「ヨガで生理痛が緩和されるの?」
そんな疑問を持ってはいませんか?
結論から言うと、ヨガは生理痛を緩和する効果が期待できます。
そもそも、生理痛は骨盤内の血流が滞るのが主な原因です。
ヨガの呼吸法は、心と体をリラックスさせて、滞った血液やリンパの流れを改善してくれます。
とはいえ、「ヨガって結構身体動かすんでしょ?生理中にやりたくない」と感じる人もいると思います。
そこでこの記事では、つらい生理期間でも行える生理痛に効果的なヨガポーズをご紹介していきます。
ヨガで生理痛が和らぐ感覚をつかめれば、きっとヨガが生活習慣の一部になれるはず。
それでは、まいりましょう。
▼この記事の制作に協力いただいた方々
-
RIHO NOMOTOさん
■ヨガ講師
■LIBERTY YOGA主宰ヨガ歴9年、資格取得後ヨガ講師歴8年。世界各地でヨガのレッスンを受け、2018年独立。世界各地のヨガレッスンを受ける中で芽生えた「ポーズを味わってほしい」「間違えたアライメントを直したい」「呼吸に意識を向けてほしい」という想いを形にするために、少人数制・マンツーマンでのレッスンを提供。普段はお客様のご自宅・就労支援施設・老人ホーム・ヨガスタジオ(LIBERTY YOGA)でレッスンを行っている。
Instagram:@riho_libertyyoga -
かおりさん
■エステサロン[FELIXIA]プロデューサー
■ヨガ歴10年
■全米ヨガアライアンスRYT200認定インストラクター
■ヘビーヨガインストラクター1級&ベビーマッサージ&インファントサイン&ベビーアロマ&マタニティヨガインストラクタープライマリー
■心理カウンセラー2級ヨガインストラクターが作ったエステサロン[FELIXIA]では、筋肉や骨格に合わせた専門性の高い施術を提供。また4人の子供を育てながら、都内で完全プライベートレッスンを主催。その他ヨガイベントにもインストラクターとして参加。ハタヨガ、ヴィンヤサ、マタニティヨガ、産後ヨガ、妊活ヨガ、リストラティブヨガなど、女性特有の悩みや、ライブイベントに関する体と心のサポートを、ヨガを通してサポートする活動をしている。
Instagram:@kaori.yogastyle
ヨガで改善する生理痛の部位
ヨガは生理痛を和らげる効果的な方法です。
生理痛でよくある、お腹、骨盤、腰、背中の痛みはヨガのポーズによって痛みを軽減できます。
さらに、PMSや生理中の感情的な症状もヨガによって軽減するので、生理痛以外の症状の改善も効果が期待できるんです。
ヨガにはいくつもの流派があり、数え切れないほどのポーズやアレンジがあります。
今回は「ゼロから始めるのはちょっと無理かも・・・」と感じている人も、ヨガの経験が豊富な人にも、実践しやすいヨガポーズを厳選!
生理痛を改善するために、ぜひこれからお伝えするヨガポーズを活用してほしいと思っています。
生理痛に効くヨガポーズ5選
生理痛に効くヨガポーズは以下の5つです。
- 子供のポーズ
- 猫のポーズ
- リクライニングツイスト
- 鳩のポーズ
- 屍のポーズ
どのヨガポーズも生理痛があるときであっても、ゆっくり行える簡単なポーズです。
解説をみながら、よかったらぜひ一緒に行ってみてくださいね!
生理痛があってもできるけど、生理期間以外に始めると、体の負担が少ないよ!
子供のポーズ(バーラーサナ)
[ptimeline color=”yellow”]
[/ptimeline]
痛みを和らげるために、通常このポーズをとるときよりも膝を大きく開くとやりやすいよ!
子供のポーズは、ヨガの経験が浅い人やヨガを始めたばかりの人にとっても、行いやすいヨガポーズのひとつです。
子供のポーズは、チャイルドポーズとも言われています。
主に背中にある生理痛をターゲットにしているポーズです。
腰の力を抜いて、腰の筋肉をゆっくりと伸ばしていきましょう。
猫のポーズ(キャットアンドカウ)
[ptimeline color=”yellow”]
[/ptimeline]
背骨の緩やかなアーチは、背中の筋肉を温めると同時に、腹筋を伸ばし、引き締めます。
猫のポーズはキャットアンドカウとも言われていて、背中だけでなく腹筋も適度に刺激をできるポーズです。
キャットアンドカウを5~20回繰り返すと、自律神経も整うから、生理痛が和らぎやすいよ!
動画で猫のポーズのやり方を確認したい方は、過去に公開した以下のYouTube動画を参考にしてみてください。
リクライニングツイスト(ジャタラ・パリバルタサナサナ)
[ptimeline color=”yellow”]
[/ptimeline]
リクライニングツイストは、腰と下腹部に効果的なヨガポーズです。
リクライニングツイストで、背中、腰、肩がリラックスできるよ!
鳩のポーズ(ピジョンのポーズ)
[ptimeline color=”yellow”]
[/ptimeline]
脚を後ろに伸ばすと、左の股関節が伸びるのを感じ、右の脇腹も伸びるのを感じるかもしれませんが、痛くはないはずです。
もし痛いようであれば、ポーズを修正する必要があります。
生理痛の痛みを和らげるためにヨガマットを積み上げて使うのもありです。
鳩のポーズは、生理痛のストレスを抱えているおしりをリラックスさせる効果があります。
鳩のポーズは、お尻の筋肉を伸ばしてくれるので、お尻の痛みを和らげてくれるポーズです。
屍のポーズ(シャバーサナ)
[ptimeline color=”yellow”]
[/ptimeline]
シャバーサナは、ヨガレッスンの最後によく登場するポーズです。
生理痛を克服するためのメンタルケアとしてもかなり有効です。
シャバーサナは体を伸ばすというよりも、心をリラックスさせたり、集中させたりするためのポーズ。
瞑想的な呼吸をすることで、生理痛以外のことに集中することができます。
シャバーサナは、腹式呼吸を練習するのに最適な時間です。
長く、深く、コントロールされた呼吸をし、早く、浅い呼吸は避けましょう。
まとめ
過度な生理痛は痛み物質が子宮に溜まり過ぎてしまうのが原因のケースが多いです。
痛み物質を解消するためには血の巡りをよくする必要があります。
血の巡りをよくするためにはゆったりと自分のペースで行えるヨガは効果的です。
ヨガをして生理痛を解消していきましょう!
慢性的な生理痛でもヨガを続けていけば3カ月後には何かしら良い変化を感じられるはずですよ。
コメント