「太陽礼拝を108回もする意味ってなんなの?」
「太陽礼拝108回すると消費カロリーってどのくらい?」
「108回も連続で動き続けるなんて、体力が持つかな・・・」
年末になるとSNSでもにぎわい始める太陽礼拝108回。
太陽礼拝を108回行うと聞くと、なんだか大きなチャレンジに感じてしまいますよね。
「太陽礼拝を108回もやるなんて、狂気の沙汰ではないよ」と自分とは無縁の話だと思ってはいませんか?
そ、そ、それは損をしています・・・!

太陽礼拝108回の意味はむしろ、ヨガ初心者さんにこそ知っておいてほしい知識です。
なぜなら、太陽礼拝108回の意味を知っているのと、知らないのとでは、ヨガポーズの深まり方に雲泥の差が出てしまうから。
たとえて言うなら、ディズニーランド・シー内のポップコーンのなかに、じつはミッキーの形をしたポップコーンがあるのを知っているのと、知らないのとでは、幸せ度が違うようなもの。
というわけで、この記事では、太陽礼拝108回の意味や効果だけでなく、消費カロリーやかかる時間について解説をしていきます。
記事を読み終えたころには、太陽礼拝でジワッと汗がにじむその過程で得られる達成感が、単に体を動かすだけでは味わえない深い満足感に変わっていくはず。
それでは、まいりましょう。
▼この記事の制作に協力いただいた方

渡邉宏佳さん
■ヨガインストラクター
■全米ヨガアライアンスRYT500
■神梅館代表
大正11年から続く古民家の隠れ宿「神梅館」の代表。ヨガインストラクターとしてのご経験を活かして旅館代表も務めている国内でも稀有(けう)なご存在。腰が低く、親切丁寧な対応をしてくれると話題になり、ヨガリトリートとして群馬県みどり市にある神梅館を訪れる人も。四季の豊かな旅館の特色を活かした集中力が高まるパーソナルレッスンやグループレッスン、滝ヨガやSUPヨガも人気。
Instagram:@hiroka_watanabe
太陽礼拝とは?起源は?

太陽礼拝は、呼吸とともに全身を動かし、凝り固まった体を心地よく目覚めさせるヨガの代表的なフローです。
背筋をぐーんと伸ばして胸を開き、太陽のエネルギーを取り込むように深呼吸をすると、まるで体が内側から生き生きと輝く感覚を味わえるでしょう。
古代の人々が太陽を神聖な存在として敬い、その恵みに感謝を捧げていたのが、現在の太陽礼拝の起源とされています。
さらに、インドの王族が一般庶民の健康維持に役立てようと考案した説など、さまざまな起源が語り継がれており、今も世界各地で愛されるヨガの原点として親しまれているんです。
太陽礼拝は単なるストレッチではなく、昔から人々が祈りと結びつけてきた動きという点に大きな意味があります。
神への崇拝や、それに伴う祈りの所作から生まれたという歴史があるため、ポーズを取るたびに体の奥がすーっと清められるような感覚を得られやすいのです。
信仰や文化的背景が盛り込まれたシークエンスだからこそ、朝の時間帯に行うと心身ともに清々しく、日滑り出しをスムーズにしてくれるメリットも期待できます。
太陽礼拝のやり方について、過去に書いた以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

太陽礼拝108回の効果
太陽礼拝108回を続ける最大の魅力は、身体面と精神面の両方で大きな変化を感じられる点です。
具体的には以下の4つになります。
- メリハリボディになれる
- ダイエット効果
- 冷え性改善
- 集中力のアップ
なぜ太陽礼拝で上記の効果が得られるのか、簡単に解説をしていきますね。
メリハリボディになれる

太陽礼拝を繰り返すと、自然と体の隅々まで筋肉が刺激され、じんわりと熱がこもるように感じられます。
呼吸に合わせて動くと、インナーマッスルが強化され、ウエストまわりやヒップなど気になる部分のラインをスッと引き締めてくれます。
さらに、胸や背筋を開く動きが多いので姿勢が整い、パッと明るい印象を引き出すのも大きなメリット。
決められたポーズをしっかりと意識して繰り返すうちに、全身まるごと動かせる心地よさがクセになり、楽しく続けられる人も多いです。
自宅で行うときは朝日を浴びながら行うのもおすすめで、脳がシャキッと目覚め代謝も上がりやすくなります。
加えて、しっかり休息をとりながらタンパク質や野菜をバランス良く食べれば、より健康的にボディメイクができるでしょう。
体をほぐしながらメリハリを育むこの習慣は、運動が苦手な方でも少しずつ慣れれば続けやすいはずです。
まずは無理なく、自分のペースで呼吸を感じ、のびやかに実践してみてくださいね。
ダイエット効果

ダイエット効果を高めたい人には、太陽礼拝108回がとびきり頼もしい存在に。
呼吸と動きを連動させると、体幹が安定し、自然に基礎代謝を底上げしやすくなるのが魅力。
108回の太陽礼拝を行うと全身がポカポカと温まって、脂肪の燃焼を力強くサポートしてくれます。
さらに、一定のリズムで心地よく動き続ける練習は軽い有酸素運動としても役立ち、余分カロリーを無理なく消費できるはずです。
自宅で実践する際は日を浴びながら窓を開け、深呼吸とともに「スーッ」と空気を吸い込むと気持ちが引き締まります。
終わった後の静かな達成感が、継続へのモチベーションをふわりと高めてくれるでしょう。
ダイエットと心身の調和を両立できるのが、太陽礼拝の大きな魅力です。
筋肉量の増加を意識するなら、軽めのスクワットやダンベルを取り入れても相性抜群でしょう。
動く前に水分補給をする習慣をつければ、巡りがより良くなります。
冷え性改善

冷え性でお悩みの人には、太陽礼拝108回がぽかぽか効果をもたらしてくれます。
なぜなら、ゆったりと呼吸しながら全身の筋肉を動かす太陽礼拝のシークエンスは、血流をスムーズに促すの効果があるからです。
手足を伸ばしたときに感じる「スーッ」とした感覚が心地よく、続けていくうちに体が内側から温かくなるのを実感できるでしょう。
太陽礼拝の動きに加え、軽く胸を開くポーズを挟むと呼吸が深まり、体の隅々まで酸素が届けられやすくなります。
また日々のケアとして、動いた後は生姜入りのハーブティーなどを「フワッ」と湯気を感じながら飲んでみてください。

さらに、夜はぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、全身を柔らかくほぐすと相乗効果で一段と冷えにくい体に近づきます。
冬場は手首や足首の保温も大切で、薄手でも保温性のあるレッグウォーマーや手首カバーを活用すると、練習後の余熱を保ちやすいです。
これらを組み合わせてケアすれば、太陽礼拝による心地よい温もりをキープしながら、冷え性に負けない体を目指せますよ。
集中力のアップ

太陽礼拝はテンポをつかみながら同じ流れを繰り返す動きなので、思考の雑音を減らすのに効果的です。
太陽礼拝を行うときは、呼吸のリズムも意識して心を落ち着かせて行うと、頭の中がゆっくりクリアになる感覚をさらに味わえでしょう。
より集中力を高めるためには、ヨガのポーズを取るときに、痛みのない範囲でポーズを保ち、不必要に力まず穏やかな呼吸を続けると効果的です。
太陽礼拝108回には2時間ほどかかりますが、こまめに区切ると無理なく取り組めますよ。
またポーズ中は視線を一点に据え、ふーっと呼吸を吐き出すたびに雑念を手放すイメージを持つと、余計な雑念が生まれにくくなるのでおすすめです。
自宅で行っても十分集中できますが、公園などの自然が豊かな場所で実践すれば、耳に入るさざめきも集中力のスイッチを切り替えるきっかけになる人もいますよ。
太陽礼拝108回の「108」の意味は?

太陽礼拝108回の「108」は、神聖な数として世界中の伝統や文化で重んじられています。
なぜ108という数が重んじられているのか、以下の5つのトピックがあります。
- 煩悩の数
- 神聖な数字
- マーラーの数
- サンスクリット文字の数
- その他の108回説のまとめ
上記の由来を知ったうえで太陽礼拝を行うのと、知らないで行うのとでは深みが変わってきます。
というわけで、108という数字に秘められた意味についてわかりやすく解説をしていきますね。
煩悩の数

煩悩(ぼんのう)とは、人間が無意識のうちに抱えてしまう欲望、怒り、妬み、強欲、愛欲、愚痴などの感情を指す言葉です。
そんな煩悩の数が108個もあると言われています。
108個にも及ぶと聞くと、思わず「そんなにたくさん…!」と驚く人もいるかもしれませんね。
仏教では、こうした迷いの元を順に解き放つために数珠を用いて念仏を唱えたり、除夜の鐘を108回ついたりと、数字の持つ神聖さが重んじられてきました。
太陽礼拝でも、1つの礼拝を行うごとに1つずつ煩悩が浄化されるとされているんです。
なので、年末に108回の太陽礼拝を行い、一年の終わりに溜まった煩悩を浄化して心身をスッキリさせる習慣が生まれました。
実際に太陽礼拝を繰り返すと、じんわりと汗が浮き上がり、心の奥にあったモヤモヤもすーっと軽くなる感覚を味わえるでしょう。
忙しい日常の合間でも、自分のペースで呼吸と動きを合わせれば、煩悩をひとつずつ手放していくきっかけに。
日々のストレスを少しでもやわらげたいときこそ、「108」の意味を思い出して、心をクリアにしてみるのも一案です。
神聖な数字

神聖な数字は多くの思想で尊ばれてきました。
インド哲学では9が特別な意義を持ち、9の倍数である108は神聖な数として扱われています。
さらに、9という数字に秘められた力を重視する伝統では、108を1マーラーという単位に定め、マントラを唱える際に重要視しています。
要するに、9と108は神々への賛美や祈りの場面で欠かせない存在とされてきたのです。
マーラーの数

瞑想でマントラを唱えるときに、マントラの数を数を数えるマーラーの数は108です。
古来より悩みや欲を象徴するとされ、指でビーズを手繰りながらマントラを唱えると自然に呼吸が整い、落ち着いた心持ちになりやすいといわれています。
ヨガの場面でマーラーを活用する人も多く、ビーズを一つずつ送りながら集中力を高める方法は日々の瞑想の質を深めるきっかけになります。
くるりと回す感覚が安心感をもたらし、自分を見つめ直す時間を得やすくなるのも特徴です。
小さなメモに感謝の思いを書き留め、巾着に入れてマーラーと共に保管する独自の使い方もあり、神聖な数と個人の心が静かに結びつくと、深い祈りの感覚を味わいやすくなるとも言われています。
サンスクリット文字の数

サンスクリット語には54文字が存在し、それぞれが男性性・女性性(シバ・シャクティ)を帯びていると考えられているため、2倍すると108という神聖な数が浮かび上がります。
それだけ聞いても、なんだかワクワクするような深みがありますよね。
昔からヨガのマントラや哲学で重視されるサンスクリット文字は、ひとつひとつに込められたエネルギーを感じながら声に出すと、まるで「しん…」と空気が澄みわたるような不思議な感覚を味わえます。
インドの古来から伝わる文献や日本のヨガスタジオでも、正確な発音を丁寧に学ぶ人が増えているのは、その本質に触れたい、という思いがあるからかもしれません。
実際に瞑想タイムにサンスクリット文字を唱えてみると、意識がスーッと集中して心のざわめきが少しずつ収まっていくのを感じるでしょう。
さらに、マントラは呼吸とともに口先から胸、そして内側全体へと響くように伝わるため、声のバイブレーションが自分自身を安心感で包み込むように感じられます。
日本国内でもヨガの指導者が、初心者向けにわかりやすい発音ガイド付きのテキストを用意してくれる場合も多く、徐々に浸透してきています。
サンスクリット文字の深遠な魅力を知ると、体の動きだけでなく精神面での新たな発見も得られそうです。
その他の108回説のまとめ
108にまつわる説を、一緒に見ていきましょう!
仏教の世界では…
- 除夜の鐘
- お寺でゴーンと鳴らす鐘の音、あれも108回ですよね。煩悩を払い、新年を迎える準備なんです。(107回は旧年中に、最後の1回は新年になってから突く場合が多いそうですよ!)
- チベット仏教
- なんと、108巻もの聖書があるそうです!
ヨガの世界では…
- マントラ(真言)
- ヒンドゥー教のマントラも108回唱えるようです。
- 瞑想
- 108種類の瞑想法があるとも言われているんですよ。
- ダンス
- インドには108種類の踊りがあるとか!
数や宇宙の世界では…
- 地球と月の距離
- 地球から月までの距離は、月の直径の約108倍なんですって!
- 地球と太陽の距離
- 地球から太陽までの距離は、太陽の直径の約108倍!すごい偶然ですよね!
- サンスクリット文字
- 54文字あり、それぞれに男性名詞(シヴァ)と女性名詞(シャクティ)があるため、54×2=108となるそうです。
占星術の世界では…
- インド占星術
- 27の星宿があり、それぞれに4つの要素(火・水・空・地)が割り当てられているので、27×4=108となるそうです。
- 西洋占星術
- 12星座と9つの惑星を掛け合わせると、12×9=108になりますね。
その他にも…
- クリシュナ神
- 108人の女中がいたとされています。
- 感情
- 過去・現在・未来、それぞれ36種類、合計108の感情があるという考え方もあるそうです。
- 四苦八苦
- 四苦(4×9=36)と八苦(8×9=72)を足すと108になりますね!
- カトリック
- ロザリオの数珠の数も108個だそうです。
“108”には、本当に奥深い数字ですよね。
上記の説を知ると、太陽礼拝108回が、さらに特別なものに感じられるはず。
太陽礼拝108回にチャレンジするときは、これらの様々な意味を思い浮かべながら、1回1回を大切に、そして感謝の気持ちを込めて行ってみてくださいね。
太陽礼拝を気持ちよく行うためのコツ
太陽礼拝を気持ちよく行うためのコツは以下の4つです。
- 大腰筋を効かせる事前準備をする
- 背中を丸めてもよい
- 仙腸関節の動きを意識する
- 指の配置で脇が引き締まる
専門用語も入っているので、パッとみただけではわからないかもしれませんね。
でも、以下でわかりやすく解説をしていきますので、ご安心を。
大腰筋を効かせる事前準備をする

背骨の柔軟性を養うと、太陽礼拝の動きがより滑らかに心地よくできるようになります。
具体的な部位としては、以下の2か所です。
- みぞおちの裏の背骨(胸椎12番)
- へその裏(腰椎)
上記2か所をしなやかに動かせると、大腰筋を活性化できます。
大腰筋とは、体幹と下半身をつないでいる唯一の筋肉です。

太陽礼拝のフローは体幹と下半身の連動的な動きが求められるので、大腰筋はかなり重要。
ただ、大腰筋は、意識して働かせるのがとても難しい筋肉です。
なので、大腰筋が働きやすい身体環境を作ってあげるのが大切になります。
太陽礼拝を行う事前準備として、キャット&カウがおすすめです。
キャット&カウを行うときに、みぞおち裏の背骨や臍裏の背骨を意識して何度か動かしてあげると、太陽礼拝のときに大腰筋が効きやすくなりますよ。
以下はここからリンク公式YouTubeで紹介しているキャット&カウのやり方動画です。
興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
背中を丸めてもよい

脚を前に出すときは骨盤や下半身だけでなく背中の使い方が重要になります。
たとえば、太陽礼拝で下向きの犬のポーズ(ダウンドッグ)から脚を前に移動するときです。
上半身を前に運びながら背中を大きく丸めるとお腹側に余裕ができ、脚が動かしやすくなります。
「え?背中丸めていいの?」と思った人もいるはず。
常に背中は伸ばさないといけいないと思っている人は多いです。
でも、太陽礼拝のフローをするなかで常に背中を伸ばしていると、動きの滑らかさが出ず、力みが強くなってしまいます。
反対に、固定概念を捨てて、心地よさを重視すると、自然と背中が丸くなるフェーズもありますので、自分の身体との対話を大切にしながら取り組んでみるとよいでしょう。
どうしても背中を丸める姿勢に抵抗がある場合は、他の意識を持つのも効果的。
たとえば、首は詰めずに軽くあごを引き、頭頂部を天井に引っ張られる感覚を持つと上半身が長く保たれ、脚を前に踏み出す瞬間のバランスもとりやすくなりますよ。
仙腸関節の動きを意識する

太陽礼拝で快適に動くには、骨盤を上半身と下半身にわけて意識するのがポイント。

腸骨は脚とつながる下半身側、仙骨は背骨とつながる上半身側と考え、仙腸関節の動きを以下のようにイメージしましょう。
仙腸関節の動きのイメージ
前屈:仙骨をおじぎさせる(ニューテーション)
後屈:仙骨を立たせる(カウンターニューテーション)

上向きの犬のポーズ(アップドッグ)では、恥骨を軽く引き上げると下腹部が安定し、腰を無理に反らさずにスムーズに動きやすくなります。
指の配置で脇が引き締まる

下向きの犬のポーズや上向きの犬のポーズ、プランクポーズなど、太陽礼拝では手を床に着くポーズが多いです。
なので、肩甲骨まわりをキュッと引き締めたいときは、指の置き方が大きなカギになります。
でも、多くの人は床に着いた指先が内側を向いてしまいがち。
指先が内側を向いてしまうと、肩甲骨が外側に開いてしまい、脇が締まりにくいです。
では、どうしたらいいのか。
左右の人差し指を結んだ線がマットの縁と平行になるようにすればいいんです。
すると、肩甲骨が内側に引き締まりやすくなって、結果的に胸が広がります。
胸が広がれば、呼吸も深めやすい姿勢になるので、より効果的に太陽礼拝ができるようになるんです。
太陽礼拝108回にかかる時間

太陽礼拝108回にかかる時間は個人差があるものの、ウォームアップを十分に行い休憩を挟まずに進めると約60分ほどで終わる場合もあります。
一般的には60分から120分を目安とし、普段のヨガよりもカラダへの負荷が大きくなりがちです。
大量のエネルギーを必要とするため、はじめる2時間前までには食事を済ませておくと集中して取り組みやすくなるでしょう。
太陽礼拝108回の消費カロリー

太陽礼拝108回では、体重60kgと想定し、1.5時間(90分)続けた場合、以下のような計算式になります。
- (3.3メッツ-1メッツ)×1.5時間×60kg×1.05=約217kcal
つまり太陽礼拝108回で、約217kcalのカロリー消費が見込まれるんです。
個人によって動くペースやフォームに差があるため、テンポを上げればよりカロリー消費が多くなるでしょう。
チャトランガやプランクなど、腕立てのような姿勢を含むダイナミックな動きが多く、肩や脚など大きな筋肉を幅広く使うため、運動初心者にはやや負荷が高いと感じられるかもしれません。

ただし、深くゆったりした呼吸を維持しながら行えば、全身をバランスよく使いつつ安全に取り組めます。
消費カロリーをしっかり管理したいという人は、心拍計付きのウォッチやアプリを使って負荷を確認しておくと、継続的な持久力アップや自分に合った調整がしやすいですよ。
太陽礼拝108回はきつい?体験してみた感想
「太陽礼拝108回って、一体どんな意味があるんだろう?」と疑問に思っている人も多いです。
もしくは「太陽礼拝108回ってきついんでは?」と不安に思っている人もいるはず。
年末年始や特別なイベントで耳にするけれど、実際に体験した人の話って、なかなか聞かないですよね。
実は私も、つい最近までそうでした。
地元のヨガスタジオで「108回太陽礼拝チャリティイベント」の告知を見たとき、「え、108回もやるの!?」と、正直びっくりしました。
でも、「自分の練習が誰かのためになるなら…」と、ちょっと良いことをしている気分で参加してみたんです。
結論から言うと、太陽礼拝108回の体験を通して、私は2つの大切なことに気づきました。
なぜ108回? その意味と、私の心が動いた理由
最初、正直なところ、私は「108回も太陽礼拝をやり遂げる!」という、自分の目標達成に夢中でした。
でも、イベントが始まって、主催のチャリティ団体が、地震の被災者や児童DV、性的暴力と闘うための活動をしているのを知ったんです。
世界中の人々が、同じ時間に、同じ目的のために太陽礼拝をしているんだって知った時、私の心は大きく揺さぶられました。
なんだか、自分だけのエゴがスーッと消えていくような、不思議な感覚でした。
太陽礼拝を繰り返すうちに、まるで私たちが一つの大きな体になったような一体感を感じました。
呼吸を合わせ、動きを合わせ・・・
まるで大きな波に乗っているような心地よさ。
みんなの呼吸と、みんなの想いは、スタジオの中だけにとどまらず、世界中に広がっていくような気がしました。
- 地震の被害に遭っている人たち
- 苦しんでいる全ての人たち
- そして、その苦しみが終わるのを願っている全ての人たち
私たち一人ひとりの呼吸が、その人たちに届いて、何か少しでも力になれたら・・・。
そう思わずにはいられませんでした。
108回の太陽礼拝で、心と体に火がつく!
太陽礼拝108回を実践してみると、体の芯からじんわりと温かさが広がっていきます。
最初は「108回なんて無理かも」と不安でしたが、呼吸を整えながら1回1回丁寧に動いていくと、不思議と体が軽くなっていくのを感じました。
汗がとめどなく流れ、ポタポタと床に落ちる音が心地よく響きます。
約90分かけてゆっくりと行った太陽礼拝では、途中から呼吸と動きが完全に同調し、まるで瞑想のような深い集中状態に入れました。
体が自然と動きを覚え、ダウンドッグからプランクへの移行もスムーズになっていきましたね。
終盤になると腕や太ももに心地よい疲労感が。
でも、疲労感以上に心が晴れやかになり、まさに「心と体に火がついた」という感覚でした。
実際に800kcal以上を消費する太陽礼拝108回は、体の浄化にも効果的です。
108回という数字には「煩悩を取り除く」という意味が込められています。
実践してみると、確かに雑念が消え、純粋な気持ちで向き合える時間となりました。
初めての人でも、無理のない範囲で挑戦する価値はあるでしょう。
太陽礼拝108回に関するよくある質問
太陽礼拝108回に関するよくある質問としては、以下になります。
- 初心者でも108回できる?
- 1回にかかる時間はどのくらい?
解説をしていきますね。
初心者でも108回できる?
初めて太陽礼拝を108回行うと聞くと、体力や集中力がもつのか不安になる人も多いでしょう。
じつは、初心者でも自分のペースを大切にすれば挑戦できるんです。
たとえば、動きを小さく調整してみたり、途中で小休止をはさむのもひとつの手。
もしきついと感じたら、膝を軽く曲げたりブロックや毛布を使って負荷を調整してみましょう。
大切なのは完璧な形を目指すよりも、いまの身体に合った優しい動きを積み重ねること。
108という大きな数字に圧倒されず、ひとつひとつの動作をゆっくりと味わううちに、自然と前向きなエネルギーが湧いてくるはずです。
集中力が切れそうになったら、呼吸に意識を戻すのも効果的。
慣れないうちは無理せず、たとえ半分の回数でも達成感を味わえればOKという心構えで臨むといいでしょう。
1回にかかる時間はどのくらい?
太陽礼拝を1回おこなうのにかかる時間は、人によって異なるものです。
ゆったりと呼吸に合わせた場合は1周で1〜2分ほどかかり、心身をほぐしながらポーズを味わえます。
逆にリズミカルな動きを意識してシュッシュッと軽快に動けば、1分未満でもひと通り終わるケースがあるでしょう。
初心者の方は息を焦らせず、胸や背中の伸びを感じながら実践すると安心です。
朝に3〜5回取り入れるだけでも、体がポカポカと目覚め、モヤモヤした思いがふっと晴れるような感覚を得られます。
さらに季節ごとに呼吸の深さを少し変化させるなど、自分なりの工夫を重ねると毎日の習慣としても定着しやすいです。
忙しい日々の中であえて集中する時間をつくれれば、ヨガならではの深いリラクゼーションを楽しめるはず。
もちろん運動量や体力の違いで所要時間は変わりますが、慣れたら途中で呼吸を深めたりポーズをキープしたりして、集中力を高めるアレンジもおすすめ。
朝日を浴びながら行えば、より清々しい気分になり、自然とやる気がわき上がるでしょう。
まとめ:太陽礼拝108回を無理なく続けよう
今回は、太陽礼拝108回に興味を持ち始めた人に向けて以下の内容をお伝えしました。
- 太陽礼拝108回の意味
- →人が持つ煩悩の数という説が主流
- 108回の効果
- →メリハリボディやダイエット、冷え性、集中力アップ
- 消費カロリー量
- →200~300kcal
- かかる時間
- →60分から120分
もし練習を始めるときに迷いがあれば、まずは小さな目標から決めるのをおすすめします。
回数よりも、自分の身体の声に耳を傾けてあげて、今現在の身体の状態を知ってあげる感覚が大事です。
そうした積み重ねが未来の108回達成をより確かなものにしていきます。
もしかすると、太陽礼拝108回にこれまで何度か挫折してしまった経験を持つ人もいるかもしれません。
その間に得た気づきは決して無駄にはならないと思います。
さまざまな試行錯誤があるからこそ、いまのご自身のペースを見つけられるはずです。
これからも少しずつ負担を調整しながら進めて、充実感ベースで太陽礼拝108回を目指していきましょうね。
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