突然ですが、あなたはホットヨガにも意外なデメリットとやめたほうがいい理由があるのを知っていますか?
モデルさんや女優さんもやっていて、最近ブームになっているホットヨガ。
フィットネスジムよりはきつくないし、リラックスできるのはホットヨガのいいところですよね。
ですが、ホットヨガのやり方を間違えると寝不足でちょっとのことでもイライラして、最悪のケース、家族や職場の同僚と仲が悪くなってしまうことも・・・!
ストレス解消のために通っているホットヨガなのに、逆効果になって後悔したくはありませんよね。
「通い放題のコースにしたけど、ホットヨガを毎日はやりすぎ?」
「ホットヨガの理想的な頻度は?」
「ホットヨガで起こるデメリットは?」
実際にホットヨガが原因で病院に入院してしまった患者さんを担当した経験もある理学療法士、そして現役ヨガ講師でもある筆者が、ホットヨガのやめたほうがいい理由とデメリットを伝えていきます。
結論からお話しすると、ホットヨガをやめた方がいい理由とデメリットは以下の6つです。
- 熱中症のリスク
- 脱水症状
- 自律神経の乱れ
- 身体を痛める
- 内蔵への負担がかかる
- 衛生面
また、ホットヨガをやってはいけない人・リスクがある人の特徴は以下の7つです。
- 妊娠中の人
- 高血圧の人
- 偏頭痛がある人
- 肌に強い炎症がある人
- バランス感覚がない人
- 体力に自信がある人
- 柔らかすぎる人
ホットヨガをやめたほうがいい理由とデメリットを知れば、ホットヨガとの正しい付き合い方がわかるだけでなく、楽しく健康的に続けられるよ!
ホットヨガとは
ホットヨガとは室温39度前後、湿度60%前後の環境に整えられた室内で行うヨガです。
「ホットヨガと普通のヨガってなにがどう違うの?」と首をひねる人もいると思います。
常温ヨガは、自分と向き合う時間を作って強い精神力を養うのが目的。
常温ヨガに対してホットヨガは、身体を温めて汗をかくことによって、内側からキレイになる、リラクゼーションをしていく、といったところが目的です。
ホットヨガは身体が温まりやすい環境でヨガをするから、
- 痩せる
- 体質が変わる
- 肌が綺麗になる
- 筋肉が柔らかくなりやすい
- インナーマッスルを鍛えて身体を引き締められる
といったホットヨガ効果も期待できます。
女性にとっては、なんとも嬉しい効果ばかりですよね。
とはいえ、「真夏のジトっとしたような環境でやるホットヨガは悪影響や副作用が出そう」と不安になる人も多いはず。
もしくは、「ホットヨガは肌に悪い?ニキビや肌荒れ、痒みが悪化するのでは?」という人もいると思います。
または、元来肌が弱くて「汗をかき過ぎてホットヨガ後に湿疹とかできない?」と気になる人もいるのではないでしょうか。
ということで、ホットヨガの悪影響や副作用を解説するだけでなく、悪影響や副作用が出ないでホットヨガを楽しむための正しいやり方まで伝えていきます。
ホットヨガをやめたほうがいい理由1【熱中症のリスク】
人は運動で発生する熱を身体の外に逃がしながら、体温を36℃~37 ℃に保っています。
熱を体の外に逃がす機能を”放熱”といいますが、放熱するために必要なもの、それが汗。
ですが汗をかいてする放熱が、体内で発生する熱の量に負けて、ドンドン溜まってしまうと熱中症になってしまうんです・・・!
ホットヨガは高温のなかで運動をするので、熱中症にかかってしまう可能性も。
そこで、ホットヨガで熱中症のリスクがある人の特徴と、熱中症にならないための対策を紹介していきます。
熱中症のリスク
環境省は、熱中症のリスクを数値化する「暑さ指数(WBGT)」を発表しています。
暑さ指数とは、気温、湿度、輻射熱(地面や建物から出る熱)の3つを取り入れた暑さの指標です。
ホットヨガは気温と湿度をあえて上げて行う運動です。
なので、暑さ指数は高くなって熱中症のリスクも高まります。
でも、ホットヨガをやっても熱中症になりやすい人とそうでない人がいますよね。
熱中症になりやすい人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?
結論から言うと、まじめで几帳面、完璧主義な人が熱中症になりやすいです。
「ちょっときついけど、先生に申し訳ないから抜け出せない」
「せっかくレッスンを受けたのだから最後までやり通したい」
「学生時代は屋外の部活をやっていたのだから、大丈夫」
と意気込みすぎると、身体への負担が知らず知らずとかかってきます。
要するに、我慢のし過ぎがいけないということです。
また当然ですが、高温の環境に慣れていない人も熱中症には注意が必要になります。
しかし、いくら注意をしたとしても熱中症になるときはなります。
次は、熱中症に対する対策をみていきましょう。
熱中症への対策
熱中症に対する対策は、とにかく無理をしないこと。
以下のような症状が現れ始めたら、意地を張らずにホットヨガを中断しましょう。
- 全身が重く感じる倦怠感がする
- 悪寒がする
- めまいがする
- 呼吸が浅く、荒くなってきた
- 頭が痛い
- 力が出にくくなってきた
無理にホットヨガを続けてしまうと熱中症になるどころか、最悪のケース、心筋梗塞や脳梗塞につながる可能性もあるのです。
身体を崩して家族や職場に迷惑はかけたくないですよね。
症状に気がついたら、早めに中止し、周りにいる人にも恥ずかしがらずSOSサインを出しましょう。
ホットヨガをやめたほうがいい理由2【脱水症状】
ホットヨガの醍醐味は、大量の発汗。
ですが、なんの対策もせずホットヨガで汗をかきすぎると、脱水症になってしまい、思わぬ病気につながるおそれも・・・!
そうならないためにも、脱水症状のリスクと対策を知って、楽しくホットヨガをしましょう。
脱水症状のリスク
脱水とは、身体のなかから体液(水分)が減ってしまう状態です。
体液には、全身に酸素や栄養素を送る働きがあります。
脱水症に陥っているときは体液が減ってしまうので、酸素や栄養素を全身に送る機能がしっかり果たせなくなってしまうのです。
ホットヨガでは、汗をかく量が半端ではありませんよね。
汗からは、水分と同時にミネラルも出ていくので、血液がドロドロに濃厚になってしまうのです。
脱水症になってしまうと血管だけでなく、内臓や脳が働くために必要なエネルギーも行き渡らないので、さまざまな症状が発生し、最悪の場合、意識を失ってしまうことも・・・!
そうならないためにも、脱水症状を知って早期発見をしていきましょう。
具体的な症状は以下の5つが代表的です。
- のどの渇き
- めまいや吐き気
- 全身の脱力感
- 手足のふるえ、筋痙攣
- 過呼吸
上記の症状が出たら、早めにホットヨガを中断してください。
脱水症状への対策
脱水症状への対策で大切なのは、水分とミネラルなどの電解質を定期的に摂取すること。
とはいえ、市販されている飲料水ですと糖分が入っていて、「ホットヨガでダイエットしたいのに甘い飲み物を飲んでしまっては意味がないよ・・・」と思う人もいるはずです。
じつは、飲料水には糖質を多く含んでいるアイソトニック飲料と、糖質を抑えて人の体液濃度に近い配合がされているハイポトニック飲料があるのです。
通常のポカリスエットやアクエリアスは糖質を多く含んでいるのでアイソトニック飲料になりますね。
脱水のリスクを防ぐだけなら、ポカリスエットやアクエリアスでもいいのですが、どうせならカロリーオフの飲料水で脱水を予防できたらいいですよね。
そこでおすすめなのがハイポトニック飲料。
「アクエリアスゼロ」は低糖質でミネラルも補給できるので、ホットヨガで痩せたい人にも適しています。
(なんと、0kcalです・・・!)
他にも、VAAMウォーターや塩JOYサポートも低糖質でおすすめですが、市販されているなかでは、アクエリアスゼロが比較的手に入れやすいです。
ホットヨガをやめたほうがいい理由3【自律神経の乱れ】
ホットヨガはダイエット効果だけでなく、リラクセーション効果もあります。
正しく行えば、リラックスに必要な副交感神経を活性化させて自律神経を整えるエクササイズにもなるのです。
そんなホットヨガですが、高温多湿な環境なだけに、逆に自律神経の乱れを生むリスクもあります。
自律神経の乱れのリスク
ホットヨガは身体を芯から温めるだけでなく、深い呼吸をしながら全身の関節と筋肉をほぐしていきます。
すると、副交感神経が優位になって免疫力が高まり疲れた身体もリラックスできるのです。
しかし、ホットヨガで自律神経失調症になるというリスクを聞くときがあります。
自律神経失調症とは様々な身体症状が繰り返し現れる疾患で、以下のような症状がみられるケースです。
- 朝起きられない
- 頭が重い、ズキズキする、ふわふわする
- 睡眠障害が出る
- 首、肩、腰などのこりやだるさが続く
- 動悸、息切れ、空気が足りない感じ
- 下痢、便秘、胸やけや吐き気
- 頻尿、残尿感
ホットヨガでこのような症状がみられるようになった場合、注意が必要です。
ホットヨガのインストラクターでも、人によっては自律神経失調症になる場合も。
「え?!プロのインストラクターでも自律神経失調症になってしまうの?」と不安になった方もいるかもしれませんね。
ホットヨガインストラクターで自律神経失調症になってしまう場合の多くが、過酷な条件下でレッスンを行ってしまっています。
どのホットヨガスタジオでも、お客様へはどんなに上級者の人であっても1日2回までしかご案内しません。
ですが、ホットヨガインストラクターは違います。
1日のレッスン数や1回当たりのレッスン時間、夜間の部のレッスンを担当など、日々無理をして体調を崩してしまいがち。
なかには、自律神経失調症などの体調不良が原因で、インストラクターを辞める人も身近にいました・・・。
ホットヨガインストラクターの自律神経失調症が減るための業務改善が早く進むことを願っています。
少し話が反れましたね。
話を戻しまして、ではいったい、どのような原因が考えられて、どう対策していけばいいのでしょうか。
みていきましょう。
自律神経の乱れの対策
自律神経の乱れるリスクを取り除くためには、以下のチェックポイントを確認していきましょう。
- 寒い場所と暑い場所(ホットヨガ)の行き来をしすぎて温度差の緩急が激しくなっている
- ホットヨガ前後2時間の間で食事をとってしまっている
- 寝不足なのに、「ホットヨガで頭をスッキリさせればいいや」と無理をしてしまう
- 寝起きなどの眠い時間にホットヨガをしてしまう
- 運動習慣がないのに、急にホットヨガを頻回に通うようになった
ひとつでも当てはまるときは、自律神経の乱れにつながるリスクがあります。
ホットヨガが逆効果になって体調不良を引き起こす可能性があるのです。
ホットヨガは高温多湿という特徴があります。
無理をせず、万全な体調で臨むのがベストです。
ホットヨガをやめたほうがいい理由4【身体を痛める】
世界的にブームになっているホットヨガ。
米国では1500万人以上がホットヨガをやっていて、日本でも500万人を超える勢いで人気なエクササイズです。
ホットヨガが人気である理由の一つが「ヨガのポーズ」。
ですが、「わたしにもこれくらいできる」と軽い気持ちで行うと、身体を痛めるリスクがあります。
身体を痛めてしまうリスク
ホットヨガを始めるきっかけに、「身体が柔らかくなりたいから」という人は多いです。
最近では、雑誌やテレビCMなどでも身体が美しくみえるヨガのポーズが使われたりしていて、「わたしもこうなりいたい」と魅力を感じる女性もいるはず。
確かに、ヨガのポーズは女性のボディラインをより美しくみせる効果があります。
しかし、雑誌やテレビCMで美しいヨガのポーズをしている人には、そこに至るまでのストーリーがあるのです。
ストーリーを知らずに、ただ真似をするだけでは、身体を痛めるどころか、最悪のケース、入院して手術を受けなければならなくなるかも・・・!
そうならないためにも、身体を痛めないようにする対策、ヨガのポーズに対する考え方を少し知っておきましょう。
身体を痛める前にする対策
それは、段階を踏むという対策です。
たとえば、ラクダのポーズ。
胸を開き、腰の柔軟性を高めるラクダのポーズですが、はじめから完成形のラクダのポーズをしてしまうと、腰や肩、首を痛めてしまいます。
上記画像のように、ラクダのポーズには習得ステップがあります。
ラクダのポーズのみでなく、ヨガのポーズにはすべて「準備のポーズ」があります。
準備のポーズとは、ここでいう“ステップ1~ステップ2”のことですね。
段階を踏んで、徐々に柔らかくしていく意識でできるポーズを増やしていきましょう。
はじめから完成形のポーズをできる人は少ないです。
むしろ、「できないポーズをできるようにする過程」がヨガのポーズの面白さのひとつでもあります。
できないポーズの完成形を習得できたら、あなたなりの習得ストーリーができるので、他の人にも「こうしたら、習得できた」ということを伝えられますよ。
ホットヨガをやめたほうがいい理由5【内蔵への負担がかかる】
「ホットヨガをしたいけど、持病があってやっていいのかわからない・・・」という人もいるはずです。
特に、心臓や腎臓に負担がかからないか不安に思っている人が多いです。
心臓や腎臓に持病を持っていてもホットヨガはできるのか、普段から心臓病や腎臓病の既往を持っている人とリハビリをしている筆者が解説していきます。
心臓に負担がかかる?
ホットヨガを受けて、以下のような経験がある人もいます。
「心臓の鼓動がバクバクする」
「寒気で鳥肌がたつ」
「心臓に負担がある感じで夜も眠れない」
はじめてのホットヨガを万全な体調で望めないとこれらの症状が出る可能性もあります。
たとえば、最近ストレスがかなりかかっていたり、運動習慣のない人が急にきつめのレッスンを受けたりすると、当然心臓にも負担がかかってくるはずです。
心疾患がないという前提ですが、運動習慣のない人がはじめてホットヨガを行う場合、リラックス系のレッスンから受けてみるのをおすすめします。
それでも心臓に負担のかかるようでしたら、無理はせず、ホットヨガでなく常温ヨガなどに切り替えていくのもひとつの手です。
ちなみに、ネットで調べると、
「切断の危険性があるくらいの動脈硬化をもっていたが、ホットヨガで治った」
「悪玉コレステロール(おそらくLDLコレステロールのこと)値が下がった」
「ホットヨガでペースメーカーが必要なくなった」
「動脈のバイパス手術後にホットヨガをやって健康体になった」
などの口コミを聞くこともありますが、心臓に持病を抱えてらっしゃる方は、筆者としてはホットヨガをおすすめできません。
それでもホットヨガを行いたい場合は、必ず医師に相談してください。
腎臓にも負担がかかる?
そもそも腎臓は、身体のなかでも「毒の処理」をしてくれる大切な内蔵です。
腎臓でこしとられた毒素は膀胱に進んで、尿として排泄されます。
これは誰しも知っている内容ですね。
では、汗をかくのも毒素の排泄になっているのを知っていましたか?
腎臓ほどの毒素の排泄機能はありませんが、発汗することで身体の毒素を出しているんです。
実際尿に含まれている毒素、アンモニアは、汗の中にも含まれています。
「だったら、ホットヨガは腎臓に負担がかかるどころか、腎臓の負担を軽くして良い影響があるのでは?」という見方もできるかもしれません。
しかし、腎臓に持病のある人がホットヨガをするのは危険です。
というのも、ホットヨガをすれば、大量の汗をかきますよね。
身体はいわば脱水状態になるわけです。
すると、身体は水分がほしくなりますから、汗をかいた分だけ飲み物を飲まなければなりません。
飲んだ分の水分は、腎臓が毒素処理をしていきますから、結果的には腎臓がフル回転することになるんです。
透析をしている人は、1日にどのくらいまで飲んでいいのかという水分制限がありますよね。
これは、水分をとると、腎臓に負担がかかるからです。
なので、「軽い慢性腎炎(IgA腎症)だから大丈夫」だとか「軽いネフローゼ症候群(微小変化型)だからいいでしょ」と軽はずみな気持ちでホットヨガをしてしまうと、身体に大きなダメージが残ってしまいます。
腎臓に既往のある人は、必ず医師に相談して行ってください。
という私も、尿路結石や腎外傷をしたことがあるのですが、ホットヨガを続けています。
本当はよくないのですが・・・。
私の場合は、運動の専門家でもあるので、運動負荷を完全に自己コントロールしています。
腎臓に既往のあるみなさんは、絶対に真似をしないでくださいね。
ホットヨガをやめたほうがいい理由6【その他】
衛生面の問題も?
ホットヨガは室温40℃、湿度40%以上なので、大腸菌や細菌、カビなどが繁殖しやすい環境です。
しかも、ホットヨガは大量の汗をかくので、衛生管理をしていないと前の時間帯のレッスンでやっていた人の汗が残っていることも・・・。
にもかかわらずホットヨガ中は、地面と顔の距離が近くなるポーズもあります。
だから、ホットヨガに行こうとするなら、スタジオの衛生管理面はどうなっているのかも確認しておきたいポイントになるんです。
全国展開しているホットヨガスタジオLAVA(ラバ)やカルドは、掃除や除菌、空調がしっかりしています。
ラバやカルドは大手なだけに、衛生面が問題になってしまったら、大変ですからね。
ちなみに、「ラバ 掃除」で調べると、お客さんにお掃除アンケートを取っている店舗だったり、お掃除総選挙なる活動をしている店舗も多いです。
それだけ衛生管理面に対する意識が高いってことですね。
もしも、今通っているホットヨガスタジオの衛生面が気になるようでしたら、「みんな汗かいてるし、部屋の衛生管理も大変なんじゃないですか?」とスタッフさんにどのような掃除をしているか聞いてみるのもいいかもしれません。
荷物がたくさんあると邪魔になる
仕事帰りにホットヨガをしたい人の悩みですよね。
ヨガマット、バスタオル、フェイスタオル、ヨガウェア、ラグ・・・。
車通勤の人ならまだ頑張れるかもしれませんが、電車通勤をしている人にとってはこれらの荷物が結構な死活問題。
荷物がたくさんある状態で満員電車には乗れないですからね。
「荷物がたくさんあると大変!」という人はマットを持参しなくてもOKなスタジオを選びましょう。
ホットヨガスタジオLAVAやカルド、ロイブあたりはほぼ全店舗にレンタルオプションがついています。
カルドだと、自分専用のプライベートロッカーが用意されていますし、ロイブは「手ぶらヨガ」と題したプランもあります。
電車通勤の人は、「手ぶらでホットヨガができるか」をホットヨガスタジオ選びのポイントにしてみてくださいね。
注意点を知れば楽しくホットヨガができる
ここまで、ホットヨガをやめたほうがいい理由とデメリット・リスクを話してきました。
これだけホットヨガをやめたほうがいい理由とデメリット・リスクを畳みかけるかのように説明すると、「ホットヨガって危険だからやめておこう・・・」と思った人もいるかもしれません。
ですが、ホットヨガは正しいやり方で実践すれば、ココロとカラダの健康をサポートしてくれる最高の相棒にもなるんです。
ホットヨガを最高の相棒にするためにも守ってもらいたい6つのルールがあります。
- レッスン直前の食事は厳禁
- ウォーミングアップをする
- 水分補給を欠かさずに
- 絶対に無理はダメ
- レッスンは1日1回までにとどめる
- 体調不良のときは無理してやらない
なぜ守ってもらいたいのか、これだけではわかりませんよね。
上に書いた6つのルールについて、少し詳しく解説していきます。
レッスン直前の食事は厳禁
レッスン直前だけではありませんが、特にレッスン前の食事は避けてほしいです。
一般的に、レッスン前後2時間は食事をやめたほうがいいとされています。
親切なインストラクターさんだと、レッスン中に説明をしてくれる人も。
レッスン直前になぜ食事をしてはいけないのかというと、関係してくるのが自律神経です。
食事を取った後2時間は、胃腸に溜まった食べ物を消化しようと副交感神経が優位になります。
反対に、ホットヨガは身体を動かすので、交感神経が優位になるエクササイズです。
身体は、リラックス効果のある副交感神経と興奮効果のある交感神経を同時発揮はできません。
食後2時間を空けずにホットヨガをやってしまうと、身体は「消化をするための副交感神経を働かせつつ、身体を動かすエンジンである交感神経を働かせる」という無理難題状態になります。
話が少しわかりにくかったかもしれませんが、これは料理をしているときにフライパンから火が出てしまったのに、リビングで寝ている赤ちゃんがお腹がすいて大泣きし始めたときの混乱と一緒です。
どちらも大事だからこそ、頭のなかがパニック状態になってしまうようなもの。
解決していない問題がある状態でホットヨガをやったらどうでしょう。
自律神経が乱れてしまい、体調を崩してしまうのが想像できますよね。
ちなみに、ホットヨガ後の食事は2時間空けたほうがいい理由も、興奮した交感神経が納まるまでに2時間かかるからです。
とはいえ、仕事帰りにホットヨガをする人にとっては、2時間空けてからの食事は現実的ではありません。
完全に、夜食になってしまいダイエットになりませんからね。
そんな人には、糖質控えめでエネルギーチャージのできるものがおすすめです。
最近ですと、病院の点滴シェアNo.1で有名な大塚製薬さんが出した「ボディメンテ ゼリー」もいいですね。
ただ、糖質控えめな分、あまり美味しくはありません・・・。
大塚製薬さんいわく、「3回目から美味しくなる味です」とのことですが。
とにかく、ホットヨガの効果を出すためには「前後2時間は食事厳禁」と覚えておいてください。
ウォーミングアップをする
「ホットヨガって、ポーズをとっていくだけだから、ウォーミングアップをしなくてもさほど大きな怪我はしないだろう」とウォーミングアップを甘く見てはいませんか?
ウォーミングアップもせずに油断していると、ホットヨガでも大きな怪我につながるケースはあります。
わたしの病院には様々な人が入院してきますが、ヨガのインストラクターさんも股関節を痛めて入院したケースも・・・!
さらに「ホットヨガで起こる怪我は軽いものだろう」と思うかもしれませんが、ある医師が言うには「ホットヨガと柔道の痛め方、痛める場所はとても似ている」とおっしゃっていました。
もちろん、柔道は相手あっての怪我で、ホットヨガは自分でやってしまう怪我という違いはあります。
とはいえ、ホットヨガ教室のレベルが高くなるにつれて、ウォーミングアップもしっかりとしていった方がいいでしょう。
具体的なウォーミングアップ方法としては、以下の動画が簡単9分で終わりますので参考になります。
呼吸法も利用しているので、結構効果的ですよ。
水分補給を欠かさずに
さきほど、「脱水症状」と「熱中症」のところでも話しましたが、ホットヨガをするときはこまめに水分補給を取るようにしましょう。
水分補給の量としては1回のレッスンで1ℓがひとつの目安です。
また、多くのスポーツドリンクには糖分がたくさん含まれているので、ダイエット目的であれば、糖分ゼロ、0kcalのアクエリアスゼロやVAAMウォーター、塩JOYサポートがおすすめです。
ちなみに、お茶などのカフェインが入っているものですと、レッスン中にトイレが近くなってしまうので、カフェインゼロの飲料水の方がいいでしょう。
絶対に無理はダメ
無理がダメなのも「身体を痛める」デメリットがあるという話のところでも伝えた内容です。
インストラクターのヨガのポーズは、鍛錬に鍛錬を重ねて完成度を高めたものになります。
急にインストラクターと同じレベルのポーズをしようとするのではなく、ホットヨガのレッスンを受けているうちに少しずつヨガのポーズができるようにしていきましょう。
また、ホットヨガが初めての人は、まずは体験レッスンを受けたり、初めはリラックス系のレッスンを受けるようにするのが無難です。
レッスンは1日1回までにとどめる
ホットヨガスタジオLAVAやカルドでは、無制限でレッスンを受けられるコースもあります。
無制限でレッスンを受けられるからといって、初心者が1日に2回もホットヨガをするのは本当に危険です。
ホットヨガの高温多湿に慣れた上級者になってくると、1日2回受けるケースもありますが、それは「どのくらいやったら体調を崩すのか」を知っている上級者だからこそできる回数になります。
初心者の人はホットヨガを1日2回受けるのはやめたほうがいいです。
まずは、ホットヨガを行う頻度を変えずに長く続けるという点がホットヨガの効果を引き出します。
初心者の人は、レッスン受講は1日1回までにとどめておきましょう。
ホットヨガを1日2レッスンやったり、初めから毎日通うと、体に必要な栄養素が出すぎてしまっているかも・・・!
体調不良のときは無理してやらない
体調不良のときはホットヨガの予約をしていたとしてもキャンセルしてください。
体調不良といっても程度はあると思いますが、
- のどが痛い
- 風邪のひきはじめ
- 風邪の治りかけ
- 眠いとき
といった、比較的軽い体調不良のときもホットヨガはやめたほうがいいです。
無理をしてホットヨガをしたあとに、さらに体調が悪くなってしまっては、逆効果になってしまいますからね。
体調不良のときは、ホットヨガをする予定だった時間の分、しっかり身体を休めてください。
微熱や発熱のときも一緒です。
以下の記事では、微熱や発熱のときにホットヨガを控えてほしい理由をまとめてあります。
性別・年齢別の注意点もある
日本のホットヨガは女性ヨギーの方が多いです。
(ヨギーとはヨガをやる人の総称です)
ということで、ここでは以下の2つの世代について注意点とホットヨガをするときのポイントをまとめました。
- 30代の女性
- 40代後半から50代前半の女性
30代の女性
ホットヨガをしている人が最も多い世代です。
30代の女性はダイエット目的で通う人が多い印象がありますが、ここに大きな落とし穴があります。
30代の女性だと、仕事や家事に忙しい世代。
でも、じつはホットヨガで痩せるためには週3以上通わないといけないんです。
一般的には、
- 週1回で「やらないよりかはやったほうがいい」程度のダイエット効果
- 週2回で何かしらの変化を感じるけど、痩せるまでには至っていない
- 週3回で食事療法と組み合わせれば3カ月程度でダイエット効果が出てくる
と言われています。
週間頻度と、ある程度の期間続けられる点が30代女性のポイントになってくるでしょう。
40代後半から50代前半の女性
ちょうど、第二の人生ともいわれる更年期の時期ですね。
40代後半から50代前半の年代の女性には、ホットヨガが精神安定の効果があります。
親の介護問題や子供の教育に関する悩み、仕事上でも責任が重くなってきて、身体だけでなく心の揺れ動く出来事が多くなってくるのです。
しかし、ただただホットヨガをしているだけでは精神的な安定効果は見込めません。
波のように揺れ動く心を穏やかにするポイントになるのが、呼吸。
呼吸は精神と対になっています。
人前に出て緊張すると、呼吸が浅くなりますよね。
反対に人は、夜眠くなってリラックスしている時間は自然と呼吸が深くなるのです。
40代後半から50代前半の女性が精神的な安定を求めてホットヨガをする場合、呼吸法を使ったホットヨガプログラムをおすすめします。
レッスン中にこんな症状が現れたら危険のサイン!
ホットヨガのレッスン中に現れやすい危険サインを2つ、紹介しておきます。
- 頭が痛い、苦しい
- 動悸がする
これらの症状が危険サイン。
危険サインが現れたら、すぐにホットヨガをやめたほうがいいです。
なぜホットヨガで頭が痛くなったり、動悸がしたりするのか、説明していきます。
頭が痛い・息苦しい場合は迷わず中断しよう
頭が痛くなったり、息苦しくなった場合の原因は以下が考えられます。
- 水分不足による脱水症状
- 呼吸ができなくなり、酸欠になっている
- 生理などの症状
ホットヨガで頭痛になる多くの原因が脱水です。
レッスンを中止したら、水分補給をとってください。
また高温多湿な環境は、息がしにくくなるので、呼吸がしっかりとできなくなって身体が酸素不足になりがちです。
酸素不足になると、息苦しくなったり、頭痛が現れたりもします。
さらに、生理中は貧血状態になりますよね。
貧血になってめまいや頭痛につながるので要注意です。
生理の症状が出やすい人は、生理期間中のホットヨガは控えたほうがいいかもしれません。
動悸が出たら無理せず中断!
低血圧の人や温度差に弱い人は、ホットヨガで動悸の症状が出やすいです。
動悸は、心臓に負担のかかっているサインのひとつなので、すぐさまホットヨガを中断してください。
動悸が起こる原因としては、
- 脱水症状、熱中症
- 過剰な興奮状態になる
- 薬の副作用
などが考えられます。
「胸が締め付けられるような感じがする」「胸に手を当てなくても心臓の鼓動がバクバクしているのを感じる」といった症状は動悸の症状です。
ホットヨガをすぐさま中断して、静かな場所でひと休憩入れてから帰宅しましょう。
ホットヨガをやってはいけない人・注意が必要な人
ホットヨガはどんな危険性があるかを知っておけば、無理せず楽しく行える運動です。
とはいえ、ホットヨガをやってはいけない人や注意が必要な人も・・・。
次にお伝えするような人は、実施にあたり特に注意が必要です。
- 妊娠中の人
- 高血圧の人
- 偏頭痛がある人
- 肌に強い炎症がある人
- バランス感覚がない人の注意点
- 体力に自信がある人こそ注意してほしいポイント
- 柔らかすぎる人も危険かも
解説をしていきますね。
妊娠中の人
結論から言うと、妊娠中はホットヨガをすべきではありません。
すべきではない理由は2つです。
- 脱水症になってしまうと赤ちゃんに悪影響を及ぼすから
- ヨガのポーズがお腹を圧迫するから
妊娠がわかったら、すぐにホットヨガを控えましょう。
また、ホットヨガではなくマタニティヨガに変えれば、身体の負担は少なくなります。
ただし、マタニティヨガをするにしても、安定期に入る妊娠16週以降に医師と相談しながら行うようにしてください。
高血圧の人
適度な運動であれば、降圧作用があります。
ですが、ホットヨガは高血圧な人にとって“適度”とは言えない運動量です。
しかも、ホットヨガは大量の汗をかきますので、身体が脱水傾向になります。
脱水傾向になると、血液がドロドロになり、血圧上昇を引き起こす可能性が高いです。
また、ホットヨガのスタジオ内と外との温度差があれば、急な血管収縮が起こり、最悪のケース、脳出血や脳梗塞を引き起こすかもしれません・・・!
高血圧の人も医師と相談の上実施して、実施するにしても脱水には十分な配慮をとってください。
偏頭痛がある人
ホットヨガで偏頭痛が悪化する理由は以下の3つです。
- 脱水症状
- 息を止めてしまう傾向がある
- レッスン前後2時間以内に食事をしてしまう
上に書いた3つはどれも、自律神経が乱れてしまうものです。
偏頭痛は、自律神経が乱れると起こりやすい特徴があります。
ホットヨガ中は、瞑想などに集中しすぎずに水分補給をして、息を止めずに深い呼吸を心掛けるのが大切です。
またホットヨガ前後2時間は食事をとらないようにして、自律神経を整えた環境作りをしてください。
(食事はおすすめできませんが、もちろん水分補給はとるようにしましょう。)
肌に強い炎症がある人
肌に強い炎症がある人は、ホットヨガを控えたほうがいいでしょう。
理由は、以下の2つです。
- 汗に含まれるアンモニアでさらに炎症が強くなってしまう
- 汗と同時に出た皮脂で細菌が増殖して感染症の危険性もある
慢性アレルギー皮膚炎にホットヨガが効果的である側面もありますが、治療中の場合や医師から許可が出ていない場合は控えるようにしてください。
バランス感覚がない人の注意点
ホットヨガはバランス感覚を必要とするポーズが多くあります。
だからホットヨガを行うときは、バランス感覚がとっても大切になってくるのです。
とはいえ、初めからバランスを崩さずに行える人は少ないはず。
そこで、ポイントになるのが上手な目の使い方です。
バランス感覚は、その8割が視覚からの情報で決まると言われています。
なので、レッスン中にどう目を使っていくかがポイントになるのです。
具体的には、教室の中にある“床と平行な線”を見つけて、その1点を見るようにします。
床と平行な線を見ておくと、自分の身体が崩れたときに、線もズレるので、バランスの修正を早くできるのです。
反対に、バランス感覚が悪い人は、目がキョロキョロと動いてしまいがち。
車の運転や自転車を漕ぐときときも、よそ見をするとそっちの方へ寄っていってしまいますよね。
車の運転や自転車と一緒で、目線はバランスの大切な要素なんです。
ホットヨガのレッスン中は、鏡がある教室では鏡の淵(ふち)をみてもいいですし、手すりがあれば、手すりを活用するのもよいでしょう。
とにかく“床と平行な線”を見るだけで、バランス感覚は良くなるはずですよ。
体力に自信がある人こそ注意してほしいポイント
体力に自信のあるひとは、簡単なヨガのポーズやリラックス系ヨガだけでは満足しないでしょう。
ですが、ヨガのポーズはやり方次第で難易度をどこまでも高くできます。
とはいえ、難易度の高いものを追い求めて、「他の人ができないようなポーズをしてみてもらいたい」という点に満足感を感じてしまうと危険です。
最悪の場合、大怪我につながってしまうリスクもあるのです。
元々、ホットヨガをはじめとするヨガは、「自分への気付き」「心の動きを感じる」という点に重きを置かれて誕生しました。
この点は、ヨガ最古の教典であるヨーガスートラにも書かれています。
体力に自信がある人は、「他人の目」という外側の意識よりも「自分の心と身体」という内側の意識をもってやっていただくと、きっといままで感じたことのない素晴らしい自分に出会えるはずですよ。
柔らかすぎる人も危険かも
木下サーカスの人たちって、「本当に同じ人間なの?」と思うほど身体が柔らかくて動きがしなやか!
そんなギャップと演技にみんなが魅了されていますよね。
でも、あなたがホットヨガをするときに身体が柔らかいからと言って、無理をしすぎると危険です。
普段しないようなポーズを「身体が柔らかいから」といって気を抜いていると、脱臼してしまったり、関節唇損傷になってしまったりします。
関節唇とは、カップ状の関節を延長させるかのように付着している組織です。
関節を無理に動かすと、関節唇が関節のカップ部分の中に挟まりこんでしまい、そのまま剥がれてしまう可能性があります。
脱臼や関節唇損傷を防ぐためには、ホットヨガを始める前から筋肉をしっかり働かせられる身体環境にする心がけが必要です。
具体的な対策としては、いくら身体が柔らかいといっても過信せずに、ホットヨガ前には準備運動、ウォーミングアップをしっかり行うようにしましょう。
ホットヨガにはメリットもたくさん!
適切なやり方をすれば、ホットヨガにはたくさんのメリットがあります。
- 自律神経の安定
- ストレスの解消
- 良眠を促す
- 免疫力の向上
- ダイエット効果
- 精神的な安定
- うつや不安の緩和
- 認知症予防
などなど、研究として立証されてる効果がたくさんあるんです。
もちろん、1回やっただけで上に書いた効果が出るわけではありませんが、週に数回通うのを継続していれば、数カ月単位でなにかしらの効果が表れるはずです。
ちなみに、ホットヨガのメリット・効果については過去に書いた以下の記事で詳しく解説しています。
よかったらぜひ参考にしてみてくださいね。
ホットヨガを毎日するのはやりすぎ?!
ホットヨガのメリットとデメリットを知れば、安全に楽しく、そして効果的にできるはずです。
そこで、「毎日ホットヨガをやって健康なからだになりたい!」とやる気の出ている人もいるかもしれませんね。
やり方次第で、ホットヨガは毎日やっても大丈夫です。
とはいえ、以下のような話を耳にした人もいるかもしれませんね。
ホットヨガは経験に問わず1日1レッスンまで
2レッスン以上のホットヨガは逆効果になる
週1ペースがベスト
多くても週3~4回にとどめておくべき
たしかに、計画なしでホットヨガを毎日受けてしまうと逆効果になってしまう可能性もあります。
ですが、正しい受け方さえ知っておけば、ホットヨガを毎日受けてもやりすぎではないんです。
そして、ホットヨガを毎日受けようとしている人に知っておいてほしい正しい受け方は以下の5つです。
- まずはホットヨガに慣れるために週2~3回通う
- 慣れてきたら週に4~5回はリラクセーション系にする
- さらに慣れてきたら週に2~3回は今のレベルに合ったパワー系にする
- 短期間でホットヨガの効果が現れるとは思わない
- ホットヨガを毎日継続できない場合は頻度を落とすという心構えを持っておく
上記の中でも大切なのが、ホットヨガに毎日通ったからと言って、短期間で効果が現れるとは思わないマインドを持っておくこと。
これはいわば、ダイエットで言う燃え尽き症候群と一緒です。
頑張りすぎて長く続かない状態では、本来は楽しみながら行うホットヨガも「つらい」に変わってしまいます。
なにごともやり過ぎには注意が必要。
あなたのペースをみつけながら、ホットヨガライフを楽しんでくださいね。
ちなみに、ホットヨガに毎日30日間連続で通い続けた効果と学びについて以下の過去記事でまとめています。
興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
自宅でヨガレッスンを体感できる「オンラインヨガSOELU」【体験レッスンあり】
ホットヨガのデメリットをしっかり理解していれば、起こりうるリスクも回避できます。
とはいえ、「それでもホットヨガに対して不安に感じる」という人や記事を読んで「私はホットヨガをやめたほうがいいかも」と感じた人もいるはずです。
そんな人には自宅でできるオンラインヨガがオススメ。
オンラインヨガSOELUは、スマートフォンやパソコン、タブレット等があればだれでも自宅でいつでもヨガを楽しめるフィットネスサービスです。
30日間100円トライアルもできるので、ヨガ初心者の人でも無理せず試せます。
「まずはヨガに触れてみたい」という人は手軽にヨガを体感できますよ。
興味のある方はぜひ、過去に書いた以下の記事を参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ホットヨガのやめたほうがいい理由とデメリット・リスクを解説していきました。
ホットヨガの主なデメリットとリスク、そして対策としては以下のようなものを伝えました。
- 熱中症のリスク
→症状に気付いた時点でSOSサインを出す。 - 脱水症状
→0kcal飲料水でこまめな水分補給をする。 - 自律神経の乱れ
→食事のタイミング、室内外の温度差に気を配る。 - 身体を痛める
→難しいヨガのポーズは段階を踏んで。 - 内蔵への負担がかかる
→既往がある場合は医師に必ず確認 - 衛生面などの問題
→管理の行き届いているスタジオを選ぶ
ホットヨガのデメリットとリスクを知れば、対策ができます。
対策をしたうえで安全に行えば、
ホットヨガはココロとカラダの健康をサポートしてくれる最高の相棒に変わるんです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事があなたにとって、少しでも何かの役に立てれば嬉しいです。