「昔は汗をよくかいていたけど、最近は汗をかけなくなってきた・・・」
「体のなかに悪いものがたまっているような気がしてホットヨガでデトックスをしたい」
あなたは最近、汗をかいていますか?
空調の管理された部屋ばかりで毎日を過ごしてはいませんか?
もしも「最近、汗をかく機会が減っているんだよな~」というなら、オススメできるホットヨガ。
デトックス効果を期待して「ホットヨガをしてみたい!」という人は多いはずです。
「汗をかいてデトックスをする」というイメージが強いホットヨガですが、じつはホットヨガには汗をかくデトックス以外にも、美容効果や体質改善効果も・・・!
それはもう、ホットヨガは女性にとっても嬉しいデトックス効果がたっくさんあります。
ただしひとつ、注意点が。
ホットヨガは汗をたくさんかけるけど、汗をかいただけでダイエットができわけではありません。
汗をかくから痩せるわけではないのですが、ホットヨガは確実に痩せやすい体質作りができる運動です。
ということで、痩せやすい体質作りも含めて、ホットヨガのデトックス効果にはどんなものがあるのか紹介していきます。
それでは、まいりましょう。
そもそもデトックスってなに?
デトックスとは、体内に溜まった毒素や老廃物を減らすという意味です。
デトックスというと、「身体によいものを食べて内臓美人になる」といったイメージを持っている人も多いかもしれませんね。
確かに、デトックスフードなるものもデトックス効果が期待できます。
ですが人には、デトックスフードを活用しなくても体内の毒素や老廃物を減らす機能が元々備わっているんです。
それが、便、尿、汗になります。
世の中的にはデトックスと言うと、デトックスフード以外にも「排泄するもの」も大切なんです。
つまり本当の意味でのデトックスは、デトックスフードを食べていればいいだけではなく、排泄機能も同時にアップしていく必要があります。
“摂取”と“排泄”の両方が大切になってくるんです。
- 毒素や老廃物を取り込む量を減らす
- 排泄すべきものは排泄する
ホットヨガはこのうち、2つ目の「排泄すべきものは排泄する」に当たります。
汗をかいて体内から毒素や老廃物を排泄するわけです。
「デトックスがなんなのかは、なんとなくわかったけど、毒素ってなんなの?」という疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
敵を倒すためには、敵を知るべし。
ということで、体にとって有毒となる“毒素”の正体を知っておきましょう。
毒素ってなに?
毒素の正体は、普段食べている食品に含まれている添加物や脂質、さらには水道水もなんです。
添加物には、保存料、人口甘味料、着色料、乳化剤、残留農薬などが含まれていて、添加物の量が多ければ多いほど、体は毒素を排出しようとする負担がかかります。
ジャンクフードやカップラーメン、ドーナツ、ベーコン、ハム、ホットドッグ(ソーセージ)、サラミ・・・。
添加物の含まれているものって美味しそうなものばかりで、ついつい手を伸ばしたくもなるんですけどね(汗)。
水道水には鉛やトリハロメタン(発がん物質)が含まれているんです。
「だったら、添加物の入っている食品を食べないで、水は水道水からではなく、買ったお水を飲めばいいのでは?」
そう思う人もいると思います。
確かに、ヨガをされている人は健康に対する意識を高く保っている人が多いので、添加物を避け、水道水は浄水器を通している人も少なくありません。
しかし、いくら努力をしても毒素は身体に入ってきてしまうんです・・・!
努力しても避けようのない毒素。それが「有害ミネラル」
土や海水にはヒ素や水銀、鉛やカドミウム、ニッケルなどの重金属、さらにはアルミニウムといった有害金属を含んでいます。
重金属を含む有害な金属を有害ミネラルとも言います。
有害ミネラルのある土や海水で育った野菜、魚、肉などの食品にも有害ミネラルはどうしても残ってしまうのです。
人は野菜、魚、肉を食べないで生活ができません。
結果、有害ミネラルが残っている野菜、魚、肉はわたしたちの口から体内に入り込んでくるのです。
「日常生活で毒素を避けよう」と努力をしても、避けられない運命なんです。
実際に、以下のような有害ミネラルの検査(毛髪ミネラル検査)もできるのですが、有害ミネラルがゼロの人はほぼいません。
元々人には、便や尿、汗などから有害ミネラルを排泄する仕組みはできていますが、摂取した量が身体の機能のキャパを超えてしまうと体調を崩してしまう事態になってしまうのです。
では、有害ミネラルがキャパを超えて過剰に体内へ入り込んでしまうと、どういった症状がでてしまうのでしょうか。
酵素ブロックが起きてしまう
有害ミネラルは酵素の働きを妨げて、新しくて新鮮な血液を作る“造血機能”を衰えさせてしまうのです。
人の身体は、「新しく作る」と「古いものは排泄する」の2つによってバランスが保たれています。
ですが、有害ミネラルは血液を「新しく作る」ために必要な酵素の働きを妨げる酵素ブロックなる作用があるのです。
新しくて新鮮な血液が不足するので、血液はドロドロになるし、リンパも詰まりやすくなってしまうのです。
さらに、脂肪が分解されるリパーゼという酵素の働きも低下してしまい、痩せにくい体質になってしまいます。
有害ミネラルの摂取で、血液はドロドロになるし、痩せにくい体質にもなってしまう・・・。
こ、こ、これは一大事だっっっ!
最近、あなたもこんな症状に身覚えはありませんか?
- なんだか最近、体が重い・・・
- なかなか疲れが取れなくなった
- 便秘になりやすい
- 足がむくみやすい
- 最近、太りやすくなった
- 偏頭痛や肩こりがなかなか治らない
ひとつでも当てはまった人は要注意。
血液やリンパの状態が悪くなると、身体のなかの細胞が働くために必要なエネルギーをしっかり送ることができなくなるので、いま挙げたような症状も出やすくなってしまうのです。
「じゃあ、どうすればいいの?」
そこで、おすすめなのがホットヨガなんです。
「でも、ホットヨガってデトックス効果がないって書いてある記事もあるのだけど、信用していいの?」と感じた人もいるかもしれませんね。
「ホットヨガにはデトックス効果があるのかどうか・・・。」
ということで、ホットヨガのデトックス効果について、真相を深堀していきます。
ホットヨガってデトックス効果はあるの?嘘っていうウワサも?
「そもそも人が汗をかくのは体温を下げるためであって、デトックス効果なんてないんだ」と思っている人もいるのではないでしょうか。
もしくは、「普段の食生活で体内に取り組む有害ミネラルなどの汚染物質は、ごくわずかだから、ホットヨガでデトックスできるなんて嘘だ!」というウワサを聞いた人もいるかもしれません。
「ホントのところ、ホットヨガのデトックス効果って嘘なんじゃないの?」
ホットヨガのデトックス効果が嘘かどうかを見極めるには、知らないといけない知識があるんです。
それが、汗の種類。
「汗」と言っても、汗には以下のような2種類があります。
汗には2つの種類がある
- 老廃物が含まれるベトベト汗
- デトックス効果のないような水のようなサラサラ汗
このうちホットヨガは、「サラサラ汗をかくから、デトックス効果がない」という意見もあるんです。
ですが、“ベトベト汗”か“サラサラ汗”かは、生活習慣によって変わります。
なので、ホットヨガをするからサラサラ汗が出るとは限らず、生活習慣が悪ければホットヨガでもベトベト汗がでるんです。
汗腺(かんせん)には、身体に必要な塩分とミネラルを血液に戻して再吸収させる働きがあります。
ですが、汗腺の機能が低下すると、塩分やミネラルが再吸収されずに汗と一緒に排泄されてしまいます。
つまり、汗と一緒に排泄された塩分やミネラルこそが、“ベトベト”の正体だったんです。
ホットヨガをして具合の悪くなってしまう人は、ベトベト汗をかいています。
というのも、身体が動くために必要な塩分やミネラルが汗と一緒に排泄されてしまうから具合が悪くなってしまうのです。
普段から汗をかく習慣のない人はベトベト汗体質な人が多いので、ホットヨガでデトックスするときはご注意を。
ベトベト汗の逆ですね。良い汗になります。
サラサラ汗には、塩分やミネラル分が少ないです。
なので、蒸発しやすくて不快感も少ない汗になります。
蒸発しやすい性質があるので、体温調節も効率よくできるようになるのです。
汗をかかないとどうなる?
ホットヨガのデトックスに必要な発汗。
「ホットヨガにデトックス効果が期待できるのはなんとなくわかるけど、汗かかないと実際どうなるの?」と周りに聞かれたら、答えられない人もいるのではないでしょうか?
汗をかかない生活は、太りやすくなるだけでなく、最悪のケース、病気になってしまい、毎日の薬が欠かせない生活になってしまう可能性も・・・!
汗をかかないと実際どうなるのか、解説していきますね。
汗をかかない生活は汗腺の機能が低下する
エアコンの効いたオフィスで仕事ができるのは極楽ですよね。
なかには、汗をかいて体臭が漂ってしまうと嫌だから、汗がでないように制汗剤を使う人もいるかもしれませんね。
ですが、汗をかかない生活を続けていると、汗の出口である汗腺の機能が低下していろいろな健康被害にあってしまうのです。
そもそも、汗をかくメリットは以下のような3つがあります。
- 暑い夏に体温調節をする
- 肌の保湿をしてくれる
- 免疫機能を高めてくれる
汗をかくというのは、いいこと尽くしなんです。
汗は皮膚を潤してくれて、乾燥からくる病気、アトピー性皮膚炎などからもあなたを守ってくれています。
さらに、汗には尿素という少量の毒素が含まれていて、古い角質をはがれやすくしてくれる性能があります。
汗の性能には古い角質をはがして、キメのある肌感を出してくれるという美容効果もあるわけです。
体温調整をするだけでなく、美容効果すら発揮してくれる汗。
も、も、もう汗を悪いもの呼ばわりできません・・・!
ホットヨガで汗腺を鍛えれば、痩せやすい体質になる
汗をかくのが美容にも効果的というお話をさきほどしました。
でも、「職場もインドアだし、汗をかく機会がないのよね」という人も多いはずです。
そこで、汗をかくのに打ってつけなのがホットヨガなんです。
ホットヨガの凄いところは、汗をかくだけでなく、痩せやすい体質づくりもしてくれちゃうところ。
痩せやすい体質づくりといえば、ポイントになるのが基礎代謝を上げることですよね。
そもそも、基礎代謝を上げるためには、以下のようなポイントを押さえる必要があります。
- 筋肉量を増やす
- 内臓を働きやすくする
- 食事に注意する
このなかでも、ホットヨガは筋肉量を増やしつつ、内臓を温めて働きやすくするというダブル効果で基礎代謝を上げられるのです。
お~、なんて効率的!
「でも、筋肉量を増やすのなら、ジムに行ってトレーニングしたほうがいのでは?」と思う人もいるかもしれませんね。
ホットヨガで筋肉量が増えるというのは、インナーマッスルが関係しています。
インナーマッスルとは、身体の奥の方にある小さな筋肉の総称で、身体をシュッと魅せるためには必要な筋肉です。
ジムのトレーニング機器で鍛えられるのは、身体の表面にあるアウターマッスルという筋肉で、アウターマッスルをいくら鍛えても、綺麗なボディラインはできにくいんです。
しかも、ホットヨガで鍛えられるインナーマッスルは身体の奥の方にあるため、内臓脂肪などといった女性にとって天敵になる脂肪の近くにあります。
だから、ホットヨガでインナーマッスルが鍛えられると内臓脂肪が燃焼されやすくて、スレンダーボディになりやすいんです。
また、ホットヨガは身体を温める効果があります。
身体が温まると内臓の働きも良くなって、基礎代謝アップができるのです。
食事に注意するポイントについては、この記事の後半でお話ししますね。
汗をかかないと不衛生な肌になってしまう
さきほど、「汗には免疫機能」があると説明させていただきました。
「汗?免疫機能?汗なんて汚いし臭いからいいものじゃないでしょ。」
汗に悪いイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか。
でもじつは、汗はわたしたちの身体が健康でいられるように守ってくれている大切な存在なのです。
汗は弱酸性の体液で、汗の成分のなかには尿素や乳酸ナトリウムなるものが入っています。
これら汗の成分には抗菌作用があって、汗が皮膚を覆ってくれているおかげで肌を清潔で衛生的な状態に保てているんです。
汗は肌を抗菌することで、病原体からわたしたちをまもってくれているのですね。
汗はまさに、口うるさいけどいつも子供のことを思ってくれているお母さんと一緒。
お母さんに口うるさく言われるのは、ときどき癪(しゃく)に障(さわ)るかもしれないけど、そこには深い愛情が込められていて、いざというときは助けてくれるとわかっています。
汗は臭いやベタつきで、ときどきあなたに存在アピールをしてくるかもしれないけど、そこには汗からの愛情がこもっている。
汗を嫌いにはならないであげてくださいね。
体臭がきつくなる
体臭というと、加齢臭。
加齢臭と言えば、オジサンがかくものだと思ってはいませんか?
じつは女性も体臭がきつくなることがあるんです。
女性の場合は、女性ホルモンが影響して体臭がきつくなりやすくなります。
「最近、汗かかないんだよなぁ。でも臭わない大丈夫!」
そんなあなた、とっても危険です・・・!
自分から発せられる体臭は自分では気づかないモノ。
自分では気づいていなくても、周りの友達にはしっかり臭ってしまっています。
特に、最近汗をかく機会が減った人は要注意!
少しかいた汗のなかに濃度の濃い老廃物が含まれていて、悪臭の原因に・・・。
体臭で知らず知らずのうちに、友達が減ってしまいたくないという人は、汗かく機会を意識的に増やしましょう。
汗をかくと、結構スッキリしてストレス発散にもなりますよ。
そして、いま改善したい自分の体質がある人に朗報です。
ホットヨガを利用して汗かく機会を増やせば、じつは体質改善につながることもあるんです。
ホットヨガでデトックスをするとどんな体質改善ができるのか。
次は、ホットヨガで汗をかいてデトックスすると得られる体質改善についてお話ししますね。
ホットヨガのデトックス効果は体質改善につながる
ホットヨガは、続けて通うと基礎代謝が高くなって太りにくい身体になります。
基礎代謝が高くなるので、ホットヨガをしていないときでもデトックスできる身体に変わるのです。
とはいえ確かに、一度ホットヨガに通っただけでは基礎代謝は高くなりません。
ですが、続けて通うことで、身体が「温まること」を覚えて、ホットヨガをしていなくともデトックス効果が実感できるほど基礎代謝が高くなるのです。
身体って本当に頭がいい・・・!
また「基礎代謝を高くする方法ならホットヨガ以外にもあるでしょ?」と思うかもしれません。
基礎代謝を上げる方法はたくさんあります。
ただただ筋トレする方法やツボ、お風呂の入り方を変えてみたり、唐辛子などの食べ物を食べてみたり、なかにはサプリや漢方を使う人もいるかもしれません。
基礎代謝をたかくする方法なら他にもたくさんあります。
だけど、ホットヨガはボディラインを作り出してくれるインナーマッスルも同時に鍛えられます。
だから、見た目もシュッと引き締まった美ボディが手に入るんです。
どうせ痩せるなら、細くなるだけでなく見た目も気にしたい!
そんな人にはホットヨガで基礎代謝を上げてデトックス効果を高めるのがオススメです。
さらにホットヨガには、以下のような体質改善効果も期待できます。
ホットヨガの体質改善効果
- 冷え性改善効果
- 美容効果
それぞれ詳しく解説していきます。
ホットヨガのデトックスは冷え性改善にも効果的
そうなんです。
じつは、ホットヨガのデトックス効果で冷え性改善にもつながるんです。
そもそも、冷え性は血液が滞ってしまうのが原因のひとつとされています。
血管のなかで血液が滞ってしまうので、血の巡りが沸くるなって冷え性になるというわけです。
これはいわば、車の渋滞と一緒です。
交通事故で車が渋滞してしまうと、事故車両を超えるまでは渋滞が続きます。
渋滞が続くと交通の流れが悪くなり、運転手さんたちもイライラしてきてしまいますよね。
でも、事故車両を超えてしまえば、スイスイ進めて交通の流れもよくなるわけです。
冷え性という事故を起こさないためには、血液の流れをよくする必要があります。
ホットヨガのデトックス効果によって、血液中の老廃物は減らすことができるのです。
すると血液がサラサラになります。
血液がサラサラになった結果、血の巡りがよくなって冷え性の改善につながるというわけです。
もちろん、ホットヨガで冷え性が改善できる大きな要因は「身体の芯から温まれる」というのもありますが、それにデトックス効果が加わって効果倍増!
だから、冷え性改善にはホットヨガがいいっていわれるんですね。
ホットヨガのデトックスは美容効果も抜群!
ホットヨガのデトックス効果で美容に効果がある理由は至ってシンプル。
発汗することで、毛穴の汚れをゴソッと排出してくれます。
毛穴の汚れが汗と一緒に排出されるから、毛穴が整って黒ずみ毛穴、ぽっかり毛穴、たるみ毛穴とおさらばできるんです!
おお、なんてスバラシイ・・・!
まぁ、発汗して毛穴が綺麗になるあたりは誰だって想像が付きますよね。
じつはホットヨガのデトックス効果は、毛穴が綺麗になるだけじゃないんです・・・!
ホットヨガのデトックス効果は肌年齢も若返らせてくれます。
というのも、汗のなかには尿素という成分が含まれていて、尿素には以下のメリットがあるんです。
汗の成分「尿素」のメリット
- 保湿効果
- 古い角質を溶かす
- 肌のターンオーバーを整えてくれる
ホットヨガで汗をかくと、汗のなかに含まれている尿素の働きで、お肌を柔らかくして硬くなった角質さえ取り除いてくれるんです。
結果、肌を生まれ変わらせる代謝サイクル、ターンオーバーが整って肌の質が安定していきます。
「なるほど、なるほど!だからホットヨガのインストラクターさんたちは、みんな肌キメが細やかなんだ」
食べるデトックスで効果倍増!
食べるデトックスとは、その名の通り、食事をすることで体内の毒素を排出してデトックスしていくことです。
じつは、身体にはデトックス工場なる場所が2カ所あるんです。
それが、
身体の中の2つのデトックス工場
- 肝臓
- 腎臓
さきほどまでは、汗をかくことでデトックス効果があると説明してきました。
これは、水溶性の毒素を排出する腎臓をサポートするようなデトックス効果なんです。
水溶性の毒素とは水溶性、つまり水に溶けやすい毒素を指していて、
対して、肝臓は脂溶性の毒素を排出してくれます。
要するに、汗をかくだけでは、水溶性の毒素しか取り除かれないので、本当の意味でのデトックスにはなっていないんです・・・!
な、な、なんだとぉ~ッ!!ホットヨガでめっちゃ頑張っても不完全なデトックスだとはッッッ!
ということで、肝臓のデトックス効果を高める食材を食べて、食べるデトックスをする必要があるんです。
「でも、そもそも肝臓のデトックス効果を高めたら、どんな美容効果があるの?」
と疑問に思った人もいるはず。
なので、肝臓のデトックス効果を高める食材を紹介する前に、肝臓のデトックス効果を高めたら、どんな美容効果があるのかを解説していきます。
肝臓は美肌工場
これは、エリカ・アンギャルさん著書の「世界一の美女になるダイエット」のなかで表現された言葉です。
「肝臓は美肌工場」
そうなんです。
肝臓は、美肌になりたい女性なら絶対にケアしておきたい場所なんです。
肝臓が美肌工場と言われる理由は以下の2つです。
肝臓が美肌工場と言われる理由
- その1.肝臓は脂溶性の解毒工場
- その2.肝臓でシミを予防する酵素が作られる
その1.肝臓は脂溶性の解毒工場
肝臓の解毒機能を実際の工場で作ってみると、東京の江戸川区がいっぱいになるほどの面積が必要と言われているんです。
肝臓は、日常で摂取してしまいがちな食品や飲み物のなかに含まれている毒素を無毒化してくれるスーパー工場。
食品添加物、過剰な砂糖、精製された炭水化物、残留農薬、アルコール、薬、たばこ、環境ホルモン・・・。
これらの毒素をそのままにしておくと、肌にとっての悪循環がうまれてしまいます。
肌の黒ずみを防ぐためにも肝臓の働きがとっても大切なんです。
その2.肝臓でシミを予防する酵素が作られる
肝臓は腸から吸収した栄養分を、体内のなかで使える形にカスタマイズしてくれています。
これはまるで、会議資料を部長のためにカスタマイズして作成するできる部下!
肝臓でカスタマイズするときにできる酵素、「グルタチオン」なるものが美肌に大事なんです。
シミの原因になるのは黒色メラニン。
黒色メラニンが作られるときにチロシナーゼというものが活発になるのですが、グルタチオンはこのチロシナーゼの活性を抑制してくれます。
だから、「肝臓=美白」なんですよ。
それではお待ちかね!
つぎは、美白に導いてくれる肝臓の機能を高める食材を紹介していきます。
【最新】肝臓の機能を高める食材20選
1. 大豆肝臓の機能を高める食材でいま最も注目されているもの。
それが大豆なんです。
「たけしの家庭の医学」でも、大豆を使った料理で肝脂肪の改善ができたという実験もやっていましたね。
大豆は良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
なかでも大豆に含まれているサポニンという成分が肝臓の解毒作用をサポートしてくれると言われています。
2.ピーツ&キャロット肝臓のデトックスに効果的な植物性のフラポノイドとベータカロチンが豊富。
特に、ニンジンにはたんぱく質「グルタチオン」が含まれていて医学誌「WebMD」でもいま注目を浴びています。
3.トマトトマトにもグルタチオンが多く含まれています。さらにトマトにはビタミンCも豊富に含まれていて、美容効果もバッチリ。
4.グレープフルーツグレープフルーツにはビタミンCが豊富なだけでなく、トマトと同様にグルタチオンも含まれている果物です。解毒効果のある酵素を活性化させてくれます。
5.ほうれん草ほうれん草もグルタチオンが豊富です。グルタチオンは身体のなかのサビ取りをしてくれたビタミンC、酸化型ビタミンCを元の元気なビタミンC、還元型ビタミンCに戻してくれる作用があるのです。
6.柑橘系のフルーツ柑橘系のフルーツ、レモンやライムなどもビタミンCが豊富。肝臓には毒素を水に変える働きがあるのですが、そのときに作用するのがビタミンC。ビタミンCはまさに、肝臓のデトックス効果を高めるために欠かせない栄養素なのです。
7.キャベツキャベツに含まれている「ビタミンU」。ビタミンUは、傷ついた粘膜を治してくれる作用があります。
ビタミンUは働き者の肝臓を活発にしてくれて、新陳代謝を促してくれる働きがあるんです。
さらに、肝臓に脂肪がつくのも防いでくれる働きもあります。
また、最近になって、キャベツに含まれている「グルコシノレート」が話題に。
グルコシノレートはイソチオシアネートという物質を作り出します。
作り出されたイソチオシアネートは肝臓の働きのひとつである解毒に必要な酵素を肝臓まで運んでくれる酵素です。
8.ターメリックターメリックはショウガ科の草の根で、飲み会の前によく飲まれるウコンの元となる食材です。
アルコールを分解してくれる肝臓の機能を高めるためにウコンを飲み会パートナーにしている人も多いのではないでしょうか。
さすがに、家でウコンを飲む機会は少ないとは思いますが、黄色いカレー粉も同じターメリック由来なので、よかったらぜひ今晩のスパイスとしてお料理に入れてみてくださいね。
9.くるみ「The Journal Nutrition」で発表された最近の研究によれば、くるみは炎症と新陳代謝に良い影響を与えるのがわかっています。特にホットヨガでデトックスしようとしている人にとっては新陳代謝が気になるところですよね。
くるみと緑茶を一緒に飲み合わせると新陳代謝の効果も高くなるのだとか。
日本人にとって緑茶は身近な存在なので、飲み合わせもしやすいですよね。
10.アボカド森のバターとも言われている「アボカド」。
アボカドは、全体の20%が脂肪です。
ですので、「ダイエット中はアボカドは食べちゃダメ」と敬遠されがち。
しかし、アボカドの脂肪分はリノール酸やリノレン酸といった不飽和脂肪酸なので、コレストロール値の上昇には影響がほとんどないんです。
むしろアボカドは、最近は肝臓の解毒機能を強化してくれると話題になっています。
というのも、アボカドには必須アミノ酸をはじめとしたアミノ酸が絶妙なバランスで含まれているんです。
特に、肝臓の解毒作用、デトックス効果を高める点でグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合したグルタチオンが重要な役割をしてくれます。
グルタチオンは肝臓が解毒するときに発生する酸化物の害を抑えてくれるのです。
ただし、アボカド唯一の難点はカロリーの高いところ。
オーバー摂取しなければ、肝臓にとっても身体にとっても嬉しい成分が豊富に入っているんです。
11.納豆納豆には脂肪の代謝に必須なビタミンB2が豊富に含まれています。さらに、納豆の抗酸化作用には肝細胞の細胞膜破壊を防ぐ働きもあります。
納豆はまさに、肝臓を守ってくれる栄養素なのです。
12.枝豆枝豆にはビタミンCが豊富に含まれているだけでなく、良質なたんぱく質も摂取できます。特にビタミンCについては、枝豆を100g摂取すれば、1日に必要なビタミンCは補えるくらいです。肝臓の働きを助けてくれる枝豆。居酒屋に行くと、お酒のおつまみに枝豆を食べているのは、悪酔いを防ぐ効果として理にかなっていたんです。
13.ガーリック肝臓に特効薬はありません。ですがガーリックは、「肝臓によい」とされていて実験で効果も実証された食材のひとつです。
マウスの実験で、ガーリックを与えたところ、他のマウスよりも明らかに肝細胞の活性化がみられたのです。肝細胞が活性化して肝機能も向上したということが実験で実証されました。
臭いがきつくて平日にはなかなか食べる気になれないガーリック。
ですが、肝臓の機能を高めるためには有効な食材のひとつです。まずは週末だけでも1日1~2片食べてみて身体の調子を確認してみるのもいいかもしれません。
14.温州みかんお酒の飲み過ぎは肝臓を弱らせるので、いくらホットヨガをしてもデトックス効果を感じにくくなってしまいます。とはいえ、「ホットヨガでデトックスしたい。でもお酒付き合いもあって困っている」という人もいるのではないでしょうか。そんな人に朗報です。じつは温州(うんしゅう)みかんには飲酒による肝機能の低下を抑える働きがあります。これは温州みかんに含まれているカロチノイド(βクリプトキサンチン)という色素が飲酒によって高値になりやすい血中γ-GTPの値を抑えることで肝機能の低下が起こらないようにしているのです。
15.牛乳牛乳は、良質なたんぱく質がとれるだけでなく、肝臓に必要な必須アミノ酸はすべてくまなく含まれている万能飲料水なんです。さらに、ビタミンもビタミンCを含むすべてのビタミンがバランスよく入っています。肝機能を高めてくれるビタミンB2とビタミンAなどももちろんはいいていますので、肝機能を強化してデトックス効果を高めるためにはうってつけです。また「牛乳はカロリーが多いからダイエット中には飲みたくない」という人もいるかもしれませんね。カロリーが気になる人は、スキムミルクがおすすめです。スキムミルクも牛乳と同じ分だけの栄養素を摂取することができます。
16.かぼちゃかぼちゃは、緑黄色野菜の王様とも言われていて、ビタミンAの効力を持つβカロテンが豊富に含まれています。肝機能の障害のある人は、ビタミンAが不足しがち。
逆に言うと、肝臓の元気な人がビタミンAをしっかり摂取すると、肝臓によるデトックス効果もしっかり働きやすくなるわけです。ちなみに、ビタミンAはモロヘイヤやニンジンなどにも豊富に含まれています。
17.アスパラガスアスパラガスにはビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、カリウム、鉄など、ビタミン類をはじめ美容効果のある成分もたっぷり含まれています。さらに、アスパラガスにはアスパラエキスのなかにGABAも含まれているんです。GABAは、肝機能を改善するだけでなく、自律神経を整えて血圧を正常値に下げる働きがあります。肝臓のデトックス効果を高めるだけでなく、血圧が高めで気になるという中高年のヨギーにもアスパラガスはおすすめなんです。
18.グリーンティおしゃれに書きましたが、緑茶です。
緑茶といえば、「カテキン」ですよね。カテキンには脂肪やたんぱく質の酸化を抑えて、傷ついた肝細胞を保護する作用があります。また、肝臓が弱っている人はてんぷらの好きな人も多いです。緑茶に使って残った茶がらは、粉末にしててんぷらにふりかけるのもおすすめ。茶がらにはビタミンEや食物繊維も豊富に含まれているんです。
19.青背の魚魚は良質なたんぱく質がとれます。さらに、魚の脂肪にはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった多価不飽和脂肪酸がたっぷり。多価不飽和脂肪酸の働きは、肝臓で中性脂肪が作られるのを抑えてくれるものです。肝臓の栄養素となるたんぱく質も取れて、余計な中性脂肪が作られるのも抑えてくれる青背の魚。ホットヨガでデトックス効果を高めるためには1日に1食は食べてほしいところです。ちなみに、EPAやDHAは、イワシやサバ、サンマ、アジ、本マグロなどに多く含まれていますので積極的に食べてもらいたいところです。
20.雑穀雑穀とは、ヒエ、アワ、キビ、タカキビ、キノア、ヒエ、バックウィート(そば)などです。雑穀は、無農薬で栽培できるので、白米よりもたんぱく質やミネラル、食物繊維など肝臓に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。なかでも「キビ」には血液のなかの善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防・改善する効果も。動脈硬化が改善されれば、赤ちゃんのようなほのかに赤いお肌を蘇らせることができるんです。日本人が古くから食べてきた雑穀、侮(あなど)れませんね。
汗のかきすぎにも注意
ホットヨガといえば、「爆汗」。
大量の汗をかくイメージが強いですよね。
ホットヨガは高温多湿の環境の中で行っているので、レッスンによっては本当に滝のような汗をかきます。
ホットヨガでデトックスしたい人にとって、汗をかくのはとっても気持ちいい・・・!
ですが、いくらホットヨガと言っても汗のかきすぎには注意です。
60分のホットヨガで1リットルの汗をかくと言われています。
だから、60分のホットヨガで1リットルの水分をしっかり摂れるのが推奨されているんです。
とはいえ、60分で1リットルも水分を飲めない人もいると思います。
おすすめは、60分のレッスンで500ミリリットルのペットボトルを2本用意しておくこと。
そうすれば、がぶ飲みして逆に胃がもたれてしまうことも防げますし、「500ミリリットルなら飲めそう」となって、気持ち的にも楽になります。
汗のかきすぎでホットヨガのレッスン中に倒れてしまっては元も子もありませんよね。
水分摂取はしっかりするようにしましょう。
デトックスにおすすめなホットヨガスタジオ3選
ホットヨガとデトックス効果について理解をしたところで、デトックス効果の期待できるプログラムを持っているおすすめなホットヨガスタジオを紹介していきます。
今回紹介するおすすめなホットヨガスタジオは以下の3つです。
- ホットヨガスタジオ【カルド】
- ホットヨガスタジオ【LAVA(ラバ)】
- ホットヨガスタジオ【ジェクサー】
ホットヨガスタジオ【カルド】
デトックス効果の期待できるプログラムが最も多いのがカルド。
カルドには以下の6つのデトックスプログラムがあるんです。
深い呼吸をしながら、内臓を適度に刺激して体の内側に働きかけるプログラム。
内臓の機能がアップすれば、代謝がアップしてデトックス効果が期待できる。
身体に溜まった老廃物や不要な水分を体内から取り除くプログラム。
デトックス効果の高いポーズを取り入れて血液やリンパの循環をよくする。
緊張していた筋肉をほぐすことで、リンパや血液の流れを改善するプログラム。
デコルテや股関節、膝裏などのリンパ節を刺激しながらリンパの流れを気持ちよく解消する。
座りっぱなし、立ちっぱなしによって滞ったリンパの流れをストレッチによって改善するプログラム。
股関節、膝裏などの筋肉をストレッチによって緩ませて老廃物の排出機能を活性化する。
骨盤の歪みや姿勢の偏りを改善させて、リンパや血液の循環を整えるプログラム。
リンパの流れを改善するだけでなく、ホルモンバランスの安定や美肌効果、たるみ改善などの効果も期待できる。
普段はあまり使われない筋肉や骨格の歪みを整えて、内臓や細胞の活性化をするプログラム。
身体に眠っている若返りのためのパワーを呼び覚ましていくポーズを行う。
「とことんデトックスしたい!」という人はカルドがおすすめです。
まずはカルドの体験レッスンを受けてみてくださいね。
ホットヨガスタジオ【LAVA(ラバ)】
ホットヨガスタジオLAVA(ラバ)には、”デトックスヨガ”というプログラムがあります。
骨盤や股関節、仙骨を中心にほぐすことで、下半身全体を温め、デトックス効果を促すややハード目なレッスンです。
はじめは頭や首などの上半身からほぐすので、仕事や家事で疲れた頭もスッキリします。
ややハードなレッスンで、筋肉を鍛えつつもデトックスをしていきたいという人はホットヨガスタジオLAVA(ラバ)がおすすめです。
ホットヨガスタジオLAVA(ラバ)にも体験レッスンがありますので、よかったらぜひ受けてみてくださいね。
ホットヨガスタジオ【ジェクサー】
ホットヨガスタジオジェクサーには以下の2つのデトックスプログラムがあります。
- デトックス
- リンパフロー
アクティブポーズを行っていくことで体幹筋を活性化させるプログラム。
体幹を鍛えて体内循環を改善し、冷えを取り除いていく。
むくみやだるさが気になる女性におすすめなプログラム。
足裏のセルフマッサージやアーサナを取りながら、リンパの流れを促していく
ジェクサーは、東洋医学も取り入れたデトックスヨガを提供しています。
東洋医学に興味のある人は、ジェクサーのデトックスヨガを受けてみるのもありです。
まとめ
いかがでしたか?
ホットヨガでデトックスすると、汗腺が鍛えられて質の良い発汗、サラサラ汗がかけるようになります。
そしてサラサラ汗は、肌をコーティングしてくれて美肌効果が期待できるんです。
しかもホットヨガはデトックス効果で内臓の働きをよくするだけでなく、インナーマッスルも鍛えられるから基礎代謝を上げる効果もあるとお話ししましたね。
基礎代謝が上がれば、痩せやすい体質になれる。
ホットヨガはまさに、美容とダイエットのダブル効果がある運動なんです。
「汗をかいてストレス解消したいのだけど、せっかくだから美容効果やダイエット効果のある運動をしたい」
そんな人にはホットヨガがベストチョイスですよ。