「正月太りを解消してカラダリセットをしたい」
「年末年始のショッピングで新しい服を試着したときに、期待していたように服が合わなかった・・・」
新年の祝賀が一段落し、気づけば体重計の数字が右にシフトしているのに驚いてはいませんか?
こんにちは!KAORI(かおり)です。ヨガ雑誌のモデルもしているヨガインストラクターです!
正月太りで困っている人はとても多いです。
「年末年始のイベントが続いて、目の前に並んだ美味しそうな料理につい箸が伸びてしまった・・・」という人もいるのではないでしょうか?
正月太りを解消するには、放置せずに早めに対策を立てるのが大切です。
この記事は、前半で短期間で効果的に正月太りを解消する方法として「食事」「生活習慣」「運動」の3つのポイントにわけて解説していきます。
記事の後半では、ダイエットを成功に導くための5つの重要なポイントも紹介。
楽しい年末年始を過ごした後は、正月太りをリセットして解消!
新年は理想の体型を取り戻して、気持ちよくスタートしましょう!
それでは、まいります。
記事を執筆していただいた方
KAORIさん
■エステサロン[FELIXIA]プロデューサー
■ヨガ歴10年
■全米ヨガアライアンスRYT200認定インストラクター
■ヘビーヨガインストラクター1級&ベビーマッサージ&インファントサイン&ベビーアロマ&マタニティヨガインストラクタープライマリー
■心理カウンセラー2級ヨガ雑誌「ヨガジャーナル」や「yoga&fitness」のフリーモデル。ヨガインストラクターが作ったエステサロン[FELIXIA]では、筋肉や骨格に合わせた専門性の高い施術を提供。また4人の子供を育てながら、都内で完全プライベートレッスンを主催。その他ヨガイベントにもインストラクターとして参加。ハタヨガ、ヴィンヤサ、マタニティヨガ、産後ヨガ、妊活ヨガ、リストラティブヨガなど、女性特有の悩みや、ライブイベントに関する体と心のサポートを、ヨガを通してサポートする活動をしている。
Instagram:@kaori.yogastyle
正月太りの原因は?
みんな大好きお正月!
- まとまったお休みに羽を伸ばす人
- 親戚とわいわい集まって過ごす人
- お家でゆっくり過ごす人
さまざまなお休みのスタイルがある中で、正月休みを機に太ってしまったという経験のある人は少なくないのでは?
正月太りしてしまう原因には、以下の6つが挙げられます。
- 食べ過ぎ
- 運動不足による消費カロリー低下
- お酒の飲み過ぎ
- イベントやお付き合いが多くなる
- 生活習慣の乱れ
- 寒さで皮下脂肪も溜まってしまう
上記の正月太り原因について、紐解いていきましょう。
食べ過ぎ
クリスマスにケーキやチキンを堪能した矢先の年末年始のお休みでは、引き続きご馳走をたくさん用意して飲み食いする機会が増える上に、特別なイベント気分が食欲を促進し、ついつい暴飲暴食してカロリー過多になってしまうケースも。
クリスマスから引き続き飲み食いが続く人は要注意です。
しかもおせちは伝統料理で一見ヘルシーに見えますが、砂糖をたっぷり使った高カロリーな料理が多いのもお正月太りの原因と考えられます。
おせちだけでなく和菓子や洋菓子も出てくるかと思うので要注意です。
運動不足による消費カロリー低下
会社勤めの人などは特に、お休みの日は通勤がない分、歩くなどの通常運動が極端に減る期間なのでエネルギー消費が少なくなってしまいますよね。
しかも休みなので何もせずゆっくり過ごしたいと思う人も多いのではないでしょうか。
カロリー消費は基礎代謝に加え、運動によって行われ、摂取量よりも消費量が上回って初めて蓄積された体脂肪が燃え始めます。
お正月は特に、運動量は極端に減っているのに摂取量は膨大に増えている状態になってしまっているので太りやすく、お正月太りに拍車をかけてしまいます。
お酒の飲み過ぎ
豪華な食事のお供にやっぱりお酒は欠かせませんよね。
アルコールは食欲を促進するので食べすぎてしまうだけでなく、お酒の種類によってはお酒自体に大量の糖分が入っているものもあります。
また、アルコールを摂取しすぎると筋肉を分解してしまうので代謝を下げてしまう原因になります。
肝臓への負担も高く、食べたものの分解も遅くなってしまい体に蓄積しやすくなってしまうのでさらにお正月太りを加速させてしまいます。
ですので、適度な量を心がけましょう。
イベントやお付き合いが多くなる
年末年始は実家に帰ったり親戚が集まったりするご家庭が多いのではないでしょうか?
そうなるとご馳走も人数分より多く用意するケースが多くなる上に、自分で好きなものをとるスタイルの場合が多いですよね。
なので、ついつい普段の一人分よりも多く食べてしまうというという人もいるのではないでしょうか?
また、お酒も周りの人に勧められて、一人で飲む時よりも多く飲みがちになってしまう傾向が多くみられます。
生活習慣の乱れ
連休中はどうしても起床時間や寝る時間が普段のリズムとずれがちです。
夜に集まって宴会になるケースでは、夜遅くまで起きて飲み食いしてしまうというのも稀ではありません。
睡眠不足は食欲を増進させるとも言われており、生活習慣が乱れるとホルモンバランスが乱れストレスが溜まりやすく、基礎代謝も落ちて体に脂肪が溜まりやすくなってしまうものです。
ストレスが溜まると疲労感も強くなって運動に対するモチベーションも低下して運動量が減少するケースも考えられます。
寒さで皮下脂肪も溜まってしまう
体に備わった防衛本能で、何枚も服を着込むかの如く、冬の寒い時期は、脂肪を蓄えて体温を保とうとする働きがあります。
また、寒いと体を動かすのも億劫になってしまいがちですが、動いて熱エネルギーが生み出されない分、体温を維持するために食べ物で足りない熱エネルギーを補おうとして食欲が増える場合もあります。
そんな体の状態の中で暴飲暴食してしまうと、体は喜んで皮下脂肪を蓄えていってしまいます。
さらに、体を動かす量も平日よりも少ないので、皮下脂肪が貯まる条件がどんどん揃っていくのです。
食事編:増加した体重の短期間リセット方法9選
正月太りしてしまったら、そのままにしておきたくはないですよね。
短期間で正月太りをリセットしたいなら、食事内容を気をつけるのがとても大切です。
気をつけるべき点を以下の9つにまとめてご紹介します。
- 栄養バランスの整った食事を心掛ける
- 欠食しない
- 野菜を積極的に摂取する
- むくみを取るとされる栄養素を摂取する
- 間食は足りない栄養素を補う食品にする
- タンパク質を意識
- 白湯(さゆ)で胃腸を整える
- プチ断食の導入
- 低カロリーな夜ご飯の工夫
解説をしていきますね。
栄養バランスの整った食事を心掛ける
まずは栄養バランスに気をつけた食事を摂りましょう。
どんなにいい栄養でも、それを補助してくれるビタミンなどが不足すると、体の中で効果的に吸収されないまま外に排出されてしまいます。
なので、栄養バランスが崩れないようにするのは鉄則です。
野菜などの食物繊維、果物などのビタミン、肉や魚などのタンパク質、ご飯や麺などの炭水化物を正しく組み合わせた食事を心がけましょう。
バランスよく食べると、満足感が得られやすくなり暴飲暴食を防ぐ効果もあります。
欠食しない
ダイエットで一番手っ取り早いのは”食事制限”をイメージする人が多いと思いますが、極端な食事制限で量を減らして痩せたとしても、すぐにリバウンドしてしまいます。
欠食すると体が飢餓状態になっていると勘違いし、エネルギーを溜め込もうとしてしまうんです。
結果的に基礎代謝も下がってしまう上に栄養失調による貧血・骨粗鬆症・免疫機能の低下などさまざまな問題が思ってしまいます。
なのでビタミン・ミネラル・タンパク質・脂肪などをバランスよく3食きちんと食べるようにして、内容で調整しながらリセットしましょう。
野菜を積極的に摂取する
味の濃いものやガッツリ系の料理が好きな人は、野菜をついつい摂り忘れてしまう人も多いのではないでしょうか?
野菜は低カロリーなのにビタミン・ミネラル・食物繊維がとっても豊富で、体に必要な栄養をとりながら食欲を落ち着かせてくれる効果があります。
特に食物繊維は血糖値の上昇を抑えて満腹感を感じやすいだけでなく、外への排出を促してくれます!
なので正月太りリセットには欠かせない食材です。
トマトやピーマン・カボチャなどの緑黄色野菜は特に食べたい野菜です♪
むくみを取るとされる栄養素を摂取する
カリウムが多く含まれる食材を食べると、むくみ解消につながります。
むくみは放っておくと肥満につながるとも言われているので、カリウムを取り入れてむくみにくい体を作りましょう。
カリウムはリンゴ、バナナ、アボカド、ほうれん草、きゅうり、なす、海藻、豆やナッツ類に多く含まれます。
また、カリウムだけでなく水分排泄を促すビタミンB群の入った食べ物(赤みの魚、ささみ、豚肉、枝豆、豆腐など)もおすすめです。
間食は足りない栄養素を補う食品にする
年末年始は1年間頑張った自分を労ってあげるために、スイーツやおい良いものを食べたくなりますよね。
ですが、市販で売られているお菓子はほとんどが炭水化物と砂糖と油でできているのをご存知でしょうか?
炭水化物と砂糖と油でできたお菓子は当然、肥満を加速させてしまうので、3食の中で足りなかった栄養素を補えるようなものが理想です。
日本人が3食の中で足りなくなりがちな栄養素はカルシウム。
カルシウムが不足すると脂肪の分解がしにくくなるので体脂肪が増えやすくなってしまいます。
ですのでカルシウムを含んだ乳製品を摂るようにすると良いでしょう。
コンビニで買えるものだと、ヨーグルトやチーズ、無調整豆乳、アーモンドミルクなどがあります。
他にも、糖分が少なくて栄養豊富なサラダチキンや豆腐バー、ハイカカオなどもおすすめです。
タンパク質を意識
タンパク質は筋肉をつけたい人が食べるというイメージをお持ちの人もいるかもしれませんね。
タンパク質は、じつは骨や肌、髪の毛などあらゆる組織に必要な栄養素なんです。
なのでタンパク質が不足すると肌荒れやパサパサ髪の原因になり、綺麗で健康的な減量ができなくなってしまいます。
また、筋肉の栄養であるタンパク質が摂れると正常に基礎代謝が行われ、消費カロリーも増えるので、筋肉の素となるタンパク質を意識して摂るのがおすすめ。
お肉や魚以外にも、貝類や小魚、豆腐や納豆、きなこ、枝豆、ナッツ、チーズ、豆乳などがお勧めです。
ただし、ハムやウインナー、ベーコンなどの加工肉は添加物が多く含まれるのでお勧めできません。
白湯(さゆ)で胃腸を整える
胃腸を整えて消化器官を回復させましょう。
白湯を飲むと、胃腸が温まって胃腸の血行が良くなり、機能が正常になります。
内臓の温度が上がり水分量も上がると基礎代謝も上がるので、脂肪燃焼効果アップが期待できます。
また、白湯を飲むと胃腸に溜まった未消化物や毒素を排出してくれるのでデトックス効果も期待できますよ。
腸の水分量が増えて便通も整います。
温かい白湯を飲めばリラックス効果も期待できるので、ストレスの減少にもつながりやすいです。
プチ断食の導入
プチ断食とは、一定の期間固形物を食べずに水分だけで過ごしていきます。
さきほど解説した通り、普段は”欠食しない”が基本にはなりますが、食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸が疲れすぎている場合は、プチ断食で胃腸を休ませてあげるというのも大切です。
脂っこいものや暴飲暴食が増えると胃が休まる時間がなくなってしまうのでぜひプチ断食を取り入れて休ませてあげたいですね。
プチ断食は、15時間〜3日くらい行うといいと言われています。
便秘の改善や免疫機能向上も期待できるので思い切ってやってみるといいかもしれません。
低カロリーな夜ご飯の工夫
「夜は食べて寝るだけ」という人も多いと思います。
夜寝る前のタイミングで高カロリーのものを食べてしまうと、食べたものが消化しきれずに脂肪として蓄えられてしまいます。
なので夜はできるだけヘルシーなものを摂ると良いでしょう。
夜の揚げ物などは控えて野菜中心のご飯を心がけましょう。
鶏胸肉や豆腐を使った和食スタイルが理想です。
揚げ物の代わりに蒸す・焼くなどの料理が良いでしょう。
野菜についてはサラダもいいですが蒸し野菜や焼き野菜の人が、体が温まるのでお勧めです。
生活習慣編:増加した体重の短期間リセット方法6選
短期間で増えてしまった体重をリセットするには、食事だけなく生活習慣もリセットできると近道になります。
それでは6つのポイントを見ていきましょう。
- 生活リズムを整える
- 冷え対策として首や足を冷やさないようにする
- お風呂にゆっくり浸かる
- リンパマッサージをする
- ボディラインが目立つ洋服を着る
- 高温反復入浴法で消費カロリーを高める
解説をしていきますね。
生活リズムを整える
長い休みが続いて生活リズムが崩れてしまっているので、整えるところから始めましょう。
生活リズムが崩れたままだと自律神経も乱れてしまい、思ったように正月太りをリセットできなくなってしまう恐れがあります。
寝る時間と起きる時間・3食の食事の時間はできるだけ同じが良いと言われています。
睡眠時間が確保できないと体がうまく機能しなくなるので、最低7時間は寝るようにしましょう。
また、3食を規則正しく摂れると、血糖値の安定や効率的な代謝を促せます。
冷え対策として首や足を冷やさないようにする
首や足の血管は表皮に近いところにあるので、体温調節に影響を与えやすい部位です。
首や足が温まると、温かくなった血液が体内へ送られ、体が芯から冷えるのを防いでくれるので基礎代謝低下を防いでくれます。
リンパも多く通っているところなので、しっかり温めて巡りをよくしてあげましょう。
また、足が冷えると体内の温度バランスが崩れ、のぼせや火照りの原因にもなります。
ホルモンバランスの乱れにもなるので然り温めてあげましょう。
お風呂にゆっくり浸かる
お風呂で温まると体温が上がります。
体温が上がると基礎代謝も上がり、カロリーの消費も増えます。
また、血行が良くなると全身の老廃物も排出されやすくなるんです。
お風呂でリラックスするとストレスが軽減し、ストレスによる過食も抑えられる可能性が高まります。
熱々のお風呂にササっと入るだけでは十分にあたたまらないので、38〜40度くらいのお湯にゆっくりつかりましょう。
湯船に浸かる習慣がない人でも、週1〜2回は浸かると効果が期待できますよ。
どうしても湯船に浸かるのが難しい人は、桶などにお湯を溜めて足湯だけでもやると良いでしょう。
リンパマッサージをする
リンパの流れが滞っているとむくみや太りやすい体の原因になります。
逆に流れを良くしてあげると、体の中の毒素や老廃物を排出してくれるので、お正月太りもリセットされやすくなります。
入浴中やお風呂上りなど、体が温まっている時にやるのがより効果的です。
また、リンパマッサージをすると見た目の悪いセルライトの軽減も期待できます。
首、脇の下、みぞおち、股関節、膝裏、足首の各リンパを、クリームやオイルなどで肌に負担がかからないようにしながらさするように流してあげてください。
ボディラインが目立つ洋服を着る
太ってくると体型の目立たない服を選びがち。
ゆるい服を着ると自分の体型を認識しづらくなり、「むしろそんなに太っていないんじゃないか」と錯覚しやすくなるという傾向があると言われています。
あえてボディラインの出る服を着用すれば、自分の気になる部位に意識が行くようになり、早く痩せようという気持ちにマインドセットしやすくなるんです。。
見られているという良い緊張感もあるので引き締め効果も期待できますよ。
高温反復入浴法で消費カロリーを高める
いつも通りお風呂に入るのでも十分効果はありますが、もっと効率よく入りたい場合は高温反復入浴法というのをお勧めします。
やり方は以下になります。
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通常の入浴での消費カロリーは約40kcalほどですが、こちらを行うと10分で80kcalほどになると言われているので試してみる価値ありです♪
運動編:増加した体重の短期間リセット方法4選
お正月太りを短期間でリセットするには、やはり運動も欠かせません。
具体的なポイントとしては以下の4つです。
- 運動量を増やす
- 簡単なストレッチの導入
- インナーマッスルを鍛える運動をする
- ヨガを取り入れてみる
運動によってカロリーを素早く消費し、溜め込んだ脂肪も燃焼させてあげると短期間でのリセットが叶います。
また、運動で筋肉が鍛えられれば基礎代謝も向上するので安静時でもより多くのカロリーが消費されていくでしょう。
というわけで、運動編の解説をしていきます。
運動量を増やす
単純に1日の摂取カロリーを消費カロリーが上回れば痩せていくので、運動量を増やすのが一番手っ取り早いリセット方法となります。
きついジョギングやダッシュなどやらなくても、歩く量を増やすだけでも消費カロリーは上がっていきます。
1日の目安の歩数は1万歩と言われているので現状がどれくらいなのか比較してみてください。
ちなみに測る手段がない場合、おおよそ1キロで1400歩と言われているので、参考にしてみてくださいね。
簡単なストレッチの導入
運動だけでなくストレッチも、正月太りした体をリセットするのに有効です。
ストレッチをすると体の柔軟性が上がり、より効果的な運動が可能です。
また、凝り固まった筋肉や関節の可動域が増えてさらに基礎代謝がアップするので、脂肪燃焼をサポートしてくれて痩せる土台が作られていきます。
さらに、ストレッチにはストレス解消やリラックス効果があり、リラックスするとストレスが原因による過食を抑えると考えられています。
インナーマッスルを鍛える運動をする
インナーマッスルを鍛えると、基礎代謝が上がります。
安静時でもカロリー消費も増えるので、正月太りを短期間でリセットしたい人にはもってこいです。
また、深層部の筋肉は鍛えても肥大しない上に、内臓周りの脂肪を燃えやすくしてくれるので、華奢な体を目指す人にはぜひ鍛えてほしい筋肉。
さらに、インナーマッスルを鍛えると姿勢の改善にもつながり、正しい姿勢に戻ると運動効率のアップも期待できます。
ヨガを取り入れてみる
ヨガは柔軟性を求められるものだとイメージする人も多いですが、全身の筋肉を使うポーズが多く、全身の筋力も養われます。
流派によっては流れるように動くもののあり、カロリー消費しやすいものも。
また、ヨガは深い呼吸や瞑想も行うので、ストレスホルモンを軽減させ、リラックスできる効果があるんです。
ストレスが減ると自律神経が整います。
正常な代謝が行われ、暴飲暴食が抑えられて、生活リズムも整いやすくなるんです。
ダイエット成功のポイント5つ
ここまでいろんな角度からお正月太りをリセットさせるポイントをお伝えしましたが、ダイエットを成功させるためのポイントを5つに絞ってご紹介します。
- 適度な運動
- 食事のバランス
- 睡眠の質を高める
- ストレスの管理
- 継続は力なり
短期的な体重減少だけでは健康を損ねてしまう可能性もあります。
持続可能な変化も重視して、自分のペースで行うのが大切です。
では、具体的なポイントについて解説をしていきます。
適度な運動
運動を日常的に行って基礎代謝を向上させると、1日の消費カロリーをアップできます。
ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動が望ましいです。
有酸素運動は脂肪をカロリー消費のエネルギー源として使うので、脂肪の燃焼に最適です。
また、有酸素運動を行うと血糖値のコントロールがしやすくなります。
そして、有酸素運動はエンドルフィンとセロトニンという神経伝達物質の分泌を促すので幸福感が増えストレス軽減につながります。
食事のバランス
食事のバランスが整うと、体に必要な栄養素を適した割合で摂れるようになります。
すると基礎代謝が向上し、効率的なエネルギー利用ができるようになるんです。
また、血糖値も安定するので過剰な食欲を抑えられます。
炭水化物・タンパク質・脂質のバランスが良いと満腹感が得られやすくなり、食べ過ぎを防げるようになり、カロリーコントロールもしやすくなるんです。
ビタミン・ミネラルなども補えば免疫機能も整い、ダイエットの効果を高められますよ。
睡眠の質を高める
睡眠の質が高まると、食欲をコントロールするホルモンのグレリンとレプチンのバランスを整えてくれるので、暴飲暴食を防げるできるようになります。
逆に睡眠の質が低くなるとストレスホルモンであるコルチゾールが増加してしまい、甘いものや高カロリーのものが食べたくなってしまいます。
睡眠の質を高めるには、以下の3つがポイントです。
- できるだけ毎日同じ時間に寝る
- 寝る直前にスマホやタブレットを見ないようにする
- 寝る直前のカフェインやアルコール摂取は控える
上記を心がけると良いでしょう。
ストレスの管理
ストレスを管理する方法としては、先ほど解説した
・適度な運動・食事のバランスを整える
・睡眠の質を高める
が全てストレス軽減につながっていきます。
また、深呼吸するだけでもリラックス効果があり、ストレスホルモンの分泌を抑制できます。
趣味を見つけて楽しむ時間や仲の良い友達との交流も、笑いや共感などが起きるのでストレス発散に繋がりますよ。
もしも、一人で解消できないくらいストレスを抱えてしまった場合は、心療内科や精神科を頼るのもひとつの方法です。
継続は力なり
継続に苦手意識を感じる人もいるかもしれませんが、ダイエットは継続がとても大事です。
どんなボディビルダーや体を鍛えている人でも、理想の体型には1日ではなれません。
継続して行うので理想の体型に近づいていきます。
なので継続するためには、無理ない範囲で行えるような項目を作るのが重要です。
日々の小さな努力の積み重ねが目標達成には欠かせません。
小さな目標から達成していって、楽しみながら続けられると良いですね。
正月太りの予防策5つ
これまで正月太りしてしまった後のリセット方法をご紹介しましたが、そもそも正月太りしないに越したことはありませんよね。
もしも、今年のお正月に太ってしまって後悔しているなら、次回のお正月では同じ過(あやま)ちを繰り返さないよう、ぜひ対策してみましょう。
具体的には以下の5つのポイントにまとめたのでご紹介します。
- 12月に入ったら、気を引き締める
- 年末年始のスケジューリングをしておく
- 年末年始に食べたものを写真に撮っておく
- 帰省前に料理の献立や量を伝えておく
- 初出勤時の自分をイメージする
上記について解説していきますね。
12月に入ったら、気を引き締める
お正月だけでなく、12月あたりから忘年会やクリスマスなどで会合や外食する機会がいつもより増える人が多いと思います。
12月に入ったら特に食事管理と運動・睡眠には気をつけましょう。
会合を減らすのが難しい場合は、お酒を飲む量や何を食べるかの内容にできるだけ気をつけ、会合の次の日は食事内容でのリセットを意識しましょう。
また、会合が連日続く場合はあらかじめ休肝日を作るのもおすすめです。
でも、ストレスを解消するためにもイベントを楽しむのを忘れないのも大切です。なにごともバランスですね。
年末年始のスケジューリングをしておく
スケジュール管理をするのもとても大切です。
年末年始のスケジュールを把握し、どれだけ食べる可能性があるのかなどを予測しておくと対策が取りやすくなると思います。
一人でいられる時間が確保できそうであれば、ウォーキングやジョギングを取り入れるのもひとつの手です。
家族やパートナーと誘ってウォーキングできればなお良しですね。
寒くて外に出るのが億劫になる人も多いと思うので、その場合は筋トレや、後編で紹介するヨガポーズを取り入れるのも良いと思います。
年末年始に食べたものを写真に撮っておく
おしゃれなカフェやレストランで写真を撮る人は多いと思います。
おしゃれカフェ以外でも食べたものを毎回写真に撮っておけば、どれくらいカロリー摂取したか振り返る材料になります。
細かく料理のカロリーを計算しなくても、いつも食べている量よりどれくらい増えているか把握できればOKです。
お酒やジュースなども意外と糖分が多いので、どれくらい飲んだか記録しておくと良いでしょう。
集まりの中だと長時間のだらだら食べなども多くなるでしょうから注意が必要です。
帰省前に料理の献立や量を伝えておく
帰省というと、久しぶりに親御さんに会う人も多いのではないでしょうか?
おそらく久しぶりの帰省では、張り切ってお料理やお菓子、お酒などを用意してくださる人もいらっしゃるかと思います。
もしも帰省前に料理の要望を伝えられるようであれば、事前に伝えておくと食べ過ぎやカロリー過多を防ぎやすくなるでしょう。
事前に伝えておければ、せっかく用意してもらった料理を残しすぎてがっかりさせる・・・なんてこともなくなり、円満な帰省にもつながりますよ。
初出勤時の自分をイメージする
あなたは理想の体型をどれくらいイメージできていますか?
年明けの出勤時に自分がどんな体型で出勤しているかをイメージするというのも効果があります。
人の脳はイメージした事柄しかできないので、理想の体型で出勤している自分をイメージできると、現実世界でも実現しやすくなっていきます。
”理想の体型で出勤した自分”は年末年始をどう過ごしたのか、また12月はどう過ごしたのかまでイメージしていけば、その通りに過ごしていきやすくなり、理想が実現していくでしょう。
正月太り解消におすすめのポーズ5選
では実際にどんな運動がいいのかわからない人もいらっしゃると思うので、ヨガのポーズの中で、お正月太り解消におすすめの以下のヨガポーズを5つピックアップしました!
- 舟のポーズ
- 橋のポーズ
- 半分の魚の王のポーズ
- 三日月のポーズ
- 門のポーズ
やり方と効果をあわせてご紹介しますので、手順に沿ってぜひ実践してみてください!
舟のポーズ(ナヴァーサナ):お腹引き締め
マットに足を伸ばして座り、腰を立てるようにして背筋をまっすぐ伸ばします。
両膝を曲げ、足の裏は床につけます。
息を吸いながら背中を少しだけ倒し、バランスをとります。
息を吐きながら膝を胸に引き寄せるようにして足を浮かせます。スネと床が平行になるよう意識します。
両手は前ならえのようにまっすぐ伸ばし3回深呼吸します。
舟のポーズは腹部や背中、腰などの筋肉が鍛えられるポーズです。
女性は特にお腹と腰に脂肪がつきやすい人が多いので、正月太りでついたお腹のお肉と腰のお肉にアプローチしてくれます。
橋のポーズ(セツバンダーサナ):ヒップアップ
マットに仰向けになり、膝を曲げてお尻の近くに寄せます。
足は腰幅に開き、スネが床に垂直になるよう意識します。
腕は体の横に添えて、手のひらでマットをとらえます。
お尻を天井に向かって上げ、太ももから肩までが一直線になるよう意識します。
4のポーズをキープしながら、3回深呼吸します。
ドスンとお尻が落ちないよう、ゆっくりゆっくり降りていきます。
橋のポーズはお尻と背中、首・肩の筋肉を強化してくれます。
特にお尻と背中の筋肉は、上半身と下半身の中でそれぞれ大きい筋肉なので、鍛えるとエネルギー消費量が増加し脂肪燃焼が促進され、全身を引き締めるのに効果的なポーズです。
半分の魚の王のポーズ(アルダマッツェーンドラーサナ):内臓機能を高める
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※できるだけ骨盤が動かないよう注意。
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腰を捻ると内臓も動き、消化器官の活動を促します。
これにより代謝がアップし脂肪燃焼効果が高まるだけでなく、腸が刺激されるので便通もよくなります。
また腹筋も刺激されて体幹が鍛えられるので、引き締まったお腹につながります。
三日月のポーズ(アンジャネ・アーサナ):リンパの流れを改善
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体を後ろに反らすと鼠径部が伸び、リンパの流れを促すので老廃物や毒素が効率よく排出され、デトックス効果が期待できます。
また足やお腹の筋肉を伸ばすとリンパ節に刺激が与えられ、免疫機能を活性化させ体のバランスを整えてくれます。
門のポーズ(パリガーサナ):太もも引き締め
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このポーズでは太ももとふくらはぎが鍛えられます。
これによって足全体の筋力アップにつながり代謝が促進され足が細くなっていきます。
また、背中を反らせて手足を伸ばすと内ももにかかる負荷が増え、引き締まった下半身を目指せます。
太ももの筋肉は体の中でも大きい筋肉なので鍛えると全身の効率的な減量にもつながります。
まとめ:正月太りの解消は食事と生活習慣の見直しから
以上、いかがでしたでしょうか?
お正月太りの原因に1つでも当てはまる人は、今日から何かひとつでもいいのでぜひ実践してみてください。
ここまで記事を読んでいただいたあなたには、ぜひ正月太りの悩みを解消してほしいので、あえて厳しい言い方をすると、「このまま太り続けるか、理想の体型に近づけるか」はあなたの小さな1歩が大きな大きな鍵となります。
ひとつでも何か継続できればきっと変わっていくでしょう。
新年は、一人でも多くの人が理想のスタイルで気持ちよく1年をスタートできるよう願っています・・・!
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