点を当てており、短期間で効果を実感しやすいのが魅力です。

パワーヨガを知るためには、以下の2つを知っておくとより知識が深まります。

・パワーヨガの歴史
・パワーヨガの特徴

上記2つについて解説をしていきますね。

パワーヨガの歴史について

パワーヨガの歴史、アメリカ発祥のイメージ


パワーヨガは、1990年代にアメリカで誕生したヨガの形態で、古典的なアシュタンガヨガとアイアンガーヨガの要素を取り入れつつ、現代のライフスタイルに合わせた動的なエクササイズが特徴です。

パワーヨガは、バロン・バプティスト氏やブライアン・ケスト氏といったヨガの先駆者たちによって開発されました。

ハリウッドの著名人たちが美しさを保つ手段としてパワーヨガを取り入れてから、パワーヨガの人気は一気に世界中に拡大。

初心者からでも始めやすく、効率的なダイエット効果が期待できるため、多くの人々に受け入れられています。

現代人の健康とフィットネスへの関心が高まる中、ニーズに応える形で進化し続けているヨガのスタイルです。

パワーヨガの特徴

パワーヨガは運動強度が高い特徴がある


パワーヨガは、伝統的なヨガのポーズにダイナミックな動きと筋力トレーニングの要素を取り入れたスタイルです。

他のヨガとの最大の違いは、運動強度にあります。
筋肉を強化しながらも心と体のバランスを整えるのを目指しているヨガスタイルです。

パワーヨガはスラスラと流れるような動きで体温を上げ、発汗を促しながらデトックス効果も期待できます。
また、パワーヨガは体幹を鍛えて姿勢を改善し、内臓機能を向上させる効果も。

さらに、高い集中力を要するため、ストレス解消にも効果的とされています。
運動不足解消やダイエットにも役立ち、活力あふれる生活を送りたい人にも適していると言えるでしょう。

パワーヨガの効果・メリット

パワーヨガは、運動量が多いため、他のヨガスタイルに比べて筋肉に適度な負荷をかけることが特徴で、結果として筋力向上やダイエットにも効果的です。

さらに、パワーヨガは特有の呼吸法によってストレスの軽減や心の安定性を高める精神的効果も。

他にも以下のような6つの効果が期待できます。

パワーヨガの効果・メリット6つ
  1. ダイエット効果
  2. 体幹強化
  3. ストレス解消
  4. 自律神経を整える
  5. 姿勢改善
  6. 内臓機能を向上

上記の効果について解説をしていきますね。

ダイエット効果

パワーヨガの効果「ダイエット効果」


パワーヨガに取り組んで、ダイエット効果を期待する人は多いです。

パワーヨガは、高い運動強度とダイナミックな動きが特徴で、カロリー消費を促進します。
実際に、パワーヨガのセッションでは、1時間で300~600キロカロリーを燃焼できると言われているんです。
運動の中でも消費カロリーの多い水泳と同等レベルでカロリーが消費できます。

また、筋肉を鍛えて筋肉量がアップするので、基礎代謝が向上し、脂肪燃焼効果が長時間続くのもダイエット効果が高い理由のひとつです。

さらに、パワーヨガは全身を使うため、特定の部位だけでなく、体全体のシェイプアップにも役立ちます。

定期的に実践すれば、全身の筋バランスが整い、見た目にもスリムな体型が期待できるでしょう。
心地よい汗をかきながら、体の内側から健康と美しさを手に入れられますよ。

体幹強化

パワーヨガの効果「体幹強化」


パワーヨガは体幹を効果的に鍛えられます。
パワーヨガは、ただポーズを保持するだけでなく、ポーズとポーズとを流れるような移行が求められるので、体幹の筋肉を刺激し、強化していくんです。

そもそも体幹とは、私たちの身体の中心部分。
日常の動作やスポーツパフォーマンスにおいて重要な役割を果たしています。

強化された体幹は、姿勢を正す助けとなり、日々の生活においても背筋を真っ直ぐに保ちやすくなるんです。
体幹が強化されると、普段の姿勢がラクにとれるようになるので、疲れにくくもなりますよ。

ストレス解消

パワーヨガの効果「ストレス解消」


パワーヨガは、ストレス解消にも効果的。

パワーヨガのセッション中は、集中力を高めるために日常の悩みから距離を置けます。

また、ウジャイ呼吸と呼ばれるパワーヨガ特有の呼吸法を用いて、心身のリラクゼーションを促し、ストレス軽減に繋がるのです。

体を動かしながら深い呼吸を行えば、心地よい疲労感とともにリフレッシュできるのが、パワーヨガの大きな利点。

また、体幹を鍛えて姿勢が改善されれば、内臓機能の向上にも役立ちます。
内臓機能が向上すれば、自律神経のバランスを整えられて、結果としてストレス耐性の向上が期待されるんです。

自律神経を整える

パワーヨガの効果「自律神経を整える」


パワーヨガは自律神経のバランスを整える効果があります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、これらのバランスが崩れるとストレスや不調を感じやすくなります。

パワーヨガのポーズや呼吸法は、自律神経系を調和させる効果が期待されているんです。
特に、ウジャイ呼吸と呼ばれる特有の呼吸法は、副交感神経を活性化させる効果がわかっており、心身のバランスを整えるのに役立ちます。

さらに、パワーヨガは筋肉を強化し、血流を促進する効果があります。これによって、体内の酸素供給が向上し、自律神経の機能をサポートできるのです。

定期的にパワーヨガを行うことで、睡眠の質の向上や集中力のアップなど、自律神経が整うことによる様々なメリットを感じることができるでしょう。

また、適度な運動と深い呼吸は、ストレスホルモンのひとつであるコルチゾールのレベルを下げるのに効果的。
パワーヨガによって、心身の緊張が解け、自律神経のバランスを改善できるんです。

姿勢改善

パワーヨガの効果「姿勢改善」


パワーヨガは、姿勢を改善する効果も期待できます。
日常生活で猫背になりがちな人やデスクワークで肩こりを感じる人にとって、パワーヨガは大きな助けとなるでしょう。

パワーヨガは、筋肉をバランス良く鍛え、背骨を正しい位置に導けるので、姿勢を自然と整える効果があるんです。
特に体幹を強化するポーズは、腹筋や背筋を鍛え、姿勢を支える基盤を作ります。

また、正しい姿勢は呼吸を深め、ストレス解消にも繋がるため、メンタル面の向上にも役立ちます。
気持ちの落ち込んでいるときは猫背になりやすいという体の仕組みもあるので、メンタル面の向上によって猫背になりにくい心身の環境を整えられるんです。

内臓機能を向上

パワーヨガの効果「内臓機能を向上」


パワーヨガにおけるウジャイ呼吸法は、喉を狭めることで特有の音を発しながら鼻から息を吸い込む技術です。

呼吸によって横隔膜が収縮して内臓をマッサージするイメージ

ウジャイ呼吸における深い呼吸は横隔膜の活動を促し、内臓にポジティブな影響を与えるとされています。
というのも、横隔膜の活動は、内臓をマッサージするかのように筋肉が収縮するからです。

呼吸筋の運動により体の中心部が温められ、特に運動不足や体の冷えを感じる人にとって、内臓機能の促進につながる温かさを実感できるでしょう。

パワーヨガの代表的なポーズ7選

パワーヨガの魅力のひとつは、体幹の強化に特化したバランス系ポーズが豊富にある点。
というのも、バランスポーズは筋肉の調和と力強さを高めるのに役立つんです。

今回は、パワーヨガでよく行われる代表的な以下のポーズを7つ紹介!

パワーヨガの代表的なポーズ7選
  1. 太陽礼拝
  2. 木のポーズ
  3. サイドプランク
  4. ウォーリア1
  5. ウォーリア2
  6. カラスのポーズ
  7. 蛍のポーズ

パワーヨガで最も代表的な太陽礼拝のやり方を解説した後、難易度の易しい順にやり方解説をしていきます。
後半で紹介するポーズは中・上級者向けです。

あなたの今のポーズレベルに応じてぜひ一緒に試してみてください。

それでは、ヨガポーズの解説をしていきますね。

太陽礼拝A

STEP
タダーサナ(山のポーズ)
太陽礼拝A-1:山のポーズ(ターダーサナ)

立位ポーズの全ての基本となる姿勢です。胸を開いて背筋を伸ばし、頭頂が空に引っ張られるイメージ。足指、足裏全体で大地をグッと掴みます。反り腰にならないように、おへそはお腹に引きこんで。

STEP
ウルドゥバハスターサナ【吸う】
太陽礼拝A-2:手を上にあげるポーズ(ウールドヴァハスターサナ)

手を上に上げるポーズ。太陽を仰ぎます。タダーサナから手を上に伸ばし、首の後ろが潰れないように耳と肩を遠ざけて、反り腰にならないように腹筋も意識して。

STEP
ウッターナアーサナ【吐く】
太陽礼拝A-3:立位前屈のポーズ(ウッターナーサナ)

立位前屈のポーズ。ウルドゥバハスターサナから頭頂を遠くに通すように背骨を伸ばしたまま前屈。膝は軽く曲げても大丈夫なので、腰は丸めず股関節から屈曲します。胸と太ももを引き寄せるように。

STEP
アルダウッターナーサナ【吸う】
太陽礼拝A-4:半分の立位前屈のポーズ(アルダウッターナーサナ)

半分の立位前屈のポーズ。骨盤から半分だけ前屈するように胸と背中を真っ直ぐ伸ばします。耳と肩を遠ざけるように首は長くして。

STEP
プランク【吐く→吸う】
太陽礼拝A-5:プランクポーズ(クンバカーサナ)

アルダウッターナーサナから流れるように

ジャンプバックor片脚ずつ大きく後ろに引きます。頭の先から踵まで真っ直ぐな一枚板になるように。腕力だけで体重を支えようとするとお腹が落ちます、下腹部を引き上げるように腹筋も意識して。

STEP
チャトランガ【吐く】
太陽礼拝A-6:膝をついた四肢で支えるポーズ(チャトランガターダサナ)

プランクから脇をしめて肘を90度に曲げます。

肘と肩を後ろに引くようなイメージで首は長く保ち、体幹を使って全身を均等に大地に近付けます。

STEP
アップドッグ【吸う】
太陽礼拝A-7:アッパードックのポーズ(ウールドヴァムカシュヴァ―ナーサナ)

チャトランガから背筋を使って胸を開きながら掌で大地を押し上体を持ち上げて視線は斜め上。同時に足の甲で大地を押すようにして、両手と足の甲だけで全身を支えます。おへそを背中に引き寄せるイメージで、腰を反らないように注意しましょう。コブラのポーズでもOKです。

STEP
ダウンドッグ【吐く】
太陽礼拝A-8:ダウンドックポーズ(アドームカシュヴァーナーサナ)

アップドッグから吐く呼吸で下腹部の腹筋を意識しながらお尻を持ち上げます。膝を曲げていても、踵が浮いていても大丈夫、猫背にならないように背中は真っ直ぐ、お尻の先を空に高く突き上げて。3〜5呼吸キープします。

STEP
アルダウッターナーサナ【吸う】
太陽礼拝A-9:半分の立位前屈のポーズ(アルダウッターナーサナ)

4ポーズ目と同様の、半分の立位前屈のポーズ。ダウンドッグからジャンプインor片足ずつ前に踏み込みます。骨盤から半分だけ前屈するように胸と背中を真っ直ぐ伸ばし、耳と肩を遠ざけるように首は長くして。

STEP
ウッターナアーサナ【吐く】
太陽礼拝A-10:立位前屈のポーズ(ウッターナーサナ)

3ポーズ目と同様の、立位前屈のポーズ。アルダウッターナーサナから背骨を伸ばしたまま深く前屈。膝は軽く曲げても大丈夫なので、腰は丸めず股関節から屈曲します。胸と太ももを引き寄せるように。

STEP
ウルドゥバハスターサナ【吸う】
太陽礼拝A-11:手を上にあげるポーズ(ウールドヴァハスターサナ)

2ポーズ目と同様の、手を上に上げるポーズ。ウッターナアーサナから吸う呼吸で両手を横から広げて頭上で合掌🙏首の後ろが潰れないように耳と肩を遠ざけて反り腰にならないように腹筋も意識して。

STEP
タダーサナ【吐く】
太陽礼拝A-12:山のポーズ(ターダーサナ)

1ポーズ目と同様の、立位ポーズの基本姿勢です。ウルドゥバハスターサナから吐く呼吸で合掌の手を胸の前に下ろします。胸を開いて背筋を伸ばし、頭頂が空に引っ張られるイメージ。足指、足裏全体で大地をグッと掴みます。反り腰にならないように、おへそはお腹に引きこんで。

太陽礼拝は、パワーヨガのセッションでよく行われる代表的なポーズのひとつです。

太陽礼拝は、一連の流れるようなポーズを繰り返し行って体全体を温め、筋肉を活性化させる効果があります。
朝のルーチンとして取り入れれば、一日のエネルギーレベルを高め、集中力を向上させられるでしょう。

木のポーズ

パワーヨガにおすすめのヨガポーズ「木のポーズ」
STEP

山のポーズをとり、まずは両足を接地させて足幅は腰幅程度に広げる。

STEP
重心位置をみつける

意識を床に集中させ、バランスの安定する重心位置をみつける。

STEP
合掌する

両手を腰に引き寄せるか、手のひらを胸の前で合わせる。

STEP
右足を床から離す

息を吸いながら、右足を床から離す。

STEP
右股関節を広げる

息を吐きながら、右股関節を広げて膝とつま先が外側に向くようにする。

STEP
右足裏を左太ももへ

息を吸いながら、右足裏で左太ももの内側を押す(押す位置は左膝関節は避けるように)。

STEP
深呼吸をする

好きなように足のポジションを変えながら、5回ほど深呼吸した後、反対側の足も行う。

木のポーズは、パワーヨガのセッション序盤によく取り入れられるバランスポーズです。

木のポーズは、集中力と平衡感覚を養い、足の筋肉と体幹を強化します。

呼吸を整えながら静かに体を安定されば、心身の調和を促し、ストレス解消にも役立ちます。
また、姿勢改善にも効果的で、日常生活で猫背になりがちな人には特におすすめのポーズです。

サイドプランク

パワーヨガのおすすめヨガポーズ「サイドプランク」
STEP
フロントプランクポーズになる

足をつけた状態でまずはフロントプランクのポーズをとり、右手に体重を移動させます。

STEP
視線の位置を決める

視線を床の1点に集中させ、自分のドリスティ(視線の位置)を見つける。

STEP
身体を横向きにする

右足の小指側にローリングし、身体を横に向けたら、左足を重ねる。

STEP
左腕を空に伸ばす

床を押すようにして、左腕を空に伸ばしていく。

STEP
左足を浮かす

右足に重ねていた左足を浮かし、軽く膝を曲げる

STEP
深呼吸をする

5回深呼吸をして、2セット繰り返す。

STEP
反対側も行う

反対側も同様に行う。

サイドプランクはパワーヨガのセッションでよく取り入れられるポーズのひとつです。
サイドプランクは体幹の側面を強化し、バランス能力を高められます。

姿勢の改善や内臓機能のサポートにも役立つポーズです。

ウォーリア1

パワーヨガにおすすめのヨガポーズ「ウォーリア1(戦士のポーズ1・英雄のポーズ1)」
STEP

両足をそろえた状態(山のポーズ)で立つ

STEP
足を後ろへ引く

片足を大きく後ろに引く。後ろ足のつま先は斜め45°外側に向ける。

STEP
前足の膝を曲げる

前足は脛(脛骨)が横から見たときに垂直になるように膝を曲げる。腰も低くして前足に体重をかけていく。

STEP
両手を頭上へ

前後の足に均等に体重を乗せて、両手を頭上へ挙げる。

STEP
深呼吸をする

ポーズをキープして3~5呼吸する。

STEP
反対側も行う

反対側も同様に行う。

ウォーリア1(戦士のポーズ1)は、足腰を強化し、体のバランス感覚を養う効果があります。
姿勢改善にも役立つポーズです。
また、内臓機能の活性化やストレス解消にも効果的です。

ポーズをとる際は、背筋を伸ばし、深い呼吸を意識してみましょう。

ウォーリア2

パワーヨガのおすすめヨガポーズ「ウォーリア2・戦士のポーズ2」
STEP
両足を大きく開く

手首の下に踝が来るのを目安に大きく開く両脚を左右に大きく開き、つま先を平行にします。

STEP
つま先を外側へ向ける

両手を腰に置き、右のつま先を90度外側に開く。

STEP
骨盤は正面

骨盤は一緒についていかないように、正面に保つ。

STEP
足元のポジショニング

右踵から線を引いた場合、左の土踏まずに当たるように立ちます。

STEP
踏み込む

右膝をつま先の方に開きながら、90度に踏みこみます。

STEP
太ももを床と平行にする

余裕があれば、太ももの下が床と平行になるくらい踏み込みキープします。

STEP
両手を肩の高さへ

両手を肩の高さに開き、肩甲骨を軽く寄せて胸を開きます。

STEP
呼吸を整える

右手の中指の先の遠くを見て、ゆったりと3呼吸しましょう。

STEP
右膝を伸ばす

吸う時に右膝を伸ばし、丁寧に脚を揃え、反対側も行いましょう。

ウォーリア2もパワーヨガの代表的なポーズ。
体幹を強化し、集中力を高める効果が期待できます。

ウォーリア2は、下半身の筋肉を鍛えるだけでなく、姿勢改善にも役立ち、内臓機能の向上にも繋がると言われています。また、ストレス解消や自律神経のバランスを整える助けにもなるでしょう。

カラスのポーズ

パワーヨガのおすすめヨガポーズ「カラスのポーズ(カカーサナ)」
STEP
手をつく

両足を腰幅程度に開いて肩の下に手をつく。

STEP
肘の上に膝を乗せる

二の腕の下(肘の上)の方に膝を乗せ、肘を曲げた状態で少しずつ体重を前方に移動する。

STEP
つま先を浮かす

更に体重を前に移動し、ゆっくりとつま先を浮かす。

STEP
呼吸を繰り返す

そのまま3~5回呼吸する。

カラスのポーズは、パワーヨガのセッションのなかでも難易度の高いヨガポーズです。
バランスと集中力を要するカラスのポーズは、手のひらに体重を乗せ、腕の上で足を浮かせることにより、体幹の強化・腹筋群の強化に効果的。

自分自身の重心の位置を知れるポーズでもあるので、他のバランスポーズもやりやすくなります。

蛍のポーズ

パワーヨガのおすすめヨガポーズ「蛍のポーズ(ティッティバーサナ)」
STEP

山のポーズで立つ(両足を閉じて立つ)

STEP
両足を広げる

両足を腰幅よりもやや広めに開く

STEP
前屈をする

前屈をして両手を両足の内側につく

STEP
両手を後方へ

両手を両足後方へ歩かせて、踵の真後ろへ。

STEP
両膝を脇に密着させる

両膝を曲げて、体幹を挟むように両膝を脇に密着させる。

STEP
両足を浮かせる

腿ウラを上腕に乗せに行くように腰をゆっくり下ろし、床に着いていた両足をそっと浮かせていく。

STEP
つま先を空へ向ける

脇をグッと締めて手のひらで床を押しつつ、胸を開いてつま先を空へ向けていく

蛍のポーズは、パワーヨガのセッションのなかでも中・上級者のポーズ。

蛍のポーズは体幹の強化に役立ち、集中力を高める効果も期待できます。
バランスと柔軟性が求められるため、初心者よりも経験者に適していると言えるでしょう。

パワーヨガとピラティスの違いは?

パワーヨガとピラティスの違いは「ターゲットとなる筋肉」と「呼吸法」です。

では具体的にどのように違うのでしょうか?
一緒にみていきましょう。

筋肉量アップとコアマッスル強化

パワーヨガとピラティスの違い「筋肉へのアプローチが違う」


筋肉量を増やし、コアマッスルを強化するためには、適切なエクササイズが不可欠です。

パワーヨガは、全身を使ったダイナミックな動きが特徴で、特に全身の筋肉アップを目的としたポーズが多く取り入れられています。

例えば、太陽礼拝やサイドプランクなどは、バランスを保つことでコアマッスルに意識を集中させ、筋肉の強化に直結します。
また、ウォーリアポーズやカラスのポーズは、全身を使うことで筋肉量の増加に寄与し、筋力を高める効果が期待できます。

一方、ピラティスは、静止状態でのポーズをキープすることにより、コアマッスル、特に深層筋にアプローチします。
静的なトレーニングは、筋肉への集中的な刺激を与えて、体の中心部を鍛えるのに特化しているんです。

まとめると、パワーヨガは動きの連続性があり、筋力だけでなくスタミナの向上も目指せます。
対してピラティスは、呼吸をコントロールしながら、より深い筋肉層へと働きかけるという両者の違いがあるんです。

ウジャイ呼吸と胸式呼吸

パワーヨガとピラティスの違い「呼吸法が違う」


パワーヨガではウジャイ呼吸が用いられていて、鼻からの呼吸に重点を置きます。
胸式呼吸である点はピラティスと一緒ですが、ウジャイ呼吸の場合は鼻から吸って、鼻から吐くのは違いです。

ウジャイ呼吸では、鼻と喉を通る空気の音に耳を傾けながら、行う深呼吸。
呼吸のプロセスを通じて、血流が改善され、体が温められ、内臓の働きが促進される効果があるとされています。

また、吸気と呼気を均等に保って、心身のバランスを整えていく呼吸です。

一方、ピラティスも胸式呼吸を行います。
パワーヨガとは異なり、鼻から吸って口から吐く呼吸法です。

胸式呼吸のとき、横隔膜を下げて肋骨を広げるイメージで深く吸い込み、呼吸を吐く際には腹筋を使って腹圧をかけるのが推奨されます。
すると背骨が安定し、痛みや怪我のリスクを軽減しながら、筋肉の動きを促進してエクササイズの効果を高められるんです。

まとめると、パワーヨガはウジャイ呼吸と言われる呼吸で、胸式呼吸ではあるものの鼻から吸って、鼻から吐く呼吸法。
対してピラティスは、同様に胸式呼吸ですが、鼻から吸った空気は口から吐く呼吸法。

運動強度やターゲットとなる筋の違いによってそれぞれ呼吸法が異なっているんですね。

パワーヨガとピラティスの共通点

パワーヨガとピラティスの違いを紹介しましたが、じつは共通点も持っています。

パワーヨガとピラティスの共通点とは、心と体の両方を同時に鍛えるエクササイズという点です。

まず、パワーヨガとピラティスは、精神を鍛えることに重点を置いています。

ポーズをとる際には、深く集中し、呼吸に意識を向ける必要があるんです。
すると、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらすだけでなく、集中力の向上にも効果があります。
日常生活でのストレス管理やメンタルヘルスの向上に役立つのです。

次に、身体を鍛えるという点においても、パワーヨガとピラティスは共通しています。

どちらのエクササイズも、身体の歪みを整え、適切なバランスを意識しながらポーズを行い、体のコアを含む様々な筋肉群を活性化します。
筋肉量も増加するので、基礎代謝が向上し、ダイエット効果も期待できるのです。

パワーヨガとピラティスは、心身のバランスを整えるための効果的な手段として、共通点もあります。

パワーヨガとピラティス、それぞれリラックスや筋力向上ができるので、健康的なライフスタイルを支援してくれるエクササイズです。

パワーヨガが向いている人

パワーヨガが向いている人は「ダイナミックな運動をしたい人」や「体力・筋力の向上をしたい人」です。

他にも以下のような人はパワーヨガに向いています。

パワーヨガが向いている人
  • ダイナミックな運動を取り入れたい人
  • 体力向上を目指している人
  • 筋肉を強化したい人
  • 集中力を高めたい人
  • ストレス解消をしたい人
  • 姿勢改善して美姿勢を手に入れたい人
  • 内臓機能の向上を求める人

上記のような人にはパワーヨガは有効です。
エネルギー消費量が多く、積極的に体を動かして得られる満足感は、日々の活力にもつながります。

フィットネス志向の方や、自己成長を目指す人にも、パワーヨガは理想的な選択肢となるでしょう。

パワーヨガが影響を受けているヨガの種類

パワーヨガは、心身のバランスを整えることを目的としたヨガのスタイルで、アイアンガーヨガとアシュタンガヨガの要素を融合しています。

アシュタンガヨガからは、太陽礼拝のポーズを基にした流れるような動きと、体への負荷を強化するアプローチを受け継いでいます。
連動したポーズを通じて精神状態を整えられるんです。

一方、アイアンガーヨガの影響は、ポーズの正確性と姿勢の安定に重点を置いている点に表れています。

正確なポーズの維持は、集中力を向上させ、体温を上昇させる効果があるんです。
結果としてリラックス効果を高める点につながります。

パワーヨガを行えば、アイアンガーヨガとアシュタンガヨガの良いとこ取りができて、心身のリラックスとバランスの取れた状態を保てるんです。

まとめ

パワーヨガは、アシュタンガヨガとアイアンガーヨガに由来し、現代の忙しい生活に適したヨガスタイルです。

運動量が多いため、ダイエットや体幹の強化に効果的。
パワーヨガ特有のウジャイ呼吸法を取り入れれば、ストレスの軽減にも役立ちます。

始める際には、ヨガスタジオでの指導を受けるのも良いでしょうが、基本的なポーズを覚えれば自宅でも実践可能です。

先ほど紹介してみたポーズのなかからできるものを探して始めてみるだけでも、楽しいですよ。

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