ホットヨガの消費カロリーはどのくらいか、気になったことありますか?
もしくは、「ダイエットしたいけど、他の運動と比べてホットヨガの消費カロリーはどのくらいか知りたい」という人も多いです。
なかには、「ホットヨガに通っているけど、なかなか痩せなくて不安になってきた」と感じている人もいるはずです。
「そろそろ他のダイエット方法に切り替えようかな・・・」と考えている人もいると思います。
ちょ、ちょ、ちょっと待って・・・!
ホットヨガで痩せないからといって他の運動に今すぐ乗り換えるのはもったいない。
なぜなら、ホットヨガで痩せられないのは、ホットヨガで消費カロリーを高めるコツを知らないだけかもしれないからです。
どんな運動でも消費カロリーを高める方法はありますが、ホットヨガにも消費カロリーを高める正しいやり方があります。
消費カロリーが高まりやすいやり方を知れば、ホットヨガでも痩せるのは可能です。
こんにちは!チカです。現役ヨガ講師をしつつ、運動の専門家として年間3,700人のパーソナルトレーニングをしています。
ホットヨガでダイエットするのは難しいと思われていますが、4分あれば読めるこの記事で、消費カロリーを高めるコツを理解できます。
今回お伝えする内容を実践すれば、ホットヨガの消費カロリーを知れるだけでなく、痩せるための食事管理もしやすくなります。
興味がある方はぜひそのまま下にスクロールして読み進めてくださいね。
それでは、まいりましょう。
記事に協力していただいた方
KAORIさん
■エステサロン[FELIXIA]プロデューサー
■全米ヨガアライアンスRYT200
■ヘビーヨガインストラクター1級&ベビーマッサージ&インファントサイン&ベビーアロマ&マタニティヨガインストラクタープライマリー
■心理カウンセラー2級
ヨガ雑誌「ヨガジャーナル」や「yoga&fitness」のフリーモデル。ヨガインストラクターが作ったエステサロン[FELIXIA]では、筋肉や骨格に合わせた専門性の高い施術を提供。また4人の子供を育てながら、都内で完全プライベートレッスンを主催。
Instagram:@kaori.yogastyle
ホットヨガ1時間の消費カロリーは?
ホットヨガ1時間(60分)の消費カロリーやリバウンドしにくい理由を、まずは解説しますね。
ホットヨガ1時間で約300kal消費する
ホットヨガはインナーマッスルを鍛え、基礎代謝を上げ、消費カロリーを増やす効果があります。
1時間のホットヨガは、常温ヨガやウォーキング1時間よりも多くのカロリーを消費します。
ホットヨガを1時間行ったときの消費量は約300kcal。
1時間の消費カロリー | |
ホットヨガ | 約300kcal |
常温ヨガ | 約150kcal |
ウォーキング | 約250kcal |
同じ時間を使って体を動かすなら、ホットヨガが効率的です。
そして、ホットヨガはゆるやかな運動ながら、体に無理をかけずに効果を感じられるので、続けやすいのも魅力。
インナーマッスルの鍛錬が基礎代謝を上げ、消費カロリーを増やすので、ホットヨガはダイエットや健康への道を切り開く手助けになるんです。
ヨガのインナーマッスルの効果については以下の記事で詳しく解説しています。
よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。
基礎代謝が上がってリバウンドもしにくくなる
ホットヨガは高温多湿な環境で行われるため、汗をかき、体に蓄積された老廃物や余計な水分が排出されます。
体内の水分代謝が起きるので、基礎代謝を高める効果があるんです。
基礎代謝が上昇すると、普段の生活で消費されるカロリーが増え、同じ食事の量を摂っていても痩せやすくなります。
要するに、ホットヨガには基礎代謝をアップさせてリバウンドしにくくする効果もあるというわけです。
ホットヨガと他の運動の消費カロリーを比較
ホットヨガと他の運動の消費カロリー比較表を作ってみました。
以下の比較表はすべて1時間運動した場合の消費カロリーです。
種目 | 1時間の消費カロリー |
---|---|
ホットヨガ | 約300~350kcal |
ピラティス | 約100~200kcal |
常温ヨガ | 約150kcal |
ウォーキング | 約150~200kcal |
筋トレ | 約200kcal |
ランニング | 約450kcal |
水泳 | 約500kcal |
ホットヨガの消費カロリーが比較的、優勢です。
ですがなかには、ホットヨガよりも消費カロリーの高いものも。
ということで、具体的な比較をひとつずつチェックしていきましょう。
常温ヨガ
ホットヨガと比較して、常温ヨガは室温で行われるヨガです。
ホットヨガと同様に、常温ヨガも心地よい汗をかくことができますが、ホットヨガほどの高温多湿効果はありません。
なので、消費カロリーも少なくなります。
1時間の消費カロリー比較 | |
---|---|
常温ヨガ | 約150kcal |
ホットヨガ | 約300~350kcal |
常温ヨガはホットヨガほどの高温効果はありません。
ですが、ホットヨガが苦手な方や、暑さに弱い方には、常温ヨガが適しているかもしれません。
常温ヨガとホットヨガの違いについては、過去に書いた以下の記事で詳しく解説しています。
よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。
ピラティス
ホットヨガと比べると、ピラティスの方が消費カロリーは少ないです。
1時間の消費カロリー比較 | |
---|---|
ピラティス | 約100~200kcal |
ホットヨガ | 約300~350kcal |
ピラティスは筋力を鍛える効果があり、体幹を中心に全身の筋肉を引き締められます。
また、柔軟性や姿勢の改善にも効果的です。
ホットヨガとピラティスはどちらも健康やダイエットに良い運動ですが、目的や体の状態によって選ぶと良いでしょう。
ウォーキング
ウォーキングもホットヨガと比べると消費カロリーは少ないです。
1時間の消費カロリー比較 | |
---|---|
ウォーキング | 約150~200kcal |
ホットヨガ | 約300~350kcal |
ウォーキングはホットヨガと比べて身体への負担が少なく、初心者やご高齢の方にもおすすめです。
また、ウォーキングは屋外で行えるので、自然の中でリフレッシュもできます。
ホットヨガとウォーキングを組み合わせると、より効果的なダイエットが期待できますよ。
筋トレ
1時間の消費カロリー比較 | |
---|---|
筋トレ | 約200kcal |
ホットヨガ | 約300~350kcal |
ホットヨガ 約300~350kcal
筋トレ 約200kcal
ホットヨガは、ただカロリーを消費するだけでなく、筋力トレーニングにもなります。
ホットヨガでは、体温が上昇し、筋肉がより柔らかくなるため、ただ筋トレするだけよりも効果的です。
特にヨガのポーズは、体のバランスを保つために様々な筋肉を使います。
例えば、プランクポーズは腹筋や背筋、腕の筋肉を鍛えられるんです。
また、戦士のポーズⅠは太ももやヒップを引き締める効果があります。
ホットヨガは、ダイエットだけでなく、全身の筋力アップにも効果的な運動です。
ランニング
ホットヨガと比較して、ランニングはより高い消費カロリーが期待できます。
1時間の消費カロリー比較 | |
---|---|
ランニング | 約450kcal |
ホットヨガ | 約300~350kcal |
ホットヨガと比べると、ランニングはより高強度な運動となるため、より多くのエネルギーを消費できるんです。
ランニングは、全身の筋肉を使うため、特に下半身の筋肉を鍛える効果があります。
また、有酸素運動としての効果も高く、心肺機能の向上や脂肪燃焼にも効果的です。
ただし、ランニングは衝撃のかかる運動であるため、関節への負担が大きいというデメリットもあります。
なので、運動不足の人や関節に問題を抱えている人には注意が必要です。
またホットヨガは心と体のリラックス効果があり、柔軟性や姿勢改善にも効果的です。
一方、ランニングは有酸素運動としての効果が高く、カロリー消費も大きいです。
強度の強い運動が好きな人はランニング、穏やかな動きのなかでカロリー消費をしたい人にはホットヨガがおすすめ。
もちろん、ホットヨガとランニングを組み合わせれば、より効果的なダイエットが期待できるでしょう。
水泳
ホットヨガと比べると、水泳は全身の筋肉を使う運動なので、消費カロリーも高くなります。
1時間の消費カロリー比較 | |
---|---|
水泳 | 約500kcal |
ホットヨガ | 約300~350kcal |
泳ぐのが得意・好きな人はホットヨガよりも水泳の方が向いているでしょう。
水泳は関節に負担がかからず、心肺機能を向上させる効果があるのも利点ですね。
ただ、冷え性のある人は水泳だけでは改善が期待できません。
また、基礎代謝アップ効果はホットヨガに軍配があるので、水泳は好みの分かれるところもあるでしょう。
ホットヨガだけでは痩せられない?
体脂肪1kgを減らすには、約7,200kcalのカロリーを消費する必要があります。
ダイエットは、摂取カロリーを抑えて消費カロリーを増やすのが基本です。
「摂取カロリー<消費カロリー」という状態にするために、カロリー制限で摂取カロリーを抑えつつ、運動をして消費カロリーを増やす必要があります。
ホットヨガは体を引き締め、筋力をアップさせるのに効果的ですが、体脂肪1kg分の7,200kcalを消費するには時間がかかるのは覚えておきましょう。
とはいえ、ホットヨガを行えば、以下のようなポジティブなダイエット効果もあるんです。
- ストレス解消効果
- ストレスによる食べ過ぎを抑える
- 筋力向上
- 筋トレに取り組みやすくなる
- インナーマッスルが鍛えられる
- 体がキュッと引き締まる
ホットヨガで滝汗かいたあとのスッキリ感は爽快で、運動不足の人でも運動を好きになりますよ。
ホットヨガのダイエット効果
ダイエットは「摂取カロリー<消費カロリー」の状態を作るのが基本。
なので、ホットヨガをするだけでなく、食事の仕方も整える必要はあります。
ですが、ホットヨガだけでも以下のような7つのダイエット効果が期待できるんです。
- 脂肪を燃焼
- 基礎代謝アップ
- 姿勢改善
- 便秘の解消
- 暴飲暴食しなくなる
- デトックス効果
- インナーマッスルが鍛えられる
上記についてわかりやすく簡潔に解説をしていきますね。
脂肪を燃焼
ホットヨガは、高温の環境下で行われるため、体温が上昇し、代謝が活発になります。
結果、脂肪を燃焼しやすくなるんです。
ホットヨガ1時間の消費カロリーは約300kcalと言われており、他の運動と比較しても効果的。
また、ホットヨガは筋肉を使った動きが多いため、筋トレ効果も期待できます。
基礎代謝アップ
ホットヨガは、体を深く伸ばすポーズや呼吸法を取り入れることで、基礎代謝をアップさせる効果があります。
基礎代謝とは、体が安静時に消費するエネルギーのことで、基礎代謝が高ければ日常生活でのカロリー消費も自然と増えます。
ホットヨガは、高温の室内で行うため、体温を上げるためのエネルギーを消費できるんです。
なので、通常のヨガと比べて基礎代謝をより高められます。
また、ホットヨガでは筋肉を使ったポーズを行うため、筋肉量、特にインナーマッスルを増やせるんです。
インナーマッスルは姿勢を保つために働く筋肉。
ホットヨガでインナーマッスルが鍛えられれば、安静時でもエネルギーが消費されて基礎代謝を上げる効果があるんです。
さらに、ホットヨガはストレスを軽減する効果もあります。
ストレスが溜まると、体内のホルモンバランスが乱れ、基礎代謝の低下(脂質代謝の低下)につながるのがわかっているんです。
ホットヨガのリラックス効果でストレスを解消すれば、ホルモンバランスが整って基礎代謝をグンッとアップさせる効果があるんです。
姿勢改善
ホットヨガは、姿勢改善にも効果的です。
ホットヨガのレッスンでは、正しい姿勢を保ちながらポーズをとっていきます。
ホットヨガを行うと、見た目の美しい姿勢にかかわる背骨や体のバランスを自然と整えられるんです。
また、ホットヨガのポーズは、体の柔軟性を高める効果もあります。
体が柔軟になり、日常生活での姿勢の悪さを改善し、美しい姿勢を保てるようになるんです。
猫背や巻き肩、丸腰、反り腰によるポッコリお腹といった姿勢の悪さを改善できます。
便秘の解消
ホットヨガを行うと、腸内の動きが活発になり、便通が改善されやすくなります。
ホットヨガには、体をほぐすポーズや内臓を刺激するポーズ、特に体を捻じるポーズもあります。
ヨガポーズで眠っていた内臓の働きにスイッチが入って、腸内の働きがスムーズになるんです。
さらに、ホットヨガはリラックス効果もあります。
ストレスや緊張が便秘の原因にもなりますが、ホットヨガを行ってリラックスできれば、ストレスが溜まりにくいカラダを手に入れられるんです。
便秘を解消すれば、腸内をきれいに保って代謝を活発に。
代謝が活発になれば、痩せやすい体質を作れるんです。
暴飲暴食しなくなる
ホットヨガは、心と体をリラックスさせ、暴飲暴食の癖を軽減できます。
ホットヨガはストレスを軽減する効果もあり、ストレスによる食べ過ぎや間食を防げるんです。
また、ホットヨガでヨガポーズに集中していくと、体の内側に目を向ける意識が高まります。
暴飲暴食をすると胃腸の調子が悪くなる感覚や「これ以上食べると翌朝つらくなる」といった体の声にも耳を傾けやすくなるので、食べ物に対する自制心も高まりやすいんです。
デトックス効果
ホットヨガを行うと、体内の老廃物や毒素が排出され、体内の浄化が促されます。
ホットヨガは発汗を促進するため、汗をかいて余分な水分や老廃物が排出されます。
余分な水分や老廃物が排出されれば、「水太り」な体の部位もシュッと整っていくんです。
また、ホットヨガのポーズによって内臓の働きが活性化され、体内の血の巡りが良くなります。
血の巡りがよくなって新陳代謝が促されれば、デトックス効果がより得られるんです。
ホットヨガのデトックス効果によって、身体の中からキレイになれます。
インナーマッスルが鍛えられる
ホットヨガは高温の環境で行われるため、体温が上昇し、筋肉が柔らかくなります。
なので常温ヨガよりも深いポーズを取りやすく、インナーマッスルを鍛えやすいです。
インナーマッスルは、体の深層にある筋肉で、姿勢を保ったり、身体の安定性を保つ役割があります。
インナーマッスルが鍛えられると姿勢改善だけでなく、身体の引き締め効果もあるんです。
ホットヨガをすると、「体重は減っていないのに見た目が痩せてきた」という経験を多くの人がします。
見た目の引き締め効果にかかわっているのが、まさにインナーマッスルなんです。
ホットヨガはカロリー消費だけでなく、インナーマッスルの鍛錬ができて美しい姿勢も手に入れられる運動になります。
ホットヨガの効果を実感するまでの期間
ホットヨガの効果を実感するまでの期間は、個人差があります。
一般的には、ホットヨガを始めてから2週間から1か月程度で、体の変化を感じるでしょう。
またスッキリ感についてはホットヨガ1回目で感じる人が多いです。
ホットヨガは、発汗量が多く、体をしっかりと動かせるので、ダイエット効果や基礎代謝の向上が期待できます。
ですが、効果を実感するまでには時間がかかる場合も。
ホットヨガを始めたばかりの頃は、体が慣れていないため、筋肉痛や疲労感を感じるでしょう。
でも、継続してホットヨガを行えば、体も慣れてきて効果を実感できます。
効果が出るまでの期間に関しては、過去に書いた以下の記事で詳しく解説していますので、よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。
ホットヨガの消費カロリーを増やすポイント
ホットヨガだけでは痩せられないけど、ホットヨガにはダイエットを成功させる効果があるのを解説してきました。
ここからは、ホットヨガで消費カロリーを最大限増やすポイントについて解説していきます。
ポイントは以下の7つです。
- 週に2回以上通う
- 強度の高いレッスンを選ぶ
- レッスン前に白湯を飲む
- 発汗バームを使う
- 深い呼吸を意識
- レッスン前後の食事に気を付ける
- 睡眠をしっかりとる
具体的にどう行動したらいいのかも含めて説明していきますね。
週に2回以上通う
ホットヨガを効果的に行うためには、週に2回以上通うのがおすすめです。
なぜなら、週に2回以上通うと、基礎代謝がアップし、カロリー消費効果も高まりやすいから。
また、定期的なホットヨガは筋力や柔軟性も向上し、より効果的なダイエット効果を実感できるんです。
ですが、無理なく週に2回以上通うためには、自分の生活スタイルや体力に合わせたスケジュールリングが大切。
ホットヨガを無理なく続けられるリズムが見つけられれば、リバウンドしにくい長期的なダイエット効果を得られるでしょう
ちなみに、ホットヨガのダイエット効果を確実なものにしたい場合は、科学的にも証明されている週3~4回通えると成功確率がグンッと高くなります。
詳しくは、過去に書いた以下の記事で詳しく解説しています。
よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。
強度の高いレッスンを選ぶ
ホットヨガの消費カロリーを増やすためには、強度の高いレッスンがおすすめです。
強度の高いレッスンでは、体をより一層動かすことができ、消費カロリーも増えます。
強度の高いレッスンを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- レッスン内容
-
ホットヨガの中にも、ポーズの難易度や動きの速さが異なるレッスンがあります。自分の体力や目標に合わせて、適切なレッスンを選びましょう。
- インストラクターの経験や指導力
-
経験豊富なインストラクターの指導のもとで、正しいフォームでポーズを行えます。正しいフォームでポーズを行うことで、より効果的にカロリー消費ができます。
- レッスンの時間帯
-
ホットヨガのレッスンは朝や夜に行われるケースが多いですが、朝と夜とでは体の状態やエネルギーレベルが異なります。合わせられるのであれば、特に痩せやすい時間帯と言われている16:00~19:00にレッスンを受けましょう。
自分の体力や目標に合わせて、適切なレッスンを選び、効果的なホットヨガを楽しみましょう。
レッスン前に白湯を飲む
ホットヨガを始める前の白湯は効果的です。
なぜなら、白湯は体を温める効果があり、より多くのカロリーを消費できるからです。
白湯は内臓を温めて代謝を促進する効果もありますので、ダイエット効果も期待できます。
また、白湯には体内の老廃物を排出する効果もあります。
ホットヨガで体内に溜まった老廃物も一緒に排出されますが、白湯を飲むと、排出効果をより高められるんです。
白湯を飲むタイミングとしてはレッスンの30分~1時間前がおすすめ。
ただし、飲みすぎると逆に胃腸に負担をかけてしまうので、コップ1杯程度にしておいてくださいね。
白湯が苦手な人は野菜スープやココアなどのホットドリンクで代用するのもOKです。
発汗バームを使う
一部のホットヨガスタジオでは、発汗促進バームが販売されています。
具体的には、ホットヨガスタジオLAVAなどです。
発汗バームをレッスン前に塗ると、皮膚に薄っすらと皮膜が形成され、発汗を手助けしてくれます。
一部のバームには、脂肪燃焼をサポートする精油が含まれているケースも。
専用バームが手に入らない場合、乾燥を防ぐボディクリームでも代用可能です。
ただし、香りが強いものは他の人に迷惑をかけないよう注意しましょう。
また、発汗バームは個人差がありますので、自分に合ったものを選ぶのも大切です。
肌に異常を感じた場合は使用を中止することなど、注意して使用していきましょう。
深い呼吸を意識
ホットヨガの消費カロリーを増やす効果がある深い呼吸。
「え?深呼吸で消費カロリーが増えるってイメージつかない」という人もいると思います。
深呼吸には以下のような効果があるんです。
- 体温が上がる
- 代謝機能のアップ
- 腹式呼吸で腸の動きが活性化
- 便秘解消してポッコリお腹が改善
- 呼吸筋である横隔膜が内臓を刺激
- 内臓の血行が促進されて代謝機能がアップ
じつは「深呼吸ダイエット」が流行った時期もあったくらい、深呼吸はダイエットと関係が深いんです。
深呼吸は簡単に取り入れられるので、せっかくならぜひ、ホットヨガを行いながら深呼吸も意識してみてくださいね。
レッスン前後の食事に気を付ける
ホットヨガの消費カロリーを増やすためには、レッスン前後の食事にも気を付けましょう。
レッスン前に軽めの食事を摂ると、身体が動くためのエネルギーを補給できるので、ホットヨガでしっかり体を動かせるようになります。
また、レッスン後の食事にも注意が必要です。
ホットヨガでは多くの水分を失い、体力を消耗します。
なので、レッスン後は適切な栄養補給をしましょう。
具体的にはたんぱく質や炭水化物をバランスよく摂取し、筋肉の修復やエネルギー補給を行うのがベターです。
「あれ?レッスン前後2時間は食事はとらない方がよいのでは?」と感じた人もいると思います。
確かに、レッスン前後2時間は食べ過ぎると胃腸の負担が大きくなってホットヨガの効果が半減してしまいます。
ですが、適切な栄養素を適量食べれば、ホットヨガの効果をガッチリ得られるんです。
もっと詳しい解説は、過去に書いた以下の記事で詳しく解説していますので、よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。
睡眠をしっかりとる
ホットヨガを行うときは、睡眠をしっかりとるようにしてください。
というのも、睡眠不足は体調不良や疲労感の原因となるだけでなく、ダイエット効果にも悪影響を及ぼすからです。
睡眠不足の状態では、ホットヨガの効果を最大限に引き出せません。
睡眠不足は代謝の低下や食欲の増加を引き起こすため、カロリー消費が減少し、ダイエット効果が薄れます。
また、疲労感がある状態ではホットヨガのレッスンに集中するのが難しくなります。
したがって、ホットヨガを行う日は、十分な睡眠を確保するようにしましょう。
睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7~8時間が推奨されています。
寝つきをよくするために、就寝前にリラックスする時間を作ったり、寝室の環境を整える工夫も大切です。
睡眠をしっかりとれば、効果的なホットヨガダイエットができるので、睡眠時間を大切にしましょう。
体重を気にし過ぎないのも大切
ホットヨガを始める人の中には、ダイエットや体重の管理を目的としている方も多いです。
なかには、毎日体重測定をして記録として残している人も。
ですが、体重を気にし過ぎてしまうことは逆効果になる場合もあるんです・・・!
ホットヨガは、ただ単にカロリーを消費するだけでなく、身体の内側から健康を促進する効果もあります。
体重を気にし過ぎると、ホットヨガを楽しめず、ストレスを感じてしまうかもしれません。
また、体重が変わらないと思っていても、強度の強いレッスンに参加して筋肉量が増えているからというケースもあるんです。
大切なのは、ホットヨガを通じて心身のバランスを整えること。
体重だけにこだわらず、自分の身体の変化や健康面の改善を感じられれば、モチベーションも上がります。
ホットヨガは、体重を気にし過ぎることなく、自分自身と向き合う時間を過ごせる有意義なエクササイズです。
カロリー消費におすすめのヨガポーズ
ホットヨガのレッスンを受けているときに以下のヨガポーズが登場したら、「カロリー消費のチャンス!」と思って取り組んでください!
また、ホットヨガにはまだ通っていないけど、カロリー消費の高いヨガポーズを自宅で試したいという人にもおすすめのヨガポーズです。
- ねじりのポーズ:くびれができる
- 船のポーズ:お腹が引き締まる
- 弓のポーズ:シェイプアップする
- プランクポーズ:代謝アップ
- 戦士のポーズⅠ:美脚効果
上記のヨガポーズのやり方を解説していきますね。
ねじりのポーズ:くびれができる
ダンダーサナ(五線譜のポーズ)から、両足を体の前にまっすぐ伸ばし、右膝を曲げ、右足の裏を左太ももの外側の床につけます。
左膝を曲げて、左足を右のお尻の近くに入れます。
左肘を右膝の外側に、両手は合掌をします。息を吐きながら体幹を右に捻じります。
視線を右肩に持っていきますが、首に力を入れてはいけません。ひねりは、首ではなくお腹から出てきます。
息を吸うたびに、背筋を伸ばしていきます。吐くときには、少しずつツイストを深めていきます。
右足の裏をしっかりと床につけるようにします。
ポーズを解除する際には、カウンターポーズとして反対方向に軽くひねります。
足を離し、反対側にひねる準備をしながら足の位置を入れ替える。
ホットヨガの中でも、ねじりのポーズはくびれを作るのに効果的です。
腸の刺激もするので、便秘解消効果も期待できます。
捻じりのポーズの名前は、半分の魚の王のポーズ(アルダマッツェーンドラーサナ)。
アルダマッツェーンドラーサナにより、ウエスト周りの筋肉が引き締まります。
船のポーズ:お腹が引き締まる
マットに足を伸ばして座り、腰を立てるようにして背筋をまっすぐ伸ばします。
両膝を曲げ、足の裏は床につけます。
息を吸いながら背中を少しだけ倒し、バランスをとります。
息を吐きながら膝を胸に引き寄せるようにして足を浮かせます。スネと床が平行になるよう意識します。
両手は前ならえのようにまっすぐ伸ばし3回深呼吸します。
船のポーズは、ホットヨガでお腹を引き締めるのに効果的なポーズです。
さらに、背中も伸ばされるため、姿勢改善にも役立ちます。
弓のポーズ:シェイプアップする
床にうつ伏せになる。
両手を体の両脇に置き、両足の間を腰幅にする。
膝を曲げて、踵を軽く浮かせる。
両手を足首に伸ばしていく。
深呼吸をしながら、胸、太もも、足を床からゆっくり浮かせていき、少しずつ体を反らせる。
体を反らしながら、ゆっくりと両手で足を触っていく。
足を把持できたら、足を引きつけながら、視線はまっすぐにする。
呼吸に意識を集中しながら、15〜20秒程度、ポーズをキープする。
ゆっくりと体を解きほぐして、息を吐きながら最初の姿勢に戻す。
弓のポーズはシェイプアップに効果的。
背中や太もも、お尻などの筋肉をしっかりと使えます。
背骨を柔軟にする効果もあります。
なので、デスクワークやスマートフォンの使用によって猫背になりがちな現代人にとっては、姿勢改善にも役立つポーズです。
弓のポーズは、生殖器官を含めた内臓を保護してくれている腹筋群と背筋群を鍛えられるので、生理不順を整える効果が期待できます。
また、生理(月経)に伴う不快感を和らげ、生殖器官を適度に刺激してくれます。
弓のポーズを定期的に練習すれば、生理不順の大きな要因である腹部の余分な脂肪を燃焼させる手助けもしてくれるんです。
生理不順に効果的なヨガポーズについては過去に書いた以下の記事で詳しく解説しています。
よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。
プランクポーズ:代謝アップ
四つん這いの姿勢から肩を手首の上に持っていき、指を広げて中指を前に向ける。両手を床に押しつけ、上腕を互いに引き寄せる。
下腹を引き上げる。
片脚ずつ脚を伸ばし、腕立て伏せのような高い姿勢になる。体は頭からかかとまで一直線になる。
太ももの筋肉に力を入れ、尾てい骨をかかとに向かって伸ばす。
そのまま手のひらで床を均等に押し、かかとを壁に押し付けているようなイメージを持つ。
実際に脚を動かさずに脚を引き寄せる。体幹の強さと安定性を増すために行う。
顎をリラックスさせ、床のやや前方を見る。呼吸は一定に。
5呼吸もしくは2~3分続ける。
ポーズから出るときは、「ダウンドッグ」に移るか、膝を床に下ろして「チャイルドポーズ」で休む。
プランクポーズは、体全体の筋肉を使うため、消費カロリーも多くなります。
ホットヨガで1時間行った場合、約300kcalのカロリーを消費すると言われていますが、プランクポーズを取り入れれば、さらにカロリー消費が増えるでしょう。
また、プランクポーズは筋力を鍛えるだけでなく、代謝をアップさせる効果もあります。筋肉が増えて基礎代謝が上がり、日常生活でのカロリー消費も増えます。
戦士のポーズⅠ:美脚効果
両手を腰に当て、骨盤と胸を真横に向ける。両肩を結んだ線を水平に保つ。
右膝を曲げ、右ももを床と平行にする。
両手を肩の高さで前後に伸ばす。目線は右手の指先に向ける。
5呼吸から15呼吸の間ポーズをキープ。顔を柔らかくし、土台から力が湧いてくるのを感じる。
ポーズから出るときは、息を吸いながら後ろ足のかかとを押し、前足をまっすぐに伸ばす。息を吐きながら腕を下ろす。タダーサナに戻ったら後ろ足を前に踏み出し、反対側も繰り返す。
戦士のポーズⅠは簡単そうに見えて、じつは難しいポーズ。
ですが、難しい分効果も高いです。
戦士のポーズⅠを行うと、下半身の筋肉を鍛えるだけでなく、バランス感覚や集中力も養えます。
さらに、戦士のポーズⅠは美脚効果だけでなく、姿勢改善や腹筋の強化にも効果的です。
正しい姿勢を保つためには、身体の土台となる脚の筋肉が重要。
戦士のポーズⅠを継続的に行えば、美しい姿勢を保てるんです。
カロリー消費におすすめのホットヨガスタジオ
ホットヨガでカロリー消費するなら、以下の3つがおすすめです。
- ロイブ
- カルド
- LAVA
どんな特徴があるのか、それぞれ簡単に解説しますね。
ロイブ
ホットヨガロイブの特徴は、なんといっても斬新なレッスンの数々。
ホットヨガの垣根を超えたレッスンもありますので、“飽き性”タイプなダイエッターには魅力的なホットヨガスタジオです。
興味のある方は、ロイブのレッスンを確認してみてくださいね。
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カルド
ホットヨガカルドはlavaに次ぐ大手のスタジオ。
カルドには「CALDOのダイエットパックEX」というダイエット専用プログラムがあります。
理想の体型に出会うために2カ月間、短期集中で自分と向き合うプログラムです。
プロのトレーナーもついているので、「パーソナルトレーナーについてもらいながら短期間で痩せたい!」という人にはおすすめのホットヨガスタジオです。
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LAVA
ホットヨガlavaは言わずと知れたホットヨガスタジオの最大手。
無料体験レッスンがあるのと、低いレベルのレッスンも種類が豊富なのでホットヨガでのダイエットが初めての人にはおすすめのホットヨガスタジオです。
全国にたくさんの店舗があるので、仕事帰りや休日レッスンなど、用途に合わせた使い方がしやすいのが特徴になります。
ホットヨガでダイエットを成功させるためには定期的に通い続けるのがコツなので、店舗が多くて通いやすいという面で、lavaは確実に痩せるためのダイエットヨガになると言ってもいいかもしれませんね。
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まとめ
ホットヨガは、1時間のレッスンで約300kcalのカロリーを消費できます。
他の運動と比較すると、ウォーキングや筋トレよりも高く、ランニングや水泳よりかは低いカロリー消費です。
ホットヨガは、体を温めて代謝を高め、脂肪燃焼を促す効果や筋肉を鍛えて基礎代謝をアップする効果があります。
さらに、ホットヨガはストレス解消やリラックス効果も。
ヨガポーズと呼吸を組み合わせて行えば、心身のバランスを整え、ストレスを軽減できるんです。
過体重はストレスによる暴飲暴食が原因の場合もあるので、長期的なダイエット効果も期待するならホットヨガは選択肢のひとつになるでしょう。
ホットヨガは、カロリー消費だけでなく、心身の健康にも良い効果をもたらすツール。
ダイエットをして理想の体型を取り戻したい人やストレスを抱える人には特におすすめのエクササイズです。
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