「ホットヨガに通いたいけれど、メガネをかけたままで大丈夫?」
「メガネでホットヨガをして困るときはあるの?」
コンタクトレンズを着ければいのはわかっていても、メガネでホットヨガをした方が気軽に通えますよね。
仕事ではコンタクトをつけている人でも、「できればホットヨガのときはメガネで受けたい」という人も多いです。
でも、「スポーツをするときにメガネは不便だし、ホットヨガをするときも不便を感じるのでは?」と感じている人もいるはず。
こんにちは!チカです。ヨガ講師をしています!仕事ではコンタクト、プライベートではホットヨガでもメガネをしています。
ホットヨガを始めようと思っていても、ホットヨガでメガネをつけて困らないのか気になって、結局始められていない人もいるのではないでしょうか?
そ、そ、それはもったいない・・・!
なぜなら、対策をすれば、ホットヨガをメガネで受講できるからです。
この記事では、ホットヨガをするときにメガネがいいのか、コンタクトがいいのかを解説しつつ、メガネで受講するときの対策も解説していきます。
記事を読み終えたころには、不安が解消して、いますぐにでもホットヨガのレッスンを受けたくなっているかも。
それでは、まいりましょう。
理想はもちろんコンタクトだけど、メガネでもホットヨガは受講できるよ!メガネのメリット・デメリットがわかれば、気持ちよくホットヨガができるからね!
ホットヨガはメガネでも受けられる?
「ホットヨガをメガネかけて受けても大丈夫なのかな?」って素朴な疑問を持つ人は多いです。
結論から言うと、メガネのままホットヨガを受けられるスタジオが多いです。
ただ、ホットヨガLAVAに問い合わせをしてみたら、以下のような回答がありました。
メガネをつけての受講は可能です。
ただ、メガネによってはちょっと不便に感じるケースもあります。
たとえば、高温多湿なスタジオなので、メガネが曇ってしまったり、汗もかくので逆さのポーズでメガネがずり落ちてしまって不便に感じたり、集中して受けられない人もいます。
なので、できれば、コンタクトの方が快適にレッスンをうけられるかもしれません。
つまりは、メガネでも問題ないけど、できればコンタクトの方がいいよ、という回答でした。
ただ、コンタクトが苦手な人やメガネの方が手間が少なくて気軽にレッスンを受けられるという人もいると思います。
そんな人は、メガネのままレッスンを受けるのも全然OK!
メガネをかけてレッスンを受けている人もたくさんいますよ。
ただ、少しでも快適にレッスンを受けたいなら、いまから解説するメガネで受講するリスクと対策を知っておくとよいでしょう。
なぜホットヨガでメガネしない方がいいの?
メガネでホットヨガをすると以下のようなデメリットがあります。
- メガネが曇る可能性
- 汗でメガネがズレる問題
- メガネが邪魔で汗を拭きにくい
- ポーズによってはメガネが落ちるリスク
- メガネレンズは熱に弱い
- メガネの金属フレームは水に弱い
メガネの破損で思わぬ出費がかさんだり、怪我をする可能性も。
なので、今から解説をする内容をぜひチェックしておいてほしいです。
メガネが曇る可能性
ホットヨガをメガネをかけて行うと、視界が曇ってレッスン中にさまざまな問題が発生する可能性も。
ホットヨガスタジオは、温度が約38℃、湿度が60%前後と非常に高温多湿な環境です。
高温多湿なので、メガネのレンズがすぐに曇りやすくなります。
曇ったメガネでは、インストラクターの動きをしっかり確認するのが難しくなって、レッスンに集中しにくくなってしまうんです。
他にもたとえば、視界が悪いため、周囲の参加者との距離感も把握しにくくなって、衝突してしまう可能性も。
これでは、ヨガのリラックス効果どころか、逆にストレスを感じてしまうかもしれませんね。
汗でメガネがズレる問題
ホットヨガでメガネをかけると、汗が原因でメガネがズレやすくなり、レッスン中の集中力が途切れる可能性があります。
たとえば、高温多湿のスタジオで汗がしたたる中、メガネが耳元や鼻からズルッとズレ落ちて、何度も手で直す必要があるかもしれません。
直している合間に、インストラクターの動きを見逃したり、次のポーズへの指示を聞き逃してしまうケースも。
ホットヨガは全身に汗をかくため、メガネのズレは避けられません。
実際、チカもメガネをかけてホットヨガに挑戦したとき、汗で鼻パッドが滑ってレッスンに集中できなかった経験が。「またズレた!」と気が散ってしかたなかったわ。
メガネが邪魔で汗を拭きにくい
ホットヨガでメガネを着用すると、汗を拭くのが難しくなってしまうんです。
汗をさっと拭き取るのが難しくなって、思わぬ時間のロスに繋がる場面も。
ホットヨガのレッスン中は、インストラクターが給水や汗を拭くタイミングを指示してくれますが、メガネをかけていると一度メガネを外してからじゃないと拭けません。
メガネ無しなら「サッ」と素早く拭けるのに、メガネありだと「ゴソゴソ」とメガネを外す時間も必要になってしまうんです。
なので普段よりも汗を拭くのに時間がかかり、水分補給の時間が足りなくなる可能性もあります。
また、メガネを外して汗を拭いているうちに、次のポーズの指示が出されると、ポージングが遅れてしまうケースも。
せっかくのレッスンの流れに乗り切れなくなるのはもったいないですよね。
ポーズによってはメガネが落ちるリスク
ホットヨガのレッスンでは、日常生活では経験しないようなポーズも取ります。
たとえば、うつ伏せで顔をヨガマットにつけるポーズや中級以上のクラスでは逆さまになるポーズなどがあります。
特に注意が必要なのは、「四つ這いのポーズ」や「逆立ちのポーズ」です。
重力の影響でメガネがずれやすく、落下の危険性が高まります。
メガネが落ちると、単に視界が悪くなるだけでなく、落下の衝撃でメガネ自体が破損する可能性もあるんです。
さらに、メガネの落下は安全面でも問題があります。
突然の視界の変化でバランスを崩してケガをする恐れもあるんです。
また、床に落ちたメガネを踏んでしまい、ガラスの破片でケガをするリスクも考えられます。
メガネレンズは熱に弱い
メガネレンズが熱に非常に弱いのを知っていましたか?
ホットヨガスタジオの温度は一般的に38度~40度。
高温多湿の環境でヨガを行います。
メガネレンズは35℃~40℃の暑さでもダメージを受けやすいんです。
熱によってレンズのひび割れが生じるのを、クラックと言います。
クラックは細かな線が現れるのが特徴で、一度発生してしまうと、元には戻らないんです。
1度や2度のホットヨガでは感じないかもしれませんが、なんどもメガネでホットヨガを受けているうちに、じわじわとダメージが進行していきます。
メガネの金属フレームは水に弱い
スタジオによってはスチーム式加湿器を使用しているのもあり、湿度が非常に高くなる場合も。
そうなると、金属フレームや合金フレームが錆びやすく、特に鼻パッドやネジ部分に水分がたまりやすくなります。
結果、メンテナンスが必要になり、時間的にも金銭的にもコストが増えてしまう可能性もあるんです。
ホットヨガをメガネで受講するときの対策
ホットヨガをメガネで受講する際には、いくつかの対策があります。
具体的には以下の7つの対策です。
- お風呂用のメガネを使う
- 曇り止めを活用する
- メガネバンドを使う
- 無理なポーズの際はメガネを外す
- 裸眼で一番前の列に座る
- メガネが邪魔にならないプログラムを選択する
- コンタクトレンズを使用する
以下で詳しく解説していきます。
お風呂用のメガネを使う
ホットヨガをメガネをかけて楽しみたいけど、曇って見えにくいのは困りますよね?
そんなときには、お風呂やサウナ用の曇らないメガネを使うのがベター。
でもなぜお風呂・サウナ用メガネが良いのでしょうか?
理由は、お風呂用メガネには特殊な防曇コーティングが施されているからです。
防曇コーティングが、ホットヨガの高温多湿な環境でも視界をクリアに保ってくれます。
また、フレームやパーツには錆びにくい素材が使われているので、汗をかいても安心です。
ホットヨガのクラス中にメガネが曇ってしまうと、インストラクターの動きやポーズが見えにくくなってしまいますよね。
でも、防曇メガネなら、そういった不安を解消できます。
視界がクリアな状態を保って、集中してヨガを楽しめるんです。
お風呂用メガネで有名なのは、JINSの「JINS SAUNA」。
耐熱温度は120℃になっているので、ホットヨガはもちろん、サウナでも問題なく使える軽量デザインになっています。
曇り止めを活用する
ホットヨガ中にメガネが曇るのは、かなり不快ですよね。
曇り止め対策のひとつが曇り止め商品です。
最近人気なのはクロスやシートタイプの曇り止め。
コンパクトで持ち運びやすく、サッと使えるのが魅力です。
手軽に曇りを防ぎたい人にはピッタリのアイテムになります。
また、スプレーやジェルタイプの曇り止めもあります。
少し手間がかかるかもしれませんが、効果が長持ちするので、レッスン中の曇り対策にはバッチリです。
曇り止めアイテムを使う注意点としては、曇り止めは時間が経つと効果が薄れてしまう部分になります。
なので、レッスン直前に使用するのがポイント。
特にホットヨガのような高温多湿の環境では、直前のひと手間が効果的です。
ちなみに、一番おすすめなのは、手軽さと効果の持続時間を両立した進化系クロス”Fog stop・cloth”です。
スプレーやジェルタイプの方が持続時間が長そうですが、メガネフレームとレンズの間に滴り落ちるので作業しにくいのがデメリット。
Fog stop・clothは手間がかからず、本当に全然曇らないので、一度使ってみる価値ありです。
曇り止めアイテムを活用して、気持ちよくホットヨガを楽しみましょう。
メガネバンドを使う
ホットヨガ中は汗をかきやすく、ポーズを取る際にメガネがズレる場面がよくあります。
メガネのズレ対策に有効なのが、メガネバンドです。
メガネバンドを使うと、次のような効果があります。
- ズレ防止
- 汗で滑りやすくなるメガネをしっかりと固定。四つん這いポーズや逆立ち系ポーズでもメガネがズレにくい。
- フィット感向上
- メガネバンドはメガネの耳の部分に装着し、頭の後ろで固定するため、安定感がアップ。
メガネバンドは、種類がいろいろあって、多くのメガネバンドが専用のスポーツメガネとセットになります。
でも、使い慣れているメガネでホットヨガを受けたいですよね。
そこでおすすめなのが、Tong Tangのスポーツ用メガネバンド。
Tong Tangのスポーツ用メガネバンドは普段使いしているメガネに装着するだけで使えます。
しかも、重量が5gとかなり軽量なのが、ホットヨガを行うときのメリットに。
装着方法もメガネのツルの部分に差し込むだけなので簡単です。
メガネのズレを気にせずホットヨガを集中して行いたい人は、メガネバンドの導入を検討してみる価値ありだよ。
無理なポーズの際はメガネを外す
特定のポーズではメガネを外すのもひとつの対策です。
例えば、目線が下を向く四つ這いポーズや頭を下にする逆立ちのポーズ、ダウンドッグのポーズなどは、メガネがズレて落ちてしまう可能性があります。
メガネが落ちてしまい、「あっ!」と叫んでメガネを探し出すのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
また、顔を床につけるうつ伏せのポーズは、メガネが顔に押し付けられて痛くなる場合も。
「うっ!」と痛みに悶絶するのも避けたいですよね。
ヨガのポーズの中には、どうしてもメガネをかけたままではとるのが難しいポーズもあります。
無理にメガネをかけてポーズをとると、メガネが曲がったり、顔にケガをしたりする原因になるときもあるので、注意が必要です。
ホットヨガや岩盤ホットヨガを楽しむために、どうしてもメガネを外さなければならないポーズがある場合は、無理せず外して取り組みましょう。
裸眼で一番前の列にする
視力が裸眼でなんとか生活できるレベルであれば、ホットヨガでは裸眼で参加するのが最適です。
裸眼であれば、メガネが邪魔問題はクリアできますからね。
ただ、心配なようであれば、一番前の列に座るのが安心です。
一番前の列に座るときは以下の手順を踏むと確実。
- レッスン開始30分前にはスタジオに到着
- 人気のクラスなら、もっと早めの到着を心がける
- 一番前の列、できればインストラクターの正面の位置を確保
「えっ、そんなに早く行かなきゃダメ?」と思われるかもしれません。
でも、人気クラスだと開始前からズラーッと行列ができているケースも。
早めの行動で、快適なヨガタイムを手に入れましょう。
もし前の方に座れなかった場合は、どうすればいいでしょうか?
そんな時は恥ずかしがらずに、インストラクターに相談してみましょう。
きっと適切なアドバイスをくれるはずです。
ただなかには「いきなり裸眼は怖い・・・」という人もいるはず。
そんな人は、最初の数回はメガネをかけたまま参加し、徐々に裸眼にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
メガネが邪魔にならないプログラムを選択する
ひと手間かかりますが、レッスン内容をよく確認して、メガネが邪魔にならないプログラムを選ぶのもホットヨガをメガネで受講するときの対策になります。
では、どんなプログラムがおすすめなのでしょうか?
ポイントは「ゆったり」と「フロアベース」。
たとえば、ハタヨガやリストラティブヨガのようなゆっくりとした動きのクラスなら、メガネが滑り落ちる心配もグッと減ります。
また、立位のポーズが少ないフロアベースのクラスも、メガネ派には最適です。
逆に避けたいのは、どんなポーズでしょうか?
- うつ伏せで顔をマットにつけるポーズ
- 逆さまになるポーズ
- 激しい動きのあるポーズ
上記のポーズが少ないプログラムを選べば、メガネをかけたまま「すーっ」と呼吸とポーズに集中できますよ。
事前にプログラムの内容をチェックして、気になる点があれば、遠慮なくインストラクターに相談してみましょう。
相談するときは、「メガネのままで受けられますか?」と聞いてみるだけでOKだよ。
コンタクトレンズを使用する
ここまでお読みになった人であれば、もう言わなくてもいいかもしれませんが、コンタクトレンズを使うのが最適な対策になります。
なぜコンタクトレンズがおすすめなのでしょうか?
その理由は以下の通りです。
- 視界がクリア
- メガネのように曇らない
- 動きやすさ
- 顔からずり落ちる心配がない
- 多様な選択肢
- 近視や乱視など、あなたの視力に合わせた商品が豊富
もっと言うと、ワンデータイプのコンタクトレンズがホットヨガに最適です。
なぜなら、使い捨てなので衛生的で、レッスンの度に新しいレンズを使えるから。
ぱっと装着して、レッスン後はポイッと捨てるだけ。
お手入れ不要で、とっても楽(らく)です。
ワンデーコンタクトを使えば、以下のようなメリットが待っています。
- 清潔
- 毎回新品のレンズを使用
- 簡単
- レンズケアの手間なし
- 快適
- 蒸し暑い環境でも快適な装着感
もちろん、コンタクトレンズに抵抗がある場合はいままで解説してきた対策を、まずは試してみてくださいね。
よくある質問
ホットヨガでのメガネについて、よくある質問は以下になります。
- ホットヨガでメガネはどれくらい曇る?
- メガネでホットヨガをする人の割合は?
解説をしていきますね。
ホットヨガでメガネはどれくらい曇る?
ホットヨガスタジオに入ると、むわっと熱気が襲ってきます。
メガネをかけている人なら、一瞬にして視界がぼやける経験をした人もいるでしょう。
実は、ホットヨガでのメガネの曇り具合は環境によって大きく変わります。
室温40℃、湿度60%の一般的なホットヨガ環境では、メガネは約10秒で完全に曇ってしまうケースも。
ただし、最近の高機能コーティングを施したレンズなら、曇りにくくなっています。
それでも完全に防げるわけではないので、コンタクトレンズやスポーツ用メガネの使用を検討するのもおすすめです。
快適なヨガ体験のために、自分に合った対策を見つけましょう。
メガネでホットヨガをする人の割合は?
ホットヨガを楽しむ人の中で、メガネをかけたまま参加する方の割合は意外と高いんです。
調査によると、約30%の人がメガネをつけたままホットヨガに挑戦しているそうです。
汗でメガネが曇ったり、ずり落ちたりするのでは?と心配する声もありますが、最近は滑り止め付きのスポーツメガネも人気です。
ただし、激しい動きのポーズでは、メガネが邪魔になることも。
そんな時は、インストラクターに相談してアレンジしてもらうのがおすすめ。
メガネをかけていても、ホットヨガの効果は十分に得られますよ。
むしろ、自分の体の変化をはっきり見られるメリットも。
メガネ派もノーメガネ派も、それぞれの方法でホットヨガを楽しんでいるんですね。
まとめ:ホットヨガはメガネでも可能だが注意が必要
メガネをかけたままでもホットヨガを楽しむことは可能です。
ただし、快適に続けるためにはいくつかの注意点を把握しておくと良いでしょう。
- メガネが曇る可能性
- 汗でメガネがズレる問題
- メガネが邪魔で汗を拭きにくい
- ポーズによってはメガネが落ちるリスク
- メガネレンズは熱に弱い
- メガネの金属フレームは水に弱い
上記の懸念を解消しながらホットヨガを楽しむために、以下の方法を試してみるのもありです。
- お風呂用のメガネを使う
- 曇り止めを活用する
- メガネバンドを使う
- 無理なポーズの際はメガネを外す
- 裸眼で一番前の列に座る
- メガネが邪魔にならないプログラムを選択する
- コンタクトレンズを使用する
メガネをかけているからといってホットヨガを諦める必要はありません。
事前に対策を考えながら、あなたにぴったりの方法を模索していけば、快適に楽しめますよ。
とはいえ、レッスンを受けてみないと、実際のところはわからないですよね。
そんな人にはコスパ最強のカルドでの体験レッスンがおすすめ。
ホットヨガスタジオカルドの口コミ・評判はこちらに書いています。
よかったら、参考にしてみてくださいね。
また、ホットヨガでメガネをつけて受講する対策を聞いて「めんどくさそう・・・」と思った人は、メガネをつけてパジャマ姿でもできるオンラインヨガもおすすめ。
おすすめのオンラインヨガについては過去に書いた以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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