身体の健康効果やボディメイク、美容効果などが期待できるホットヨガ。
ホットヨガの効果を高めるためにも、継続してレッスンを受け続けたいですよね。
だって、1回でも休んでしまったら、身体が元通りになる気がするから。
だからこそ、
「微熱が出ているけど、ちょっとくらいなら大丈夫!」
「風邪のひきはじめな気がする・・・でも微熱くらいだしホットヨガにも慣れてきたし問題ないでしょ。」
そう思って微熱があってもホットヨガをやろうとしている人も多いはず。
ですが、無理にホットヨガのレッスンを受けると、あなたの体調が治りにくくなるどころか、最悪のケース、ホットヨガのレッスンでせっかく仲良くなった仲間にも嫌われてしまう可能性があるんです・・・!
仲が良かった仲間に、尻目にかけられた空間の中でホットヨガをやっていても面白くはないですよね。
そしてじつは「風邪かな・・・?」と思っても、その症状、身体が次のステップへ成長するための準備である可能性もあるんです!
ということで、微熱でホットヨガをやってはいけない理由と、微熱でもホットヨガをやっても大丈夫な場合について、解説していきます。
それではまいりましょう。
風邪のひきはじめで微熱があるときはホットヨガを避けたほうがいい
ホットヨガは、室温38~40℃・湿度55~65%の状態に保ったスタジオで行われるエクササイズです。
「身体が温まるし、汗をかいてデトックスもできるから風邪のひきはじめで微熱程度の症状ならホットヨガをして治せる!」と思いがちですが、そこに大きな落とし穴があるんです。
確かに風邪を早く治すためには、身体を温めて多くの水分を摂ってしっかり汗をかくことが良いと言われています。
汗をかくことで、身体の新陳代謝が促されると自然治癒力も高まって風邪の回復を早めることが可能です。
しかし、ホットヨガのレッスン時間は、1回につき1時間程度であることが多く、適量を超えた運動なので、身体が悲鳴をあげてしまうことも・・・!
もし、運動量の低いタイプの初心者向けレッスンだとしても、ホットヨガを1時間以上も行えば大量の汗をかくため、慣れていない人なら頭痛やめまいを発症する場合もあります。
風邪のひき始めもしくは治りかけで微熱のある人がホットヨガをすると、健康な状態よりもさらに多くの汗をかいてしまうんです。
汗をかき過ぎてしまうと、風邪が悪化する場合も考えられますし、風邪の症状として下痢がある人は脱水症状を引き起こす危険もあり得ます。
微熱があって風邪が完治していない場合は、出来るだけ安静にしてゆっくり休むのが最善の治療法です。
ですので、ホットヨガをするなら完治した健康な状態で行うべきでしょう。
風邪をひいているときのホットヨガがNGな理由3つ
ここまでで、微熱などの症状があって風邪をひいているときにホットヨガをするのは危険であると伝えさせていただきました。
「でも、実際行ってみたらわりと大丈夫なんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。
もしくは「ヨガでボディメイクしていかなくちゃいけない事情があるの!」と人前に出る予定がある人にとっては風邪をひいていたとしてもホットヨガのレッスンに行きたい人だっているはずです。
でも、身体が不完全な状態でホットヨガを受けてしまうと、反対に大事なその日までに体調が戻らず、家のベッドで横たわっていることしかできなくなってしまう可能性も・・・!
そうならないためにも、まずは風邪をひいているときにホットヨガがNGな3つの理由を理解しましょう。
ホットヨガがNGな3つの理由
- 脱水状態に陥ってしまう可能性がある
- レッスン後に身体が冷えてしまう
- 他の参加者に迷惑をかけてしまう
理解をしてもらえれば、きっとあなたも無理はしないはず。
それではもう少し詳しく説明していきますね!
理由1.脱水状態に陥ってしまう可能性がある
風邪をひいているときにホットヨガがNGな理由のひとつ目は、脱水症状に陥ってしまう可能性があるからです。
無理をしてホットヨガを行うと、症状を悪化させてしまう可能性もあるので注意が必要。
そもそもホットヨガは、高温多湿な場所で行う運動なので、大量の汗をかきます。
大量の汗をかくということは、たくさんのエネルギーを消費するだけでなく、身体から水分がドンドン抜けてしまう。
場合によっては1時間ほどのエクササイズで約1リットルもの汗をかくこともあり、そうなると水分が足りなくなって体が疲れてしまい、動けなくなってしまうこともあるのです。
さらに下痢の症状がある場合には、重篤な脱水症状に陥ってしまう可能性もあるので十分な注意が必要になります。
無理をしてホットヨガをしても何も良いことはないのです。
またホットヨガスタジオのような密封された空間で咳をしたら、他の人に迷惑がかかってしまいますし、場合によっては風邪をうつしてしまうことだって考えられます。
咳をしながらホットヨガをやっていても、集中はできませんし、周りの人の目が気になる人もいるでしょう。
風邪をひいている時にホットヨガをやると疲れて動けなくなったり、脱水症状を起こしてしまうこともあるので、体の調子が悪い時は無理をせずにゆっくり休むようにした方が良いです。
理由2.レッスン後に身体が冷えてしまう
ホットヨガは風邪を引いているときは控えたほうがいい理由の2つ目は身体が冷えてしまう点です。
たしかに、レッスンを受けている最中は体がある種の興奮状態になっているので、そこまで気にならないかも知れません。
ですがレッスン後に温まったスタジオを出れば、汗が引ききってしまい身体が冷えてさらなる風邪を引いてしまう可能性もあるのです。
「微熱程度なら大丈夫」と高をくくる状態になってしまう人もいます。
わたしもホットヨガをしていますが、これまで強行的にホットヨガを受けた人で、風邪が治ったという人はまずいません。
風邪を引いた時点で少しでも身体を温めて風邪の菌を体外へと押し出すための対策をしていかなければならないんです。
「汗を掻いたらそれが冷える前にシャワーを浴びれば問題ないんじゃないの」と思う人もいるかもしれませんね。
ですが、身体というのは弱っているときこそダメージが受けやすくなっています。
微熱で本調子ではない身体に負担をかけて、さらにレッスン後に身体が冷えてしまうと、当然ですが悪化の一途をたどること間違いなしです。
レッスン費用や効果を考えると確かに“やりたい衝動”にかられるかもしれませんが、調子が悪いときは万全の状態に直してからでないと思いの外長引くことになります。
そして結局は、長期間ホットヨガを休む、もしくは集中してホットヨガに取り組めなくなって、「ホットヨガは楽しくないモノ」という気持ちにもなってしまうかもしれないんです。
ホットヨガは楽しくやるもの。
無理は禁物です。
理由3.他の参加者に迷惑をかけてしまう
風邪をひいているときにホットヨガがNGな理由の3つ目は他の参加者に迷惑をかけてしまうという点。
ホットヨガの会場は基本的に室内のスタジオです。
それも、外の音が気にならないほど密封されている室内スタジオになります。
密封された室内でホットヨガをやる理由には、集中してヨガのポーズをキープすることが必要となるという点があります。
先生の姿勢を見ながら鏡に映っている自身の姿をより理想の姿へと変えていくわけです。
なので、風や音、さらには外部の状況がはっきり分かってしまう環境だと集中できませんよね。
このため、窓は閉め切って室内温度が集中管理されているのが通常のホットヨガスタジオです。
室内温度が集中管理されている状態は、風邪の菌が非常に蔓延しやすいので風邪をうつしてしまうリスクがあります。
他人に風邪をうつしてしまい、後ろめたい気持ちにならないためにも、ホットヨガ教室には風邪を引いてしまったら行かないようにしましょう。
ホットヨガスタジオは密室の状態であるのに加えて、しきりなど部屋が小分けになっていません。
なので、咳もしにくいですし、鼻水をすすろうものなら、すぐにみんなの目線を自身に集めることになってしまう状態です。
それも“憎悪のまなざし”であること間違いなし・・・。
こうなるとせっかく健康になろうと思ってホットヨガに通っているのが、風邪を引きに行くためのようなものになってしまいます。
他の参加者や先生にとって迷惑になるのを避けるためにも、しっかり休んで治してから元気な姿を見せてあげながらホットヨガをしましょう。
ホットヨガで風邪をひく?ホットヨガの好転反応で熱が出ることもある
ホットヨガを始めたばかりの頃は、好転反応が起こることがあります。
ちなみに好転反応は、ヨガでも同じく起こる可能性があるものです。
好転反応とは、体の改善される前に一時的に症状が悪くなることにより、熱が出たりすることで、ホットヨガを始めたばかりの人に起こりやすいといわれています。
好転反応は、体が良くなるためのステップですから問題はありませんが、実際に体調が悪くなるとやっぱり不安になるものです。
不安というのは知らないから感じるもの。
ということで、なぜ好転反応は起きるのか、簡単に解説しますね。
体を動かすことによって、いままで凝り固まっていた筋肉が緩(ゆる)んで、蓄積されていた毒素が血液中に排出されていきます。
この蓄積されていた毒素を出すにあたって、細胞が過剰な反応をして微熱を発生させるのが好転反応の原因だといわれているんです。
また、骨盤矯正によって体のゆがみが矯正され、血液や体液の循環が良くなり、溜まっていた老廃物が体中をかけめぐることになります。
これも今説明したのと一緒のメカニズムで、老廃物、つまり身体にとっては毒素が血液内を巡ることで、身体が弱まって一時的に風邪などの症状が現れやすくなるのです。
つまり好転反応は、時的に溜まっていたものが体から排出されるのが原因で起こり、「調子が悪くなる」といった症状が現れるのです。
ここまでの話だけでは「好転反応って悪者(わるもの)?」と思って今いますよね。
ですが、好転反応で風邪などの症状が起こったときは、良くなるためのステップだとも捉えられるんです。
それに、慣れてくれば自然に症状はなくなっていきます。
だから、症状が出ることでより良い環境に入っていけると考えられるでしょう。
好転反応とは、「あなたのやっているホットヨガやヨガ、体にいいことしてるんだよ~」という身体からのメッセージなんです。
ホットヨガをやったあとに風邪を引くことがないための対策
ここまでで、風邪をひいているときにホットヨガをやらないほうがいい理由を伝えていきました。
風邪をひいてしまったときは、ホットヨガをやらない方がいい理由は、なんとなくでもわかりましたか?
風邪をひいて微熱も出ている状態なのに、ホットヨガをやろうとしてしまう人の大半は、とても意識の高い人が多いです。
ですが、風邪をひいているときは無理にホットヨガはやらないようにしてくださいね。
そして最近よく耳にするのが、「ホットヨガが原因で風邪をひいてしまった」という声。
特に、冬の季節に多く聞かれる声です。
ということで、次は、ホットヨガをやったあとに風邪を引かないための対策を紹介していきます。
今回紹介する対策は以下の4つです
4つの風邪対策
- ホットヨガ後はシャワーで汗をきれいに洗い流す
- ウェアは必ず新しいものに着替え直す
- レッスン後に夏以外は1枚多めに上着をはおる
- 身体を内側から温める飲み物を飲む
それでは解説をしていきますね。
対策1.ホットヨガ後はシャワーで汗をきれいに洗い流す
運動した後は汗をかきますので、ホットヨガに限らず風邪を引きやすいです。
汗には熱を冷ます効果があります。
これはちょうど、日の照っている真夏のお昼に道路の熱を冷ますためにする打ち水と一緒です。
ホットヨガをした後は汗をかいて体温が奪われやすいので、汗を掻いたままウェアも替えずに過ごしていると、身体が一定時間冷えたまま行動することになります。
だから風邪を引きやすくなるんです。
わたしも自分一人だと着替え忘れることはまずありませんが、友達と話しながら帰っていると着替えのタイミングを失ってしまったり忘れてしまうことが多々あります。
そんな時はあらかじめシャワーを必ず浴びてから帰宅することをルーティン化してホットヨガに通いましょう。
確かに友達との交流は大切ですが、風邪をひくことでまずホットヨガそのものに参加できなくなります。
無理して参加したところで友達に白い目で見られる可能性もありますので、仲が悪くなってしまうことも・・・。
ちなみに当然のことですが、シャワーを浴びるタイミングはホットヨガのあとでもう運動をしないというタイミングがベストです。
ホットヨガのあとで運動をまだするのであれば、結局汗を新たに掻いてしまって、冷えに繋がるからです。
シャワーを浴びて汗をきれいに洗い流すことで、熱が出る恐れを無くしましょう。
対策2.ウェアは必ず新しいものに着替え直す
ホットヨガをやったあとに風邪をひくことがないための対策としてウェアは必ず新しいものに着替え直す方法があります。
汗を大量に掻いた後に着ているものを交換するのは、面倒に感じる人もいるかもしれませんが、とても大切なことなんです。
ホットヨガを行う場所は高温多湿なスタジオ。
しかも、たいていは水分を補給しながら動くので、1時間動いただけで大量の汗を掻きます。
ホットヨガは大量の汗をかきますから、当然ウェアに汗が染み込んでしまいそのまま着続けていると体温が下がって風邪をひいてしまう可能性もありますよね。
ですので、そういったことを防ぐためにもウェアは必ず新しいものに着替え直す必要があるんです。
もちろんホットヨガのあとは乾いたタオルで全身を拭くことが大切ですが、それ以上に汗をたっぷりと吸い込んだウェアを新しいものに着替えることが大切。
新しいウェアに着替えれば、風邪を引いたり熱が出ることを防ぐことにもなります。
ホットヨガをやった後には風邪を引くことがないように、乾いたタオルの他に新しいウェアを用意するようにしましょう。
対策3.レッスン後に1枚多めに上着をはおる(夏以外の季節)
最近は自身の体調に気を遣う人が増えてきています。
とくにホットヨガは簡単に楽しめるから、最近になってトレンドになってきていますよね。
ホットヨガLAVAのテレビCMで土屋太鳳さんが出演しているので、最近さらにホットヨガが話題になっているんです。
ホットヨガは気軽に楽しめるし、身体の芯をしっかりと温めることができます。
気軽に楽しめるメリットがある一方、注意しておきたい点もあります。
それは、ホットヨガが終わってからのボディメンテナンスです。
ホットヨガを“やりっぱなし”で終わると、温まった身体をかえって冷ましてしまう可能性もあります。
そうなってしまうと、風邪をひくようになったり、熱が出る要因になります。
そのため、レッスン後には身体を冷やさないように1枚多めに上着をはおるといった工夫が必要です。
もちろん、夏は外に出ると一気に汗をかいてしまいますから、エアコンの効いた室内だけ1枚多めに上着をはおっておくなどのボディメンテナンスになります。
汗で急激に身体を冷やしてしまわないよう、体調を崩すことにならないよう、ホットヨガのあとの体調管理が非常に大切なんです。
楽しみながらホットヨガを経験して自分のボディメイクに還元できるように、終わってからの準備もしっかりと備えるようにしたいですね。
終ってからの準備にも気をつけることができれば、ますますホットヨガを楽しむことができるようになりますよ。
対策4.身体を内側から温める飲み物を飲む
ホットヨガは高温多湿のスタジオで行なうヨガです。
通常のヨガより汗を多くかき代謝を高めるとして、若い女性を中心に人気を高まっています。
そんなホットヨガは汗を多くかくので、ホットヨガのあとはそのままの状態にしておくと、身体が冷えて風邪をひく可能性が高まります。
さきほども話したように、風邪をひいて熱が出ることを避けるために、施設内にシャワールームがあるならシャワーで汗を流して、きちんと身体の水分を拭き取り充分に乾かしてから着替えることがまずは大切です。
もしシャワーを浴びる時間がないときには、汗をきちんと拭きとって、汗をかいた服や下着は取り替えるようにしましょうね。
シャワーや着替えと同時に、身体を冷やさないように温かい飲み物を摂って身体を内側から温めることもわりと大切なポイントです。
「ホットヨガは暑いところでやるのだから、ひんやり冷たい飲み物を飲んだ方が体内温度のバランスを保てるのでは?」と思う人もいるかもしれません。
ですが、胃や腸といった内臓、消化器は冷たいものが流れ込んでくるとうまく消化がしにくくなってしまうんです。
ちなみにホットヨガのあとは、身体の吸収力が高まっているので、甘い飲み物などは避けて、常温の水や温かい飲み物であるなら白湯などを摂るのが理想的でオススメ。
病み上がりのホットヨガは禁物。呼吸法やストレッチ、リラックス系ならOK
高温多湿の環境にあえて飛び込んで行うホットヨガ。
病み上がりのホットヨガは症状を悪化させることがあるので禁物です。
焦る気持ちもあるかもしれませんが、やっと体調が回復をしてきたという段階では完全に復活したとは思わない方がいいと思います。
確かに、湿度も温度も高い環境の中へ飛び込んで、たくさん汗をかいて芯から温まるのですから、水分補給も十分にして健康に良いイメージです。
治りかけの症状や、やっと回復をしてまだ日が浅い時にやったら、効果が倍増しそう。
ですが、実際は全くの真逆なんです。
完全に体調が戻ってはいないとき、ホットヨガのように気温も高くて発汗も多くなる場所での運動は、症状を逆戻りさせかねません。
「じゃあ、当分はお休みをして安静にしていないとだめなの?」というと、実はそうでもないんです。
高温多湿の中で通常のやり方でインナーマッスルをガッツリ鍛えたるレッスンは控えるべきですが、呼吸法やストレッチ、リラックス系のレッスンならOK!
病み上がりの段階は、身体はこれからどんどん元気になろうとしている段階です。
なので、何もしないでただ寝ている体調を完全に崩している期間は終わっています。
身体は内側から着実に回復をしていて、早く元気になろうと頑張ってくれている状態です。
穏やかに行うことのできるもの、たとえば正しく行う呼吸法だったり、無理なくできるストレッチであったりすれば、全身の筋肉をほぐして血の巡りを良くすることができますし、リラックスをしてリカバリー能力を高めるためにもホットヨガは良い手段です。
体調を崩した期間は身体もあまり動かさなかったはずなので、循環も滞っているはず。
正しい呼吸法やリラックス系のホットヨガくらいであれば、滞りがちだった血流は良くなります。
こわばりのあった筋肉も柔軟になりますし、血流がアップをして栄養も全身に届きやすいですよ。
ホットヨガでリラックス系のレッスンを受ければ、緩やかに体温は高まります。
体温が急激ではなく穏やかに上がることで、健康の鍵を握る免疫力アップも期待ができます。
調子の悪い時は免疫力が低下しますが、病み上がりの状態にまで回復していれば、穏やかにできるリラックス系レッスンだったら、無理のない範囲で参加をすると身体にもいいですよ。
血行の良い巡りの順調な体内に切り替わり、より健康へ近づくことになります。
【まとめ】ホットヨガは正しく行えば風邪の治りも早くなる
ホットヨガは正しく行えば、全身の血流をよくして身体に悪い老廃物を排泄しやすい身体にしてくれます。
身体に悪い老廃物や不純物が排泄されやすくなって“排泄サイクル”が上手く働き始めて、全身の細胞も元気になり、風邪を引きにくくなるんです。
さらに身体の“排泄サイクル”が回りやすくなると、風邪を引きにくくなるだけでなく、風邪を引いた時にも回復が早くなります。
風邪を引いて身体を動かせない時間がもったいない・・・。
今目指すべきものがあって時間を大切にしているような人にも、ホットヨガは風邪予防、リカバリー力をアップしてくれるボディメイクができるんです。
健康をキープしてくれるホットヨガ。
そんなホットヨガを正しく行うためにも、ここまでお話ししてきた以下の6つのポイントは覚えておいてくださいね。
ホットヨガを正しく行うためのポイント6つ
- ホットヨガ後はシャワーで汗をきれいに洗い流す
- ウェアは必ず新しいものに着替え直す
- レッスン後に夏以外は1枚多めに上着をはおる
- 身体を内側から温める飲み物を飲む
- 病み上がりは呼吸法やリラックス系のレッスンを受ける
- 好転反応で微熱のでるときもある
微熱が出たときは、これらのポイントをもう一度振り返ってみてくださいね。
また微熱や発熱以外にもホットヨガで気を付けてほしいリスクについて、過去に書いた以下の記事でまとめてあります。
気になる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
追伸:
最近は寒い日が多いのですが、この様な季節になるとよく風邪をひいたりインフルエンザに罹ったりします。
これは、乾燥状態が続き風邪やインフルエンザのウィルスが広まりやすくなるとともに、低温になって体温も下がり免疫力がなくなる事が大きな原因と言われています。
よく知られているように、インフルエンザや風邪が冬に流行するのは、乾燥と低温環境が大きな理由なんです。
インフルエンザについては考えなければならない別の要素についての対策が必要ですのでここでは述べませんが、風邪にかかった時には体温を上げて血行を良くする事がウィルスの繁殖を防ぐとともに免疫力を高める事になり早く治ります。
ただし、間違えてはいけないのは、体温を上げると言っても体力を消耗するような激しい運動をしてはいけないという事です。
激しい運動により体力を消耗すると免疫力も下がり逆効果です。
くれぐれもこの点については気をつけいておく必要があります。
ホットヨガは、ゆったりとしたヨガを室温を暑いと感じる39度前後にし、湿度を少し湿り気を感じる60%前後にコントロールした室内で行うヨガです。
上にも書きましたが、湿度を高くする事や高温にする事はウィルスの活動を弱めますので風邪の治りが早くなる事が十分に期待されます。
ヨガ自体は様々の静止した状態やゆっくりとした状態を続けて行うものですので、激しい運動をした場合とは異なり大きな体力の消耗はありません。
従って、高温高湿度の効果がそのまま効果として表れて風邪の治りが早くなる事が期待されます。
ただ、ここでも気をつけて欲しいのは、最初にホットヨガを行う際には必ず医師に相談をし診察を予め行っておく必要があります。
自分では気が付かいない疾病が隠れている場合もあり、ホットヨガにより病気が顕在化する事がある可能性があります。
また、ホットヨガをやってみて体調が変だなと気がつくような事があれば直ちにやめて医師に相談をする事をお薦めします。